目次
- 1 みどころ
- 2 放送日
- 3 はじめに
- 4 放送内容
- 4.1 第2チェックポイント「時差ボケ調整 暁の奇襲作戦/グァム」(25人→24人)
- 4.2 罰ゲーム:墓地で闇鍋、ファニヒ(オオコウモリ)の姿煮を食べる
- 4.3 第3チェックポイント「朝めし早食い綱引きクイズ/ハワイ」(24人→12人)
- 4.4 罰ゲーム:冬服を着てコタツに入り鍋焼きうどん・湯豆腐を食べる
- 4.5 第4チェックポイント「双子神経衰弱クイズ/サンフランシスコ」(12人→11人)
- 4.6 罰ゲーム:キャンプ用のゴムボートで太平洋を横断し帰国
- 4.7 第5チェックポイント「機遙かなる山の大声クイズ/リノ」(11人→10人)
- 4.8 罰ゲーム:長時間笑いっぱなし世界チャンピオンと一緒に大笑いしながら空港まで歩く
- 5 総評
- 6 関連リンク
- 7 この記事と関係のある商品
- 8 評価をお願いします
みどころ
- 挑戦者のキャラクターにスポットライトが当たる
- 本格的な罰ゲームが始まる
- 大声クイズ初登場
放送日
- 日本テレビ本放送:1984年10月18日
はじめに
今週は2週目で、前回のグァムでの泥んこクイズの続きとなります。1週目は泥んこクイズまでで、2周目はその続きからとの構成はもはや鉄板です。
1週目は一次予選の○×クイズ、成田空港のジャンケン、そしてグァムの泥んこクイズと、運要素の強いクイズが多く、お祭り感が強かったのですが、2週目からはきちんとクイズ番組の体を成すようになり、一気に緊張感が上がります。
また、人数がだいぶ絞られたことにより、1人人の挑戦者のキャラクターや背景がフィーチャーされ、挑戦者自身のキャラクターも魅力として加わります。そして、それが如実に表れるのが、今回から本格的に始まる罰ゲームです。クイズに勝ち進むより、むしろ罰ゲームを受けた方が、1人の挑戦者がフィーチャーされるんです。
勝ち上がってもそれは、例えば10人中1人のことでしかないのですが、罰ゲームはこの先ほとんどが1人なので、福留さんとゴールデンタイムの高視聴率番組を数分ジャックできるため、分かりやすく表現すると罰ゲームの方が美味しいんです。この辺りの罰ゲームの面白さも今回からとなります。
放送内容
前回の放送は初週なので特別に2時間枠で放送しましたが、今回からは通常の木曜スペシャル枠で1時間30分の番組となります。感覚的には2時間でもあっと言う間だったので、1時間30分なんて一瞬ですね…。
ちなみに、今回はOPのカットはなく、ぶつ切りでスタジオには飛ばずフルで流れていました。先週は提供クレジットがOPで読まれたらしく、そこがカットされてブツッと切れてスタジオに行き、なんともいえない気持ちの悪さがあったのですが、今回はフルで流れてスッキリしました。
前回参加者が1万1千人を超えていたのですが、2週目スタート時には既に25人になっており、前回の最初と今回の最初では人数もさることながら、番組としての雰囲気もガラッと変わっています。
第2チェックポイント「時差ボケ調整 暁の奇襲作戦/グァム」(25人→24人)
このクイズもウルトラクイズでよく出てきます。調べたところ、寝ているときに奇襲を掛けてクイズをするのは第5回から行われていたようです。
- 第05回 第4チェックポイント 眠気ざましの奇襲クイズ(ロサンゼルス・ホノルル空港)
- 第08回 第2チェックポイント 時差ボケ調整 暁の奇襲作戦(グァム)
- 第11回 第1チェックポイント 深夜トレード早押しクイズ(グァム)
夜襲のクイズはもっと多かった気がするのですが、調べてみると3回だけでした。ただ、起こしてすぐにクイズをするスタイルではなく、起こしてビーチに連れ出してクイズをするものや、起こして全員集めて○×などの変化球はありましたけどね。
夜襲クイズは毎回あるような気がしていていたので、皆油断しなきゃ良いのにと思うのですが、いつどの段階で行われるか分かりませんし、純粋な夜襲なだけではなく、前述のように変化球も入れてきていたので、1ヶ月の長旅中、四六時中警戒するのも無理だったんでしょう。まあそれでもほとんどは第2~4チェックポイントで行われていましたけどね。
