今回レビューするのは、SoundPEATSさんのワイヤレスイヤホン『TrueAir』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
特徴
- 1)【TrueAirは日本意匠登録証取得済、登録第1646883号 !】【TrueAirだからの高音質:14.2mm径ダイナミックドライバー搭載+バイオセルロース振動板搭載】TrueAirは高音質の追求から一歩も引かない基準で、コストに拘りません。14.2mm径ダイナミックドライバー1基を搭載し、パワフルな低音域、繊細な中音域、クリアな高音域のすべてを楽しめます。さらに、最尖端に立つ新素材『バイオセルロース』を採用し、人間の発声に近く心を響く自然なサウンドをリプロデュースします。飽きのない音楽体験の世界から抜けられません。 .
- 2)【Airpodsに匹敵する尖端技術:ワンプレスでペアリング+TWS+真の完全ワイヤレス】独自の尖端技術により、Airpodsと同様のワンプレスでペアリングが実現しました。優れた操作性で使用感が抜群なので、終日の賞玩から手放すに忍びないでしょう。最尖端チップセットQCC3020搭載により、Airpodsと同様の左右独立通信のTWS Plus対応真の完全ワイヤレスが実現します。音飛び/音切れ/音漏れ/両耳音ゼレ/片耳無音などの悩みがこの1品で一掃します。 .
- 3)【終日の着用は楽々:半インイヤ式+超大容量バッテリ】人間工学に基づいたデザインで、半インイヤ式となり、しっかりと耳に固定しながら、耳への負担感がゼロに迫ります!時間が忘れるほど終日のご着用いただけます。最尖端技術の省電力設計により、再生時間はAripodsよりも再生長持ちます。イヤホン本体はフル充電で5時間、充電ケース併用で最大30時間の音楽再生・フリハンズ通話のご利用いただけます。 .
- 4)【可愛く頑丈:超小型・超軽量+抜群な触り心地】TrueAirは片耳で僅か約3.77gだけで、超小型・超軽量の設計により耳への負担を最小限し、長時間付けても重さを感じせず、移動中も落とす心配がなく使用可能、快適で安定した装着性を実現します。充電ケースもコンパクトなデザインで非常に軽くて高い携帯性あります。TrueAirのイヤホン本体/充電ケースとも可愛く頑丈な自社独自設計により、Aripodsにも遜色ない抜群な触り心地となります。
長所と短所
- ○完全ワイヤレスなので邪魔なコードがない
- ○耳掛け型で耳に痛みが出づらい
- △耳掛け型なので音漏れがあり遮音性もあまりない
- △装着力は軽いスポーツ程度なら問題なし
- ○ケースが小型軽量で持ち運びしやすい
- ◎ペアリングが物凄く簡単
- ◎イヤホンのボタンはタッチ式で感度が良い
- ◎イヤホンのボタンで曲と音量の変更ができる
- ○音質はapt-x対応だが普通
- ○受信感度、音ズレ問題なし
- △バッテリー持ちは音楽再生で4時間
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
ケース。
USBケーブル。
注意書き、ワランティカード。
説明書。日本語ページあり。
動画
使用した感想
○完全ワイヤレスなので邪魔なコードがない
このイヤホンは左右を繋ぐコードもない完全ワイヤレスです。そのため首の後ろにコードがひっついたり、衣服にこすれてタッチノイズが乗ることがありません。頭をいくら動かしても自由で邪魔する物がありません。また、寝ながら使用しても首と枕の間に邪魔なコードが無いので快適です。
形状はiPhoneのワイヤレスイヤホンのように下に棒が伸びています。また、イヤホンのタイプはイヤーピースを耳の穴に入れるカナル型とは違い、耳の穴に引っ掛ける耳掛け型と言うタイプです。
形は極小で、イヤホンの部分は百円玉より二回りくらい小さいです。これだけ小さく軽いので耳の負担には一切ならず、耳の穴や周囲が痛くなることはありません。重さは計測したところ両方で7.8gでした。片方で3.6g。4gを切る超軽量です。
○耳掛け型で耳に痛みが出づらい
前述したように超小型軽量なので耳の穴に入れても痛みが出ることはありません。装着方法は耳の穴にイヤーピース部分を填めるだけです。このイヤホンに角張った部分は一切なく、丸みを帯びており、イヤーフックなどの余計なパーツもないので、耳の穴は勿論、耳たぶやその周りが痛くなることもなし。
色は少し青みがかった薄い水色をしていますが、層ちゃぅして特に悪目立ちするようなことはありませんでした。自然に装着して街中を歩けます。
△耳掛け型なので音漏れがあり遮音性もあまりない
耳掛け型でイヤーピースは耳の穴に引っ掛けるだけなので、遮音性はまりなく、音漏れも若干感じます。遮音性があまりないのはわるいことばかりではなく、周囲の環境音を聞きながら音楽が聴けるので、ジョギングやサイクリング時に周囲の安全を確保しつつ使えることはメリットです。
