今回レビューするのは、Enteenlyさんの空気清浄機『MIRO』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【小さなボディながら、強力なパワー】 大口径ターボファンと独自機構の通風路により、120m³/hの風量に経ち、360°の吸込口が渦巻き状に汚れた空気を吸い込み、真上にきれいな空気を送り出し、快適な空間を創造します。さらに、15畳の床面積に対応、お部屋全体に風の流れが素早く行き渡るスピード循環気流で、お部屋全体の汚れが素早く浄化できる。ホワイトとダークグレーを基調としたシックで清潔感のあるシンプルなデザインで、くつろぎの空間を演出する。縁には直感的にわかりやすい操作パネルを配し、どなたでも簡単にお使いいただけます。コンパクトなので持ち運びもしやすく、ベビー室、玄関や寝室など小空間での使用でも活躍してくれ、ひとり暮らしのお部屋にもぴったり!
- 【圧倒的なHEPAフィルター、しっかりと除菌・集じん・消臭】 Enteenly空気清浄機能では、4段階システム浄化機能のある高性能フィルターを採用、春の花粉対策はもちろん、アレルギー症状・ウイルス対策にも役立ち、あらゆる空気の汚れをしっかり除去して部屋を清潔に保ってくれます。純正のHEPAフィルターを採用、花粉、カビの胞子、ほこり、ペットの鱗屑、微生物、煙など、空中のアレルゲンの99.97%*を捕捉します。高品質な粒状活性炭により、タバコ臭、ペットの臭い、料理の臭い、靴の臭いなど、家庭でよくある臭いをしっかり除去します。除菌フィルターにより有害な細菌・ウイルスを除去し、フィルター上で細菌やウイルスが増殖するのを防ぎます。本製品は加湿機能や紫外線殺菌ランプが付いていない。(加湿機能により異臭が発生したり、カビが生えたりする恐れがあります。紫外線殺菌ランプ皮膚や目の火傷を引き起こす可能性があり、大気汚染の原因である窒素酸化物を同時に生成している場合があります。)
- 【騒音を低減し、優れた静音性】 空気力学技術を応用して、空気が通過する部分を細かく設計して、風がスムーズに通過しながらもノイズを最低限になるように、空気を静かに浄化してお部屋を快適に保ちます。静音モードの運転音は僅か25DBで、読書や勉強、仕事など集中したい空間でも、運転音を気にすることなく空気環境が整えられますので、充分に作業に取り組めます。作動音はほとんど聞こえないほど静かなので、お休みは睡眠を妨げないです。ナイトライト搭載され、キレイな空気や暖かい光(消灯可能)で「心地よい空間」を作り出し、心地よい眠りを誘い出します。
- 【快適なのに経済的】充実した性能性。弱・中・強3段の風量調節、タイマー(2h・4h・8h) 、静音モード、ナイトライトを搭載され、お好みや状況に合わせて自由に設定できます。睡眠モードで運転すれば、消費電力は僅か9W、一時間あたりの電気代0.25円未満 、省エネでとても経済的です。
- 【安心】本製品はPSE認証を取得しており、METI登録も完了し、安全・安心にご利用頂けます。
長所と短所
- △やや大きいので置き場所を撮る
- ○操作が簡単
- ○構造が簡単なのでメンテナンスがしやすい
- ○動作音はLowだと静か
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
空気清浄機。
電源アダプター。
説明書。日本語単独の物です。
動画
スペック
- ■電源:AC 100V50/60Hz
- ■消費電力:弱5W~15W
- ■CADR風量:70CMF 120m³/h
- ■適応面積:14-20㎡(8~12畳)
- ■運転音:25dB~45dB
- ■寸法:38.8(高)×195(直径)cm
- ■重量:約2.4KG
使用した感想
△やや大きいので置き場所を撮る
この空気清浄機はやや大きめです。大きさは高さ約39cm×直径約19cmの円柱状です。また、重さは1906gと2kg近いです。
大きい分パワーもあり、15畳の大きな部屋まで対応しています。つまり、個人の部屋だけではなく、リビングもこれ1台あれば部屋の空気を綺麗にしてくれます。
画像は1.5リットルのペットボトルと並べた画像です。ペットボトルよりだいぶ大きいことが分かります。多少置き場所は撮りますが、これでも6畳の部屋の隅に置いておいて問題はありませんでした。
○操作が簡単
使い方は非常に簡単です。まずは付属の電源アダプターを後ろにある差し込み口に入れて通電。すると、通電を知らせる音が『ピッ』と鳴ります。