このクイズは最初は同部屋の2人が1対1でクイズ対決をし、勝った人が部屋に残り、負けた人は次の部屋へ行きます。そして、2部屋目からは負けた1人と、部屋にいる2人の3人でクイズ対決。1ポイント先取勝ち抜けで、最後の1人になったら、またその1人が次の部屋に行き…。これの繰り返しです。クイズの結果により、勝ち抜けた2人が同部屋へとなるので、最初に割り振られた部屋割りとは違ってシャッフルされてしまいます。
このとき女性と男性が一緒の部屋になってしまうことが何度かあったのですが、男性をトイレに寝かせたり、変なことをしないようにスタッフが見張りに付いたり、洒落の聞いたことをしていました。
しかし、朝4時に叩き起こされてクイズ対決をしろなんてそりゃあ厳しいですよね。また、挑戦者ばかりに注目が行くのですが、朝4時に叩き起こしに行ってクイズを出す福留さんらスタッフも凄いです。朝4時にはクイズを準備し、撮影のセッティングをし、リハーサルなど打ち合わせもし終えていたってことですよね。泥んこクイズのあとですから、おそらく一睡もしていなかったんでしょうね。しかも、これだけの労力を掛けて落とす人数はたった1人です。仕事の仕方が本当に凄まじいです…。
ちなみに、部屋に行く順番ですが、最初に福留さんが部屋番号を抽選で引き、その後は負けた挑戦者が次に行く部屋番号を抽選して選んでいきます。負け残りなので、あとになればなるほど不利ですからね。この辺りもできる限り不公平が出ないように配慮されていることが分かります。ただ、最後に訪ねられた部屋では、その3人から必ず敗者が出る仕組みなので、かなり厳しい状況になっていました。この部分は抽選で決まるので挑戦者にはどうしようもなく、これもいわゆる『時の運』です。
ちなみに、ここで出された問題は、寝起きで皆頭がボーッとしているからでしょうが、非常に簡単な問題が多かったです。
罰ゲーム:墓地で闇鍋、ファニヒ(オオコウモリ)の姿煮を食べる
これまではどろんこクイズを行えば自然と罰ゲームとして成立している、『どろんこプールに入る』だったのですが、ここで今大会初めて罰ゲームらしい罰ゲームがありました。
暗闇の中で得体の無い物を調べる敗者の石田誠さん。いわゆる闇鍋です。味は鶏肉のようで美味しいと言っていましたが、実はその肉はコウモリの肉で、グァム名物の『ファニヒ』だそうです。
この罰ゲームのVTRの前に、スタジオで高島忠夫さんと石川牧子さんが暗視カメラの性能がいかに凄いかを見せていました。暗視カメラはこの頃最先端の機材だったみたいです。ただ、それでも33年前の物なので、ろうそくを付けてやっと顔が分かるくらいです。この辺りも当たり前ですが技術が進歩しているみたいですね。
その当時最先端の暗視カメラでコウモリの肉を食べているところを映していましたが、それでもなにががなんだかさっぱりわかりませんでした。
第3チェックポイント「朝めし早食い綱引きクイズ/ハワイ」(24人→12人)
このチェックポイントでは、朝食を食べきった者から綱引きの前のポジションを確保できるとのシステム。綱引きで勝ったチームの先頭に解答権があり、1問正解で抜けるので、この順番は物凄く重要なんです。
ここでよく考えられていて面白いなと思うのは、ただ皆一律規定の量を食べたらOKという、単純な早食い勝負ではないところです。例えばラーメンを食べきったらとかなど、皆一律の量を出された場合、食べるのが早い人、大食いの人が有利になってしまいますし、女性が不利になります。ところが、この早食い勝負は、あくまで自分が注文した物なんです。
当然、自分の食べられる量にあった量を注文しますし、好みの物も注文するでしょう。それぞれに分量もメニューも違うので、逆にそれが公平性を保っています。
大食いの人は多く注文するでしょうし、少食の人は少量の注文でしょう。また、たまたま食欲がなくて量が少ない人、外国なのでテンションが上がっていっぱい注文してしまった人など、自分の責任で注文したので文句は言えませんよね。これもまた時の運です。
