今回レビューするのは、GTRACINGさんのゲーミングチェア『GT002』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【手ざわり良い素材】滑らかな感触で、ツルンとしたPUレザー(合成皮革)を使用し、上質な肌触りと高級感を重視し、きめ細やかなのがPUレザーの特徴で、汚れにくくお手入れは簡単です。
- 【超絶な座り心地】生活しやすさ、働きやすさ、遊びやすさの視点を生かした設計により、3次元フィルムはGARACING伝統。座面とクッションは柔らかいPUレザーの仕様で、長時間の着座に疲れを与えません。
- 【収納式オットマン】必要な時だけ引き出せる収納式オットマン。 背もたれを下げても支える完璧な安定感で、休憩や仮眠にも適しています。
- 【ボディカラー8種類】GTRACING厳選の8色で、蝶をイメージしたデザインです。 豊かなバリエーションで、必ずお客様に似合ったカラーが見つけ出せます。
- 【ひじの安定を守る連動型アームレスト】座った姿勢を整える際、負担をかけない連動型アームレストを設置。複雑な調整が不要で、背もたれの角度によってアームレストが自動的に変わります。
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
海外メーカーの物ですが、図解入りで日本語説明書です。
使用した感想
コスパ最高
ゲーミングチェアは、PCを操作するときだけではなく、イスとして非常に優秀で、気持ち良く座れるので売れていますし、私も愛用しているのですが、知名度のあるメーカーのミドルクラスでも平気で4万円程度します。もう少し良い物をと思うと6万7万当たり前です。イスにここまでは…とか、初めて買うのでそこまでは出せない、取り敢えず使ってみたいという方は躊躇する価格です。
このGTRacingは、AKRacingやDXRacerのゲーミングチェア2台メーカーから格落ちした、薬で言うとジェネリック版のようなメーカーです。この2台メーカーには知名度では敵わないけど、同じような物が安く買えるとの立ち位置なので、コスパ重視の方や、ゲーミングチェアを初めて購入する方には、手軽に帰るのでお勧めです。
AKRacingやDXRacerなら4万円を超えるようなゲーミングチェアが、ほぼ同様の機能で15,000程度で購入できます。
オットマンありとなしが選べる
このGT002は、公式の楽天市場で購入すると、オットマンありとな無が選べます。割引クーポンがあるときと無いときがあるので、一概には言えませんが、オットマンありが19,000円、オットマン無しが15,000円といったところです。
私の場合、既に単独のオットマンとして使用する物が家にあったことと、オットマンに体重を掛けると壊れそうな気がするので、オットマン無しを選択しました。
組み立ては簡単
組み立ては女性一人でもできるくらい簡単です。説明書も完全に日本語となっており、わかりやすい図解入りなので誰でも組み立てることができます。
まずは台座にキャスターを取り付けます。
工具はいらず、力任せにグッと押し込んでおくまで差し込むだけです。
少し力が要るので、女性は大変かも知れません。トンカチかなんかがあれば、上から軽く叩くか、キャスターを下にして台座に体重を掛けると良いでしょう。
台座にキャスターを差し込んだら、キャスターを下にしてガスシリンダーを上から中央の穴に填め込みます。
その後、衣類などが上下するときに巻き込まれないようにとの安全性、見た目。隙間に埃が入って動作不良を越さないように、プラスチックカバーを上から被せます。
次に台座から離れ、座面にひじ置きを取り付けます。
座面に付属のボルトで取り付けます。
ボルトや六角レンチなどの工具はひとまとめになっているので、ここから取り出して使用します。予備のネジも数本あるので、組み立て中に紛失しても安心です。
太さは同じで長さだけ違うボルトなどもあるので、説明書を良く見て、何番ボルトを使用するのか注意してください。
座面に両方ひじ置きを取り付けました。幅の広さはある程度調整出来るので、この時点では少し緩めに取り付けておきます。
