目次
特徴
- マイク内蔵・ハンズフリー通話が可能:マイク内蔵のため、Bluetooth対応のスマートフォンや携帯電話と接続して、どこでも、相手の声が聞き取りやすく、ハンズフリーで長時間の通話することができます。
- クリアな高音質:CVC6.0ノイズキャンセル技術はノイズを抑制して、クリアな通話が実現して、CDのようなステレオサウンドを快適できて、音楽をよりクリアな音質で楽しむことができます。
- 【滑り防止デザイン】耳の上部にひっかける独特のフックがあり、イヤホンを耳にしっかり固定できて、ランニング、ジョギング、トレーニング、スケート、キャンプ、運転などの活動をしても外れにくいです。
- 進化版:弊社のワイヤレスイヤホンは先進のaptXテクノロジー を採用しますから、信号の効果を強化します。最大 約10メート ルの通信距離で高速で安定した通信ができます。また、Bluetooth機能付きスマートフォン・ iPad・パソコンなどに対応してお り、ハンズフリー通話も可能です。
- 長持ちバッテリーと保証:スタンバイ時間は約175時間で、音楽時間は約七時間で、連続通話時間は約七時間です。使用時間の心配がなしに、音楽を楽しみます。また、お買い上日より12ヶ月の保証期間がついております。
長所と短所
- ○高音質規格apt-x対応で保証された高音質
- ○音楽再生でバッテリーが8時間持つ
- ○イヤーフックが柔らかく耳が痛くなりづらい
- ○イヤーピース部分に耳穴に入りすぎないようなストッパーがある
- ○ケーブルがきしめんタイプで絡まりづらく、衣擦れ音が乗りづらい
- ○受信感度が良好
- ○音質が良好
- ○接続がスムーズ
はじめに
今回レビューするのは、Kingstarさんのイヤホンです。
この製品は製品写真を見るとわかるように、イヤーフックの形と長さが少し変わっていています。角張っていて非常に長いことがわかるのですが、果たしてこの付け心地はどうなんでしょう。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。非常にコンパクトです。
同梱品。イヤホン本体、イヤーチップ×3組(うち1つは装着済み)、ケーブルホルダ、USBケーブル、説明書。
イヤホン本体。メーカーロゴが一切無く、全面黒で模様も一切無い珍しいデザインです。
特徴的なイヤーフック。
ボタン類は右側に集中。USB端子カバーは非常に開けやすかったです。
USBケーブル、イヤーピース、ケーブルホルダ。
説明書には日本語ページがあります。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
高音質規格apt-x対応で保証された高音質
このイヤホンは高音質規格のapt-x対応となります。
apt-xに対応していると、統一された基準で定められている規格なので、ある一定以上の高音質が保証されることになります。JIS規格とかの安全基準と同じで、この基準を満たしていれば音質は安心って事です。
聞いたことのないメーカーで不安だと言う場合も、apt-xが搭載されていれば、音質でガッカリと言うことはまず無いと思います。
音楽再生でバッテリーが8時間持つ
以前も書きましたが、個人的にはバッテリー持ちで便利と不便のボーダーラインは5時間だと経験上思っています。6時間を超えれば便利で、7時間を超えれば毎日使用しても充電間隔が長くなるので楽ちん。そして、8時間持てば最高って感じです。
このタイプのイヤホンでは今のところ最長であろう8時間のバッテリー持ちを誇っており、毎日2時間の通勤・通学で使用しても3,4日に1回の充電で済み、1日外に出て買い物や遊んでも持つくらいのロングライフなので便利です。
イヤーフックが柔らかく耳が痛くなりづらい
製品写真でイヤーフックを見たときは、角張っている形をしているため、もしかして耳や肌が痛くなるのでは無いかなと思ったのですが、そんな心配は希有に終わりました。
角張っている部分は耳や肌に当たらない部分で、装着感にはなんの影響もありませんでした。ただ見た目だけの問題です。
面白いと思ったのはイヤーフックの長さで、これは今まで使用してきたイヤホンの中で1番長く、耳の外郭をぐるっと1周する感じになっていました。こだだけ耳の外郭を掴んでいると、さすがに装着力は強く、どんなに動いてもびくともしません。
また、このイヤーフックは完全にゴムでは無い物の、非常に柔らかく、指でグニャグニャ無理無く動くほどの柔らかさで、耳の外郭を刺激して痛くなることはありませんでした。この素材はどう表現して良いのか難しいのですが、表面を触った感じはプラスチックなのですが、ゴムと遜色ないほどグニャグニャ無理なく変形します。
耳に当たる部分は『面』になっており、当たる面積が大きいので、その分装着力や密着感が強く、どんなに激しく動いても取れることはありませんでした。