電源アダプターを差し込んだら、正面のスイッチを押して操作します。1番上が電源ボタン。その下が風量ボタン。その下が切りタイマーボタン。1番下がライトボタンです。
ボタンは全て物理ボタンで、押すと凹む一般的な物です。押下感は気持ち良く反応も良いです。
電源ボタンを押すと電源が入り、運転が開始してファンが回ります。
電源オンの状態で風量ボタンを押すと、L(低速)、M(中速)、H(高速)と順次切り替わっていきます。また、横のLEDライトもそれに合わせて点灯するのでわかりやすいです。
オフタイマーは2時間、4時間、8時間の3種類となります。こちらもボタンを押す度に順次切り替わります。
1番下のライトボタンは、下にある細長いLEDライトの弱点灯、強点灯、オフを切り替えます。電源を入れると強制的に弱点灯から始まり、オフ、強点灯と切り替わっていきます。写真だと部屋の照明の関係で緑色に見えますが、実際は全て綺麗な水色です。
便利な機能としては、電源をオフにしても前回の風量モードを記憶してくれていることが挙げられます。中速で電源をオフにし、次回また電源をオンにすると、前回の中速から運転は開始されます。ただ、前述のようにLEDライトの状態は記憶してくれません。どの状態で電源を切っても、次回電源を入れると弱点灯から始まります。
LEDライトはボタンでオフにできるので、寝室で使用しても眩しくて睡眠の邪魔になるようなことはありません。
○構造が簡単なのでメンテナンスがしやすい
操作が簡単なだけではなく、構造もシンプルなのでメンテナンスがしやすいです。空気清浄機なので、定期的なメンテナンスはフィルターの掃除や交換となります。
底にツマミがあるので、これを刻印されている指示通り『Open』方向に回すと蓋が外れます。
蓋を外すと中には分厚くて大きいフィルターがあり簡単に取り出すことができます。
紙フィルターは大きくしっかりした物で、ここで埃などを除去してくれます。使用していると埃などで汚れてくるので、定期的に取り出して掃除することをお勧めします。メーカー推奨ではありませんが、しっかりしているので水洗いしても破損したりすることはありません。私は定期的に水洗い、天日干しをしています。
仕組みはシンプルで、下半分ほどにある無数の穴から吸気し、中にある紙フィルターで埃を除去。そして、上から排気するとの仕組みです。中の上部に大型のファンが付いており、これが回転することで吸気と排気を行います。
吸気が左右360度から満遍なく取り入れる形になっているため、空気清浄機をどこに置いても問題なく使用できます。壁にくっつけて置いても問題ないですし、部屋の真ん中に置いても問題なし。どこに置いても同じように吸気と排気をしてくれます。
ファンは画像のように上部から見ることが出来ます。10枚羽根の大型でしっかりしたファンです。
○動作音はLowだと静か
動作音は低速だと静かですが、それ以上だとややうるさく、真横に置いている場合は気になるかもしれません。15畳の広い部屋にも対応できるパワーのある空気清浄機なので仕方がないのですが、すぐ側に置くことはお勧めできません。
動作音を測定したところ、低速45.9db、中速52.6db、高速60.3dbでした。やはり高速にすると60dbを超えるので、お世辞にも静かとは言えません。
動作音の基準は画像のようになります。
基準値を前述の数値に当てはめると以下のようになります。
- 【低速(Low)】45.9db『静かな住宅街・深夜の市内・図書館』
- 【中速(Middle)】52.6db『エアコンの室外機・静かな事務所』
- 【高速(High)】60.3db『普通の会話・チャイム・時速40kmで走る自動車の内部』
低速だとすぐ側でもほとんど気になりませんが、中速以上だとTVを見ているときに音が聞き取りづらくなります。中速以上で運用する場合は2,3メートルは離した方が良いです。
総評
構造も使い方も簡単です。誰でも使えますし、メンテナンスもあっという間にできるシンプルな空気清浄機です。その代わり多機能ではありません。電子レンジで例えると、多機能電子レンジと温めだけできる電子レンジの違いのような感じでしょうか。
単機能空気清浄機なので余計な機能は一切なく、使い方が簡単で安いとうメリットがあります。また、15畳まで使用できるパワーがある空気清浄機なので、リビングや小さな事務所にも向いています。
こんな人にお勧め
- 使い方が簡単な空気清浄機が欲しい人
- 構造が簡単でメンテナンスが楽な空気清浄機が欲しい人
- 15畳まで使用できるハイパワーな空気清浄機が欲しい人
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