アニメ全話レビュー「めぞん一刻 第03話 「暗闇でドッキドキ響子さんと二人きり」」

あらすじ

1986年04月09日放送。

 

五代君の共通一次試験前日のお話です。

 

一刻館の廊下で賢太郎がスケボーをやって五代君に殴られたり、響子さんが一刻館住人に、五代君が明日受験だから気をつけるように言ったり、一刻館の時計が壊れて夜中中鳴り響いたり、そんなお話でした。

 

共通一次試験前日の一刻館

廊下でスケボーをやって、賢太郎が五代君に叩かれていましたが、そりゃ叩かれるよなと。まあ一刻館が騒がしいのは今に始まったことではないので、今更気にすることかと言う問題はありますが。

 

朱美さんはアニメの完結編でわかったのですが、八神の10歳上です。そして五代君が大学4年の時に教育実習に行ったので、この大学4年五代君が23歳として、この浪人五代君を19歳とすると、大学4年五代君は今の4年後です。4年後の年齢の様子は、五代君23歳、八神17歳、そして朱美さんは八神の10歳上なので27歳となります。当たり前ですがこの4年前が「今」なので、朱美さんは27歳引くことの4年ですから23歳ですね。誕生日の関係で+1歳の可能性もあるのですが、一応計算上こんな感じです。

 

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で、何が言いたいのかというと、19歳の男子に取って、23歳の女性の生乳はたまらんよなと。下手したら人生狂わしかねないわけで…。だからこそ一刻館の環境が悪いとも言えるのです。

 

噛み合わない会話の妙

高橋留美子さん漫画の大きな特徴のひとつとして、噛み合わない会話の滑稽さと言うものがあります。話す方と聞く方が全く違うことを話、聞き、途中までその違いに気付かず会話が進むのですが、途中で話が噛み合っていないことに気付き、「どういうこと?」と言う妙なおかしさと間で笑いを引き出します。めぞん一刻の初期もこの技法がふんだんに生かされているのですが、初めて本格的にこの会話のすれ違いの妙が出てきた回です。

 

響子さんが一刻館住人に、「滑る、落ちる、また浪人する」と言わないようにと説得するのですが、一刻館住人が聞こえないふりをして、響子さんに大声でその言葉を言わせるというシーンがそれに当たります。初期からめぞん一刻の笑いの形はしっかり確立していますね。

 

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また寝込みを襲う五代君

前回も屋根で寝ている響子さんの唇を奪おうとしたり、偶然にかこつけて胸を揉んだりした五代君ですが、今回も屋根裏部屋で気絶した響子さんの唇を奪おうとしていました。結構ゲスいです五代君。

 

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後半にとてつもなく中身が良い男の五代君を見ているので、そのギャップが凄まじいです。

 

またもうる星やつらのポスターとキャラ

今回もうる星やつらのキャラを出すと言う遊びがありました。 しかも今回は例のあたる、しのぶ、メガネの幼稚園児だけではなく、五代君の部屋にうる星やつらのポスターが貼ってありました。この頃のアニメってこういう遊びしたんですよね。

 

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原作漫画では

一部オリジナル

 

起承転結のスムーズさ

会話のすれ違いが本格的に出てきた初めの回でもありましたが、やはり見て思ったのは、起承転結がしっかりしていて、その流れがスムーズだなあと。物凄く話が自然に転がっていき、見ているこちらもその世界に引き込まれてしまいます。

 

日常の話が始まり、面白い事件が発生し、変化し、そしてオチがある。この一連の流れがビックリするくらいスムーズです。

 

前回も書きましたが、この頃の初期の話は、悲しいとか切ないとかとは全く無縁なので、見ていて楽しいと言う感想しか出て来ません。後半のシリアスなラブストーリーとはまるで違い、これはこれで本当に面白いです。

 

八神登場から話一気に動き出すのですが、それまでは話が進展しないからこその面白さがあって良いですね。

 

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