目次
特徴
- 【高コスパな Bluetooth イヤホン】迫力の重低音、高音質apt-Xコーデック対応できますので、HDステレオサウンドを楽しめるし、ノイズ低減効果のCVC6.0搭載で、スマホハンズフリー通話にもストレスがほとんどない、声が聞き取りやすいです。
- 【安定&高性能】最先端英CSR8645チップ+Bluetooth V4.1より簡単・高速かつ途切れのないペアリング接続を体験できます。二台同時待受可能、あらかじめペアリングしておけば、仕事用・個人用どちらの着信にもすぐ出られます。
- 【コンパクトのに!驚きな8時間再生】目立たないし、120mAh超長持ちバッテリー容量(同じ価格帯のは80mAh)、1回の充電で最大8時間連続再生可能(音量60%で使用の場合)、通常のスポーツ&通勤&通学はもちろん、外出しても安心して持ち運びできます。
- 【誰でもぴったり & 防水IPX5】人間工学ににより耳に自然な形状で、着心地のいい素材、耳にしっかりフィットして、ランニング、ジョギングなどのスポーツをしても外れにくいです。特にXSイヤーチップも用意して、女性にも安心して使えます♥耐汗性の高い、丈夫、軽量ワイヤレスイヤホンで最高なサウンドを楽しめます。
- 【12ケ月安心サポート】本体、イヤーピース(XS/S/M/L)✿S初期装着済み 、イヤーフック(S/M/L)✿M初期装着済み、収納ケース 、USB充電ケーブル 、結束用バックル 、日本語&英語取扱説明書
長所と短所
- ○apt-xの高音質低遅延
- ○音楽再生でのバッテリー持ちが8時間
- ○マグネットで左右イヤホンが吸着してネックレス状になる
- ○イヤホンが極小で耳が痛くならない
- △耳に棒が刺さっているように見えるかもしれない
はじめに
今回レビューするのは、EnacFireさんの両耳のワイヤレスイヤホン『EnacFire BT-515』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
箱は黒く落ち着いた物です。真四角なのでコンパクト。
パッケージ内容は、イヤホン、USBケーブル、サイズ違いのイヤーチップ×3組、サイズ違いのイヤーフック×2組、収納ケース、説明書。
イヤホンはイヤホンの背中がマグネットになっていてネックレス状になります。
コントロールパネルは一般的な3ボタン式。ボタンが大きく出っ張っているので押しやすいです。また、USBポートカバーは簡単に開閉できました。
イヤホンはやや耳から飛び出る形になっていますが極小の部類に入ります。
重量は14.3gと軽量です。
サイズ違いのイヤーチップ×3組とサイズ違いのイヤーフック2組。
USBケーブル。
収納ケース。
収納ケースには付属品が全て入ります。持ち運びや収納時に便利です。
説明書。
説明書は日本語単独の物でした。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
apt-xの高音質低遅延
最近はapt-xの技術が普及したのか、リーズナブルなイヤホンにも搭載されていることが多くなっている気がします。このイヤホンも3千円程度の物なのですが、a高音質規格のpt-xに対応していました。
apt-xとは簡単に言うと高音質と低遅延のコーデックです。スマホなどからイヤホンに転送するときに、音声を圧縮して転送するのですが、この時の圧縮方式のことです。また、CD音質並と言われるように、背後にチープなシャリシャリ音がしたり、「サーッ」というホワイトノイズがありません。音質に拘りもなく詳しくもない私からすると、まさにCDをコンポの目の前で聞いているような感じがします。
apt-xとは、このように非常にクリアな音で聴くことができるのが特徴です。また、低遅延でもあるので、TVや動画、ゲームをする際にも最適です。
本来、このようなイヤホンは実際に使用して音楽を聞いてみないと、どのような音質かは分からないのですが、このapt-xの規格に対応していると安心です。しっかりと策定された規格なので、apt-xでハズレ音質はまずないと思って間違いありません。
音楽再生でのバッテリー持ちが8時間
音楽再生でバッテリーが8時間持つので、このような両耳イヤホンタイプとしては最長の部類に入ります。9時間持つ物はまず見ません。毎日使用するにしても、1日遊びに出掛けて使用するにしても不足は感じません。
例えば毎日の通勤や通学で片道1時間、往復2時間使用すると仮定します。未使用時にもバッテリーは放電するので、現実的に考えると3日に1度の充電で良いことになります。片道1時間を少し割るような場合だと、4日持ちます。3日に1度の充電だと、土日を考えると週に2度の充電で済むので非常に楽です。
イヤホンは充電の手間が最も面倒なので、この部分が楽になるとダイレクトに使いやすさに影響します。なので、バッテリー持ちは重要なんです。