また、重さを量ったところ17.5gと計量でした。大型の直付けのイヤーフック込みで、なおかつバッテリー持ちが8時間のイヤホンでこの重量は軽いですね。
イヤーピース部分に耳穴に入りすぎないようなストッパーがある
このイヤホンはカナル型と言い、イヤーピースを耳穴に入れるタイプのイヤホンなのですが、これは1つデメリットがあります。それは、耳穴にグイグイ無意識に押し込んでしまい、耳穴が痛くなってしまうことです。ところがこのイヤホンは、イヤーチップの手前に大きな円盤形のストッパーのような物があり、耳穴の奧に無理矢理入れたくても入れられない構造になっていました。耳の痛さなんてどうでも良いから耳穴の奧に入れたいという人には邪魔なパーツでしょうが、ほとんどの人はこのパーツによる耳への負担軽減の恩恵を感じると思います。
個人的にカナル型は遮音性が高く、音漏れもしづらく、没入感が高いので好みなのですが、耳の外郭や耳穴が痛くなる負担の大きい物もあるので、イヤーチップをイヤーフックで押し戻してくれたり、今回のこのイヤホンのように奧に入りすぎない構造になっている事はありがたいです。
自分で耳穴の奧に入れなければ良いだけどと言われそうですが、イヤホンの形と耳の形が悪い方向にマッチしてしまうと、自然と奧くに入りすぎてしまうことがあるんです。また、イヤホンのイヤホンはどの角度で入れるかで装着感も全く変わる場合があるので、そのちょっとした角度で奥に入りすぎることも。そんなわけで、このストッパーがある機構は結構嬉しかったです。ちなみに、大きさは100円玉と比較するとこんな感じ。
ケーブルがきしめんタイプで絡まりづらく、衣擦れ音が乗りづらい
今のイヤホンではもはや標準となっていますが、ケーブルはきしめんタイプの平べったいタイプとなっており、収納時に絡まりづらく、そして使用時には服や肌に当たる面積が小さくなるので、衣擦れ音がズリズリノイズとして乗ることは少なかったです。
受信感度が良好
受信感度をチェックしたところ、8mの距離で木の扉2枚を閉めて全く音が途切れること無くスムーズに聞くことができました。ただ、その状況で両耳を両手で覆うと音が完全に途切れ、離すとまた音楽が流れ始めました。
これまで数多くのイヤホンを使用してきましたが、少し受信感度が悪い場合、この状況で両手を耳で覆わなくてもブツブツ音が途切れるので、これは受信感度良好と言って良い部類かと思います。
音質が良好
音質は前述のapt-x対応とのこともあり実に良好でした。音の広がり感はイヤホン今まで使用したイヤホンの中でもトップレベルだと思います。
また、前述したストッパーの機構で遮音性が高くなっているのか、外の音は小さい音で音楽を聴いていてもかなり遮断され、没入感が非常に高かったです。ただ、これはやジョギング中なんかだと、近付いてくる車やバイクの音が聞こえづらいので、危険な面もあるかも知れません。遮音性が高く、小さな音でも十分音楽を楽しめるので、外でジョギングなどをするときは、音をかなり小さくした方が良いかも知れません。
接続がスムーズ
1つ驚いたのが接続のスムーズさです。これは接続する端末にもよると思うので一概には言えないのですが、イヤホンは概ね接続までに3秒~5秒ほど掛かり、最初はブチブチ音が途切れ、そしてその後安定的に繋がるとの流れなのですが、このイヤホンは接続したら1,2秒で繋がり、ブチブチ音が途切れるような状況が1秒もありませんでした。たまたまだろうと思い何回か試しましたが、全てこのようなスムーズな接続でした。
総評
このようなレビューでは中立性を保つためにも、そして完璧な製品など無いとの観点から、気になるところ(欠点)を1つは記載するようにしているのですが、このイヤホンは欠点らしい欠点は見当たりませんでした。今まで使用した40種類くらいのイヤホンの中でも3本の指に入るかも知れません。3000円ちょっとでこのクオリティを実現しているのは驚きました。
勿論、音質にこだわる人だと、こんな安物ではってことになるのでしょうが、イヤホンは基本的に外で聞く物ですからね。音が割れるとか、シャリシャリと安っぽい音がせず、再生される音楽をフラットにそのまま聞ければ良い私には十分な音質でした。
そして何より、柔らかいイヤーフックとストッパーによる装着感の良さで、気持ちよく音楽を楽しむことができました。
こんな人にお勧め
- 8時間のロングライフバッテリーのイヤホンが欲しい人
- 装着感の良いイヤホンが欲しい人
- 耳への負担がほとんどなく、耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
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