今回レビューするのは、BlitzWolfさんのスタビライザー『BW-BS14』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【安定した調整可能なジンバルスタビライザー】 - その洗練されたデザインのおかげで、BlizWolf BW-BS14ジンバル3軸スタビライザーはスポーツ、ビデオブログ、インタビュー、ドキュメンタリーなどのためのユニークな生産的ツールです。また、AF / Next、HF / Panoramic、LF / Lockモード、三脚アクセサリ用1/4インチユニバーサルネジ穴もサポートしています。
- 【安定した調整可能なジンバルスタビライザー】 - AF /フォローモード、HF /パンフォローモード、LF /ロックモードを使用すると、階段を上ったり下ったり、屋外でサイクリングしたり、険しい地形を移動したりする動きでも、非常に滑らかな写真を撮ることができます。ジンバルスタビライザーは、180/330°広角パノラマ撮影モードをサポートしています。
- 【タイムラプス & 携帯電話を充電する】 - タイムラプス機能を使用して動的な効果を作成し、顔/オブジェクト追跡機能を使用すると、より安定したビデオを撮影できます。 BW-BS14ジンバルスタビライザーの実行時間は最大12時間で、スタビライザーは電話をパワーバンクとして充電することもできます。
- 【ほとんどの6インチ携帯電話に対応】 - BW-BS14ジンバルスタビライザーは幅60-85mmの携帯電話に適合、iphone xs max / xs / xr / x / 8 plus / 8/7 plus / 7、Samsung s10 + / s10 / s9 / s9 + / s8 / s8 + / s7 / note 8、Huawei p30 pro / p30 / p20 pro、 mate 30 / 20など
- 【Gimbal Pro アプリ】- ジンバルスタビライザーをオンにする前に、携帯電話をインストールしてください。携帯電話システムは、Android 5.0以降またはiOS 10.0以降である必要があります。 「Gimbal Pro」アプリでは、スローモーション録画、顔/オブジェクトトラッキング、タイムラプス録画、330°パノラマ、パンモードの変更など、より多くの機能を利用できます。
長所と短所
- ○造りがしっかりしている
- ○スマホを充電出来る
- ○使い方は慣れればれれば簡単
- ◎3つのモードで安定撮影出来る
- ○専用アプリで安定撮影を強化できる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
スタビライザー。
収納ケース。
ミニ三脚。
USBケーブル、ストラップ。
ベルト。
説明書。日本語ページあり。
動画
https://youtu.be/3VRvSwRDk0I
使用した感想
○造りがしっかりしている
造りはガッチリとしてしっかりしています。それでいて片手で持って疲れない程度の重さですし、握りやすいグリップなので扱いやすいです。
スマホホルダーは6インチオーバー程度まで使用可能です。挟む部分は柔らかいゴムで覆われており、スマホを装着しても傷付かないようになっています。
パン、ピッチ/チルトもしっかりしており、手で動かすこともできますが、電源を入れるとオートで追従してくれます。動きもスムーズですし、音もほぼ無音なので、スマホで録画中に邪魔な音が入ることもありません。
充電はMicro B USBケーブルで行います。側面にUSBポートがありますが、剥き出しなので水濡れには注意。
○スマホを充電出来る
このスタビライザーは4000mAhのバッテリーが内蔵されています。基本的にはこのスタビライザーを動かすためのものなのですが、スマホとUSBケーブルで繋げると、スマホを充電することもできます。
容量的にはモバイルバッテリーとしては少ないので、ちょい足し充電程度にしか使用できませんが、それでも万が一のために充電出来るのは便利です。
スタビライザーでこのバッテリーをフルに使用すると、約12時間の稼働が可能なので不足はないと思います。
○使い方は慣れればれれば簡単
スタビライザーを使ったことがない方は、いまいち操作方法が分からないと思うので、詳しくは動画にもアップしましたが、この項目で少し触れておきます。
基本的な流れは以下のようになります。
- スタビライザーにスマホをセットする
- スマホが水平(に近い状態)になるようにバランスを取る
- スタビライザーの電源を入れる
- 追従モードを選択する
- ハンドルで上下左右の位置を合わせて撮影を開始する
これに加え、純正アプリを使用する場合、スマホとのBluetooth接続をする必要がありますが、これはしてもしなくてもどちらでも良いので、本項目ではカットして後述します。好きなカメラアプリを使用したい方も多いでしょうからね。
それでは順を追って説明していきます。
スタビライザーにスマホをセットする
まずは初めにスタイライザーのスマホホルダーにスマホをセット。縦向きでも横向きでも可能です。マウント出来るサイズは6インチオーバーと言ったところ。ここは特殊なことはありません、ただ挟み込むだけです。