マグネットで左右イヤホンが吸着してネックレス状になる
最近のイヤホンはイヤホンの背中がマグネットになっている物が多いです。一時的にイヤホンを耳から外したいときにネックレス状になるので、ずり落ちて紛失するなんて事が起こりません。また、仕舞うときにもケーブルがゴチャゴチャせず1本の輪っかになるので、スッキリ収めることができます。この機能は意外と便利です。
イヤホンが極小で耳が痛くならない
イヤホン部分は極小で耳の負担になりませんでした。また、イヤーフックは耳たぶに大きく引っ掛けるタイプではなく、耳の穴の溝に小さく引っ掛けるかぎ爪の物です。このタイプのイヤーフックを使用したことがない方は、こんな小さなイヤーフックで引っ掛かるのか怪しいと思うかも知れません。しかし、これがかなりしっかり耳の穴の溝に引っ掛かるんです。この程度の小さなイヤホンなら問題なく装着でき、頭を振っても走っても一切取れなくなります。
ハウジングが小さく負担が掛からず、耳たぶに大きく引っ掛けるイヤーフックも無いので、耳が痛くなる構造は基本的にありません。耳の穴の奧にイヤーチップを入れるカナル型そのものが苦手な方でなければ、非常に快適に装着できると思います。
音質について
音質についてそれほどこだわる方ではありませんが、さすがにapt-xだけありクリアで高音質です。音質にさほどこだわりのない私でも、apt-xの澄んだ音はすぐにわかります。apt-xは公式で『CD音質並』と書かれていますが、この謳い文句に嘘はありません。
また、apt-xの意外な効果としては、『高音質を求める』との方向ではなく、『音質は悪くない』との方向性があります。apt-xは業界の標準規格として策定されているため、きちんとapt-xの技術や基準を満たさなければ記載することができません。イヤホンの形状や遮音性など、造りの細部による音質の差は出るのですが、apt-xであれば間違いなく一定基準の音質が保証されていると思って間違いありません。
イヤホンやヘッドホンは、実際に使用してみないとどのような温室化分からないので、通販で購入するときは判断が難しいのですが、apt-xであればまず間違いのない音質です。
ちなみに、実験した結果、私の環境では音ズレもありませんでした。
PCでいくつかのTVや動画を再生し、口との動きと声がずれているかのチェックをしましたが、きちんと合致していました。1,2秒程度の音ズレがあっても、音楽再生ではさして気にならないのですが、動画となると話は別です。口の動きと声がずれると、いっこく堂さんの腹話術か昔の衛星生中継かという状態になってしまいます。
環境によっては今回と違う結果になるかもしれないので断言はできませんが、今回の実験では音ズレがなかったので、動画の視聴にも問題ないと思います。
受信感度について
受信感度の実験を屋内でしてみました。
8mの距離で間に木製の扉が2枚あり、その扉を閉め切った状態で音楽を流してみたところ、ブツブツ途切れて音楽が聞こえてきました。そして、その状態で耳を手で覆ってみたところ、完全に音が途切れ、手を離すとまたブツブツ途切れて聞こえるといった感じです。また、バッグにスマホを入れ、フルフェイスのヘルメットを被った状態でも、音は途切れることなく聞くことができました。
数多くイヤホンを使用してきましたが、これは普通か若干弱いといった感じでしょうか。弱いとは言っても、端末と同じ部屋で使用したり、1個部屋を隔てたくらいでは問題になるような受信感度ではありません。ただ、2部屋3部屋跨いだり、障害物が何重にもあるシーンで使用したい場合注意した方が良いかもしれません。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
耳に棒が刺さっているように見えるかもしれない
短所ではないのですが、敢えて気になる点を挙げるとすると、イヤホンにハウジングが少ないとは言っても、耳から少し長くピョンと飛び出る形状になっています。この形状のイヤホンを両耳に装着すると、耳に棒が刺さっているように見えるかも…。まあ、そこまで気にすることはないとは思いますけどね。
総評
3千円程度のリーズナブルなイヤホンですが、apt-x対応、音楽再生で8時間のロングライフバッテリー、小さなイヤホンと、コストパフォーマンスのかなり高いイヤホンだと思います。
apt-xでバッテリーが長く持ってくれた方が良いと思う方にはお勧めできると思います。
こんな人にお勧め
- apt-xの高音質イヤホンが欲しい人
- 音楽再生で8時間持つロングライフバッテリーのイヤホンが欲しい人
- 耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
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