ここでは、機内ペーパーテスト1位の道蔦さんがやたらゆっくり食べており…。もともとそのようなスピードなのか、もしくは一杯頼んでしまって諦めムードなのか、はたまたどうせクイズでは俺が1番だからとの過信なのか…。案の定、道蔦さんは最後方となってしまい、回答する機会さえ与えられずここで敗退。機内ペーパーテスト1位なので、順当に行けば優勝候補筆頭だったのですが…。
ただ、道蔦さんは成田空港のジャンケンで負けたので、本来ここにはいないはずでした。これも運命かなと…。成田空港のジャンケン(運)で負け、成田空港送迎デッキの敗者復活戦(ほぼ運)で復活。そして早食い(運)で最後尾となり、解答権得られず(運)に敗退。終始運に振り回されていました。クイズ知識は最強だったんですけどね。
ここはまさに時の運という人が何人かいて、朝早くにあまり食欲がなかったからか、飲み物とフルーツくらいしか注文していない人もおり、その人は当然あっさりと食べ終わり、綱引きの良い位置を確保していました。挑戦者のどの行動がクイズの勝ち負けに繋がるのか予想が難しいので、見ている方としては次は何が起こるのだろうと凄く面白いんです。
この綱引きクイズは面白くて、綱引きに勝った人に解答権があるということは、逆にいえばわからなくても答えなければなりません。そして間違ったら最後尾に並び直しです。なので、答えが分からなければ、わざと負けてしまえば良いんです。そうすれば相手が答え、また次の問題でも自分が先頭のまま解答権がある状態になるのですから。
わざと負けるために、裏切って相手方について綱を引っ張る姿なんかもあり面白かったです。
前回のチェックポイントでは1人だけの脱落だったのですが、ここではなんと一気に半分の12人が脱落。また、12人も一気に脱落したため、罰ゲームも1人1人がフィーチャーされることもなく終わってしまうので、ここで脱落するのが一番美味しくないというか勿体ない気がします。
この綱引きクイズでは、結構簡単な問題があって、自分でも答えられるかもと思ったのですが、よく考えたら、情報の溢れ方が今とは雲泥の差なんですよね。
例えば自分の興味ないことでも、ネットをしていればニュースの一覧などいくらでも見ることができるので、勝手に情報として入ってきます。
また、Twitterや2ちゃんねるなどの掲示板に参加して他人と会話していても、自分の興味のない話題が強制的に目に入り、コアな知識も勝手に入り込んできます。このような意図せずに知らない情報が入ることは昔はほぼありませんでした。自分で調べたり読んだり聞いたりと、自分で行動を起こさなければ情報が入ってこなかったんです。例えそれがニュースだとしても、TVを見なければ、新聞を読まなければ全く入って来ません。昔の問題が簡単に感じるのはこのような社会的状況の変化も大きいのでしょう。当然、自分があの時代に20歳だったとして、出てきた問題には答えられていないと思います。
罰ゲーム:冬服を着てコタツに入り鍋焼きうどん・湯豆腐を食べる
12人という大人数での罰ゲームは、8月のハワイでコタツに入って鍋焼きうどんと湯豆腐を食べるとのもの。
ナレーションで福留さんが言っていましたが、このときは昭和59年なんですね。1984年なので、西暦下二桁から25を引けば昭和になるのでわかってはいたのですが、改めて言われると随分昔だなという感覚と同時に、元号って思い出と直結しているなと感じます。1984年と言われるより、昭和59年と言われた方が、思い出が明確に蘇る来る気がします。
昔はイベントごとはなんでも元号で言われていたからですかね。今はサッカーのW杯や野球のWBCなど、世界的なイベントが注目されることが多く、当然そこでは世界の標準である西暦が使われるので、日本でピックアップされるものでも、そこまで元号が前面に出るイベントは多くないからでしょうか。
昔は今ほどグローバル化されてなかったので、国内のイベントが取り上げられる、盛り上がることが多く、そこでは元号と結びつけられて報道もされるので、昭和といわれた方がわかりやすいです。最近だと前述したように、世界的なイベントが取り上げられることが多く、元号が全面に押し出されることは少ないので、また違う気もしますけどね。
第4チェックポイント「双子神経衰弱クイズ/サンフランシスコ」(12人→11人)