音漏れは他のこの形状のイヤホンに比べるとあまりないとは思いますが、カナル型のように完全に近い形で音漏れがないことを想像すると少し違います。普通から少し大きい音量で聴く分には全く問題はなく、満員電車でも密着した隣の人に聞こえないとは思いますが、大音量で聴くようなタイプのイヤホンではありません。
遮音性と音漏れに関してはカナル型と少し違いますがどちらも許容範囲です。ただ、外で使用する方で、音楽に集中して大音量で聞く方には合わないと思います。
△装着力は軽いスポーツ程度なら問題なし
装着力もカナル型にやや劣ります。耳の穴に軽く引っ掛けるだけの装着方法のため、どうしても不安定感が少しあります。かと言って、普通に軽いスポーツをして落ちるようなことはないのですが、耳から浮いているような感覚がして、しっかり耳の穴に入れるカナル型の装着感になれていると不安な感じ。
少し動くと取れそうだなと思ってしまうような装着感なのですが、意外とこれで外れることはありません。頭を上下左右に激しく振っても、ジョギングで使用しても問題ありませんでした。この不安定な間隔はそう感じるだけで、実用上はほぼ問題ないと思います。ただ、前述したようにカナル型になれていると、耳掛け型の装着感は慣れが必要です。
○ケースが小型軽量で持ち運びしやすい
イヤホンと同じくケースも極小です。きついジーンズのポケットにも余裕で出し入れできます。つるっとした形状も出し入れしやすい理由の1つだと思います。ケースはイヤホンをセットした状態で42.0gでした。こちらも同タイプでは最軽量の部類です。
ケースは小さいのですが、意外とバッテリーの容量があるようです。説明書に正確な容量は書いてなかったのですが、このイヤホンを5~6回充電できるとのこと。極小のケースの場合、イヤホンを充電できる回数が3~4階のこともあるので、それよりは使い勝手が良いです。
充電にはUSB Type-Cを使用します。裏表の属性がない今後主流になる便利な物です。USB Type-Cのケーブルは付属していました。
◎ペアリングが物凄く簡単
ペアリングはこれまで使用してきた完全ワイヤレスイヤホンの中でも最も簡単で驚きました。
ケースには前面にペアリングボタンが付いています。しかし、これは基本的に使用することはありません。なにかの不具合で蓋を開け閉めした自動でペアリングや切断がされない場合か、設定をリセットするときに使用するだけです。基本的に使わないのでここは無視して構いません。
ケースを開けるとイヤホンの電源が入り、自動的にペアリング状態になります。この状態でスマホなど接続先の端末でBluetoothを検索すると、あっと言う間にこのイヤホンの名前『SOUNDPEATS TrueAir』が出てくるのでそれを選択これだけで接続は完了で、2回目以降はケースを開けると自動で接続されます。
凄いことはこれだけではなく、片耳イヤホンとしても使用できるのですが、これも初回に蓋を開けてペアリングさせればそれで終了していること。前述の初回ペアリングをすると、片方のイヤホンをケースに残したまま蓋を閉じると、片耳イヤホンとして自動で再接続されます。片耳イヤホンでの仕様については後述します。
◎イヤホンのボタンはタッチ式で感度が良い
ボタンはイヤホンの裏側部分にあり、タッチ式なので指で触れるだけで行えます。棒状にのび太部分はタッチボタンにはなっていないので注意して管差宇。あくまでイヤホンの裏側だけです。
タッチボタンの感度や反応速度は問題ありませんでした、触ればすぐに反応しますし、誤タッチもありません。ただ、前述もしたようにタッチボタンの範囲が明確にわかるような目印がないので、どのあたりまでがタッチボタンなのか、最初は少し手探り状態になると思います。半日も触っていれば、『ここまで下に行くとタッチボタンじゃないんだな』とわかるようになります。
◎イヤホンのボタンで曲と音量の変更ができる
ワイヤレスイヤホンでしかも極小の場合、イヤホンのボタンで音量や曲の変更ができない場合も少なくありません。しかし、このワイヤレスイヤホンはきちんと音量も曲も変更ができました。主な操作方法は下記になります。
- 【電源オン】ケースの蓋を開ける(マルチボタンを1.5秒長押し)
- 【電源オフ】ケースの蓋を閉める(マルチボタンを10秒長押し)
- 【手動でペアリング】ケースにイヤホンがセットされた状態でケースのボタンを3秒長押し
- 【再生/一時停止】マルチボタンを2回タッチ
- 【音量アップ】右のマルチボタンを1回タッチ
- 【音量ダウン】左のマルチボタンを1回タッチ
- 【次の曲】右のマルチボタンを1.5秒長押し
- 【前の曲】左のマルチボタンを1.5秒長押し