正常位置にして、前に組み立てておいた台座と取り付けます。上からスポット穴に入れるだけです。ただ、穴の位置は見辛いので位置合わせが結構面倒でした。
背面を取り付けます。横の鉄板を使用してボルトで留めます。
台座、座面、背面を組み合わせたところ。
ひじ置きにカバーを取り付けます。
腰枕と頭枕を取り付けます。
これで完成です。組み立ては箱を開封してから40分ほどで完成しました。
前に同じようなゲーミングチェアを使用し、組み立ても経験済みだったので早く組み立てられましたが、初めての方でも1時間もあれば組み立てられると思います。力もあまり必要としません。1番力が必要だったのは、座面を持ち上げて、台座の穴に見えないで入れるところです。見えないので手探りでアナが合う位置を探るので、上手く行かないと数分中腰で座面を持ち上げて位置を微調整するので、力仕事で気にすると言ったらここだけですね。
最大165度リクライニングできる
このゲーミングチェアは最大165度リクライニングします。『なんだ180度の真っ平らにならないのか』、『ベッドで横になるようにはできないのか』と思いましたが、実際の使用感としては、ベッドで横になるときと感覚的には全く変わりませんでした。ベッドで横になっている楽さと同じです。
実際、165度のリクライニングで楽に眠ることもできました。また、支える部分が真ん中ではないので、ひっくり返りそうに見えるかもしれませんが、165度リクライニングして、思いっきり後ろに体重を掛けても転倒することもありませんし、脚が浮いて危ない…なんてことも一切ありませんでした。バランス感覚は良く、非常に安定しています。
人工革なので衛生的も夏場は蒸れる可能性がある
表面は人工革です。このようなゲーミングチェアの場合、種類としては、もう1つメッシュタイプもあります。どちらが良いかは一概には言えません。一長一短です。
人工革の場合、メリットとしては丈夫で汚れづらく、汚れても汚れを落としやすいことが挙げられます。デメリットとしては、夏場は肌と密着して空気の逃げ道がないので蒸れやすいことが挙げられます。
逆にメッシュの場合、メリットとしては、肌が密着しても空気の逃げ道があるので蒸れづらい点が挙げられます。デメリットとしては、汚れやすい、汚れても汚れを落としづらいことが挙げられます。ただ、このGT002の場合、メッシュタイプは用意されて折らず、人工革一択です。メッシュタイプが良い方は他の物を選んでください。
座面が平らなので楽にあぐらをかける
座面は真っ平らです。私が以前に使用していたAKRacingの4万円超の物の場合、座面の両端が少し盛り上がっており、お尻をちょうど包むようにしてくれ、フィット感が良かったんです。一方、こちらは真っ平らなので、そのようなお尻のフィット感はありません。しかし、座面が真っ平らなので、床や座布団に座るように、あぐらを掻いたり、片膝立てたり、座り方は自由にできます。
総評
AKRacingの4万円超のゲーミングチェアを使用していて、それが古くなってきたのでこのGT002を購入しましたが、使用感としては以前雄物を変わらず、それどころか、165度のリクライニングがある分、こちらの方が上かも知れません。グレードダウンしたかなと思うのは、先述もしたように、座面が真っ平らで、お尻を包み込むようなフィット感が無いところくらいです。この部分に関しても、逆にあぐらを座面でかきやすくなるなどのメリットもあるので、プラマイゼロですかね。
あとは、AKRacingの4万円超のゲーミングチェアは5年以上持ちましたが、これはどれくらい持つのか…ですね。今のところ1ヶ月使用しましたが、人工革なので汚れは全く付きませんし、付いても雑巾で水拭きすればサッと取れます。気になる点としては、人工革を鋭角な物で引っ掻いて破れさえしなければってとことでしょうか。
こんな人にお勧め
- コスパの良いゲーミングチェアが欲しい人
- 初めてゲーミングチェアを購入したい人
- 最大165度リクライニングするゲーミングチェアが欲しい人
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