こちらもウルトラクイズ恒例の双子神経衰弱です。ちなみに、三つ子は3つ当てなければ正解扱いにはならないのでハズレ扱いという…。
- 第06回 第8チェックポイント 早押し双子神経衰弱ゲーム(ニューオリンズ)
- 第07回 第6チェックポイント 双子神経衰弱(ロサンゼルス)
- 第08回 第4チェックポイント 双子神経衰弱ゲーム(サンフランシスコ)
- 第09回 第9チェックポイント パルテノン 双子ペアマッチクイズ(ナッシュビル)
- 第10回 第12チェックポイント そっくりファミリー 一家総出の双子神経衰弱クイズ(オーランド)
双子クイズはいつもやっている印象を持っていたのですが、調べてみたら第6回から第10回まで連続でやっていただけで、これ以外はやっていませんでした。最もウルトラクイズが楽しく熱かった頃にやっていたので、私はこの頃の印象が強かったのでしょうね。ただ、この後ににも双子神経衰弱をちょっと変えて、親子神経衰弱なんてのもあったので、それも含めて双子神経衰弱の印象は強かった気がします。
当たり前ですが、33年前なので、10歳子は今43歳。37歳の人は70歳でもうお爺ちゃんといわれる年になっているんですよね。
このチェックポイントでは、今大会初めて勝ち抜けBGMが流れました。これが流れると、本当にウルトラクイズが始まったんだなという感じがします。
この双子クイズは、パネルの裏に写真があるならともかく、パネルの数字を言ったらステージにその人が出てくる仕組みなので、数字と顔の関連づけが難しそうです。トランプの神経衰弱や、パネルの裏に写真が貼ってあれば、マップとして覚えられそうですが、その関連付けがしづらそうです。
このクイズ中、古賀信子さんが『肝っ玉母さん』と言われていましたが、この頃肝っ玉母さんというフレーズは何故か皆よく使っていた印象があります。
罰ゲーム:キャンプ用のゴムボートで太平洋を横断し帰国
今回脱落した挑戦者は最年長だった橋本昇吾さん38歳。やはり昔は老けているのか、大人っぽく見えるのか、今だと50歳くらいに見られる感じです。また、福留さんのナレーションで「老兵は去る」といっていましたが、38歳で老兵扱いなんですよねこの時代。
前にファミ劇で歌のトップテンだかベストテンを見たとき、30過ぎたばかりの渥美清さんが出ていたのですが、『私はもう世間の主役じゃありませんからひっそり生きますよ』的な1歩引いた空気が凄くて驚いたことがあります。言葉で表現しても伝わるのか難しいのですが…。昔は社会的に30過ぎるとこんな感じだった気がします。
橋本昇吾さんの罰ゲームは、ゴムボートで帰国するというもの。当然途中でその罰ゲームは終了してきちんと飛行機で帰るのですが、当時のスタッフのブログを見ると、3~4時間は平気で放置してから回収するので、本当に罰ゲームとしての体もなしていたみたいです。このゴムボートもかなり沖まで行っていたので、数時間は放置していたのかもしれません。
第5チェックポイント「機遙かなる山の大声クイズ/リノ」(11人→10人)
第5チェックポイント前に、前回はやらなかったという2大会ぶりのコンピュータールームが登場。勿論、コンピュータールームでの解説は徳光さんです。一次予選の後楽園で落書きされたジャケットのまま、今後の展望を語っていました。
33年前なので仕方がないのですが、やっていることはこれまでのクイズの正解率を棒グラフに並べて見せているだけで、あとは競艇に模したチープなアニメーションにもなっていないアニメーションを見せるだけです。今だとエクセルを使って10分でできそうなのですが、これが当時頑張った限界なんですよね。
当時はコンピューターと聞くだけで無条件に凄いというイメージがあり、絶大な信頼がありました。皆知らないからこそ抱ける良いイメージが一人歩きした感じでしょうか。実際にコンピューターが普及してみると、一般人は大したことに使わないんですけどね。