スマホが水平(に近い状態)になるようにバランスを取る
スマホを装着すると、おそらくバランスがおかしく、頭を垂れた状態になっていると思います。これを水平になるようにバランスを取る必要があります。机の上に立てると画像のように斜めってしまいます。
ではどうやってバランスを取るかというと、スマホホルダーの後ろにある『バランス調整つまみ』をゆるめ、左右に軸をスライドして行います。実はここが一番面倒です。数ミリ単位でバランスが変わるので細かい調整が必要。
あとから電源を入れて微調整はできるので、慣れれば『このくらいのバランスで良いかな』と、どれくらい適当でも良いのかがわかります。厳密に数ミリ単位で水平にしろというものではありません。このあたりの感覚を掴むには少し慣れが必要です。
目安としては画像くらい水平になっていればOKです。あとから電源を入れたときにハンドルボタンで微調整できます。
スタビライザーの電源を入れる
スマホをおおよそ水平にできたらスタビライザーの電源を入れます。ここは単純な操作で、電源ボタンを長押しします。右のLEDが下から順次点灯するので、それが1番上まで着て点灯したら指を離します。
追従モードを選択する
電源を入れたら、電源ボタン短押しで追従モードを選択します。それぞれのモードの横がLEDで点灯します。どのモードがどのような挙動かは後述します。
ハンドルで上下左右の位置を合わせて撮影を開始する
最後に電源ボタンの上にあるハンドルボタンを上下左右に動かし、スマホの角度を調整して撮影する方向を決めます。そして撮影開始となります。先ほど若干水平にならなかった部分はここで微調整できます。
一番大変なのは、電気的な操作でも設定でもなく、スマホを水平に保つというアナログな部分です。ここのコツさえ掴めれば簡単です。また、1度バランスを調整してしまえば、同じスマホを使用する場合はそこで固定しておけば次からは調整の必要がありません。
複数のスマホをとっかえひっかえ使う場合、毎回このバランス調整を行わなければならないので少し面倒です。
◎3つのモードで安定撮影出来る
このスタビライザーには3つのモードがあります。そのモードとは以下のようになります。
- 【AF(完全追従モード)】縦軸(パン)、横軸(ピッチ/チルト)が動いて自動追従する
- 【HF(半追従モード)】縦軸(パン)が動いて自動追従する
- 【LF(ロックモード)】自動追従しない
スタビライザーを使い慣れていない方、初めての方はよくわかりませんよね。簡単に説明すると、AFは電子的に最初に設定した撮影方向を完全追従。HFはそれを少しゆるくしたもの。LFはさらにそれをゆるくしたものと思ってください。
AFは完全追従というだけあり、可能な限り最初に設定した方向を維持しようとします。しかし、これだと向いた方向から動かなすぎて、ちょっと横を撮りたいとか、違う方向を撮りたいときに頑固すぎることも…。
HFにしておくとこの辺り結構柔軟で、サッと横を向いてもその方向を撮影しつつ、上下左右のブレが抑えられた撮影ができます。
LFは一番追従しないモードなので、電子的な追従はあまりなく、スタビライザー本来のアナログ的な追従に止まります。
○専用アプリで安定撮影を強化できる
専用のカメラアプリがあるので、スマホとBluetoothで接続すると、スタビライザーのボタンから撮影が開始、停止させられます。
Bluetoothでの接続は簡単です。専用アプリを立ち上げると、勝手にこのスタビライザーを検索し、端末を表示してくれます。それをタップして選択すればOKです。
専用のカメラアプリは一般的なカメラアプリとほぼ変わりありません。写真撮影もできますし録画もできます。設定アイコンがあり、1タップで撮影の開始や停止ができます。
HDR、ホワイトバランス、グリッドの表示などもあるので、高機能ではありませんが普通に使用する分には十分です。
スタビライザー専用アプリらしい点としては、撮影モードに『歩く』、『スポーツ』などがあることが挙げられます。歩きながらの撮影に適しているように撮影されるようです。
専用カメラアプリでも問題ないのですが、純正のカメラアプリや、いつも使っているお気に入りのカメラアプリを使用したい方も多いと思います。勿論、他のカメラアプリでも問題なく使用できますし、撮影に支障はありませんでした。
総評
今回、初めてスタビライザーを使用しましたが、驚くほど撮影時のブレがなくなりました。手で持って徒歩で撮影すると、上下左右に細かくブレてしまうのですが、スタビライザーを使用するとこれが全くと言って良いほどなくなり驚きました。詳しくはアップした動画をご覧ください。
スタビライザーを使用したことがない方の場合、最初のバランスの取り方、モードの癖の掴み方など、慣れるべき点はあるのですが、慣れてしまえば簡単に操作出来ると思います。
歩きながら街歩きを撮影したり、歩きながら自撮りをする方は、スタビライザーがあった方が圧倒的に便利になります。
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こんな人にお勧め
- 歩きながら撮影する人
- 歩きながらの撮影で揺れをなくしたい人
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