- 【リセット】ケースにイヤホンがセットされた状態でケースのボタンを10秒長押し
注意点としては、片耳イヤホンとして使用すると、その片方の操作しかできないこと。例えば右を片耳イヤホンとして使用した場合、音量アップと次の曲の操作はできますが、音量ダウンと前の曲の操作はできません。逆に左を片耳イヤホンとして使用すると、音量ダウンと前の曲の操作しかできません。
両耳と片耳の使用方法は下記にまとめました。難しいことは関係なく、両耳から片耳にする場合には、必要ない上のイヤホンをケースにセット。片耳から両耳にする場合は、ケースにセットしてあったイヤホン取り出す。これだけです。
【最初に片耳イヤホンで使い始めたいとき】
- ケースの蓋を開ける
- 片方だけ取り出してケースの蓋を閉める
- 両耳イヤホンから片耳イヤホンに自動で再接続される
【両耳イヤホンで使用中に片耳イヤホンにしたいとき】
- ケースに必要ない方のイヤホンをセットする
- ケースの蓋を閉める
- 両耳イヤホンから片耳イヤホンに自動で再接続される
【片耳イヤホンで使用中に両耳イヤホンにしたいとき】
- ケースの蓋を開ける
- 片耳イヤホンから両耳イヤホンに自動で再接続される
○音質はapt-x対応だが普通
完全ワイヤレスイヤホンとしては珍しく、apt-xの高音質規格に対応しています。ただ、本来のようなクリアで透き通ったapt-xの音質かと言われると、そこまでは行っていないと思います。apt-xの高音質規格に対応しているのは、誰の損にもならないので良いのですが、apt-xを期待して購入することはしない方が良いかもしれません。
apt-xには届かない音質とは言っても、完全ワイヤレスイヤホンとして他と比較しても問題ありません。悪く受け取っても他の同タイプと比べて同等かそれ以上です。
○受信感度、音ズレ問題なし
受信感度は室内で木製と壁や扉を2枚隔てた状態で、音がブツブツ途切れ途切れになりました。また、その状態で耳を手で覆うと音が完全に切れ、手を離すとまた音が聞こえてくる状態です。8mの距離では同じ距離でも位置によって音が途切れ途切れになったり、途切れずにスムーズに聞こえるなど波があったので、見通しが良い状態だと受信感度が良く、障害物があるに悪くなうのかもしれません。その境界線が8mあたりかなと思います。少し近付いて7mになると音は一切途切れませんでした。
この受信感度はこれまで多くのワイヤレスイヤホンを使用してきましたが、中の下と言った感じ。平均よりも若干悪いです。ただ、このレベルでも部屋でスマホを置き、5,6m先のキッチンで音楽を聞くだとか、ヘルメットをして聞くなど、日常生活での使用に問題はありません。
スマホで寅さんなどいくつかの映画を見ましたが、口の動きと声がズレることはありませんでした。再生する端末の性能や相性もありますが、音ズレはないと言って差し支えありません。動画の視聴にも違和感なく使用できます。
△バッテリー持ちは音楽再生で4時間
音楽の連続再生で5時間持つと仕様上なっていますが、実際にどれくらい持つのか試してみました。その結果、音楽の連続再生で4時間11分バッテリーが持ちました。
また、一般的に片耳だと両耳よりバッテリー持つ傾向があるのでこちらも試してみました。その結果、片耳での音楽再生ではバッテリー持ちは5時間53分でした。
充電では仕様だと1.5時間となっていますが、こちらも実際に試しました。その結果、空から満充電に掛かった時間は1時間41分でした。
総評
ペアリングが物凄く簡単で、両耳と片耳の再接続も完全に自動で行われる使い勝手の良いワイヤレスイヤホンです。特に私の場合、状況によって両耳や片耳を使い分けるので非常に便利です。ペアリングも再ペアリングも動画でもわかるように物凄く早いです。さらにイヤホンのボタンはタッチ式で耳をグイグイ押さなくて済むタイプで、耳掛け型との組み合わせもあり、耳に優しいイヤホンでもあります。
使用中も音量と曲の変更をイヤホンのボタンからできるので日常使いにお勧めです。自転車やバイクだと両耳イヤホンは禁止されているのですが、片耳はOKなので、両耳と片耳の切り替えがスムーズな点で、自転車やバイクにも最適です。フルフェイスのヘルメットで使用しましたが、問題なく装着できて使用もできました。
こんな人にお勧め
- コードが一切ない完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
- 耳が痛くならない耳掛け型の完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
- イヤホンのボタンで音量や曲の変更ができる完全ワイヤレスが欲しい人
- 両耳でも片耳でも使用したい人
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