そして、これもウルトラクイズ恒例の大声クイズです。大声クイズは今後恒例になるのですが、この第8回が初登場とのこと。そのせいかまだシステムが洗練されておらず、後に必須のアイテムとなる大声バロメーターがありませんでした。なので、視聴者は視覚的に誰が大声を出したのか、誰がもう少しなのか、誰が全然足りてないのかなどさっぱりわかりません。逆に言えば、声の大きさを視覚的にわかりやすくした大声バロメーターの導入は素晴らしかったって事ですね。
そんなことはないと思いますが、うがった見方をすれば、大声バロメーターがないので、誰が回答の権利を得たのか操作できてしまいます。このうがった見方を消す意味でも大声バロメーターは意義がありました。
ここでは、誰がどんな言葉を発して叫ぶか、福留さんやスタッフが、それぞれのキャラに合わせて考えるのですが、高根さんは『根暗』との言葉にさせられていました。傷付きやすい人の場合、これ結構キツイですね…。その人の特徴を見て決めるので、よほどスタッフ間や挑戦者間で根暗と噂されていたのか…。
この番組は比喩ではなく本当に日本中の人が見ていたので、高根恵さんは帰国後に色々な人から根暗と弄られそうです。まあここまで残ったことの方が凄いので、武勇伝の中のちょっと笑える話になってはいると思うんですけどね。
また、大学の話の流れで、米良裕行さんは埼玉の城西大学と紹介されていました。内野渉さんも埼玉出身で思いっきりダサイタマと言われており…。
もう言われ慣れてなんとも思わないよという一面があると同時に、言われすぎていつも同じギャグを目の前でしつこくやられるイラッと感もあり…。本気で怒ることはないですしイライラもしませんが、正直、またか…という気持ちもあります。33年前から福留さんがさらっと言うほどダサイタマが定着していたんですね。
毎回思うのですが、さすがに10人ちょっとまで絞り込まれると、ずぶのクイズ素人は残れないようで、とても自分がこの場に入って参加して正解できるイメージが湧きません。前述もしたように、知識が勝手に入ってくるこの時代でこの感覚ですから、当時からするともうこのステージはかなりハイレベルだと感じていたのでしょうね。
このときに出された問題は旬の問題が多く、アンデルセンやナブラチロワ、この前年にデビューしたチェッカーズの問題などがありました。今見ると懐かしいと思えるのですが、このときはまさに旬で時事ネタだったんですよね。この辺りのギャップも考えながら見るとまた面白いです。
罰ゲーム:長時間笑いっぱなし世界チャンピオンと一緒に大笑いしながら空港まで歩く
クイズ開始前に、世界で一番長く笑い続ける世界チャンピオンなる謎の男女が登場していましたが、罰ゲームはこの世界チャンピオンと一緒に大笑いしながら空港まで行くというもの。勿論、道中には一般人や番組を知らない人が多くいるので、好機の目にさらされながら…です。せめてもの救いは挑戦者1人だけではなく、世界チャンピオンの2人も一緒に行ってくれたことですね。挑戦者1人だけだったらと思うとゾッとします。
最近一部で話題になっていますが、テレビに出ている人が恥を掻く様子を見て、自分も恥ずかしいと思ってしまうことを、『共感性羞恥心』というものがあります。多かれ少なかれ誰でもこれはあると思うので、どれくらい恥ずかしいと感じるかの程度の問題でしょうね。
他人が恥をかく、叱責される、失笑を受ける、非難される・・・・・などの光景を実際に、あるいはドラマ、マンガなどを通じてみたときに、まるで自分がそれらを受けているように動揺、委縮し羞恥心を感じる現象。
総評
今回で早くもベスト10まで挑戦者が絞り込まれました。1週目で1万1千人を超えていた挑戦者が、たった2週、時間にして3時間30分後にはたったの10人ですよ。あっと言う間に人数が絞り込まれました。
1万1千人を2週で10人までに減らしたのに、残りの2週では10人が1人になるペースの変化なので、ここから先は本当に1人1人がフィーチャーされ、ドラマが作られ、この期間中+αとはいえスターができ上がっていきます。
しかし、90分はあっと言う間ですね。先週の120分でも短く感じたので当然と言えば当然ですし、もっと見たい気もするのですが、あっと言う間と感じるくらいがちょうど良いのかもしれません。
ではまた来週。
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