今回レビューするのは、BEESAさんのイヤホン『BEESA-20180911-BLACK』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
特徴
- ♫【Bluetooth ver 5&高音質&音漏れ防止機能】●Bluetooth 5.0では従来 1Mbps 固定だった LE に 2Mbpsの倍速モードが追加され、メッシュ機能が取り入れられて通信可能距離は従来比約 4 倍となり、またペアリング不要の一方向通信(Connection less broadcast)の容量が従来比約8倍になる。●AAC 、SBC2つの高音質コーデックに対応し、ワイヤレスでも高音質・低遅延を実現します。●デバイスのボリュームを最大にしても音漏れしていない。音量を絞らずに人前でも音楽を楽しむことができます。
- ♫【自動ペアリング&片耳・イヤホン両耳対応】●イヤホンはケースから出すだけで接続準備をしてくれるのでトゥルーワイヤレスにありがちな複雑な操作が不要で、一度接続をすればケースから出せば自動でペアリングもしてくれるので急いでる時でもすぐ音楽を楽しめる。●片耳モードで、ワンペアを2人で使えます。そして、それぞれのイヤホンは、異なる端末で独立してモノラル接続し動作することができます。●両耳モードで、二つのイヤホンは一緒に使えます。最新の両耳通話技術より両イヤホンハンズフリー通話できます。(※左右対称デザインで、左右両耳に通用可能、毎回「L」と「R」を確認する必要がありません。)
- ♫【多機能押し式ボタン&バテッリ残量表示】●タッチボタンの接触感応が敏感すぎるが、本製品の押しボタンは誤操作を起こさない。そして、本製品のワンボタンで多機能操作をすべて実現可能!(※タッチ式ボタン:無意識に触っただけで停止になる。例えば電車でつり革を捕まっていて、ふぅ〜っと腕に頭をもたれかけて、腕と耳が少しくっついただけで止まる。面倒でイライラする。)●イヤホンを1回の充電で2-3h音楽を楽しめる、500mAh充電ケースでイヤホンを0%から100%まで3-4回フル充電できます。●スマホでイヤホンのバテッリ残量を確認できるだけでなく、充電ケースのLEDランプの点滅回数によって、充電ケースのバテッリ残量がわかる。
- ♫【快適な装着感&IPX7防水&持ち運び簡単】片耳重量はわずか5gの軽いボディで、長時間の装着でも高い快適性です。人間工学に基いたデザインによって、ランニングなどの激しい動きのある場合でも外れにくい安定した快適な装着性を実現しています。●アウトドアやスポーツ、野外での作業などの際に、汗や急な雨を気にせず使うことができる。●充電ケースは約40gの超軽量&胸ポケットにもすっぽり収まるコンパクト設計をするため、持ち運びに超便利!
- ♫【パッケージ内容・安心な12ヶ月保証サポート・技適認証済】【パッケージ内容】D08 Bluetoothイヤホン本体●500mAh充電ケース●イヤーピース3サイズ(※M初期装着)●皮革製収納バック●USB-MicroUSB充電ケーブル●一番詳しい日本語取扱説明書(電子版説明書も用意しておりますので、必要な場合はご注文番号を記入の上、弊社までご連絡ください。)●紙版保証書
長所と短所
- ○コードがないので装着感が良い
- ○軽くて流線型のデザインなので耳が痛くならない
- ◎ペアリングが簡単
- ◎曲送りができる
- ◎左右両方とも単独の片耳イヤホンとして使用できる
- △バッテリー持ちは3時間程度
- ○ケースが細長いのでパンツのポケットに入れやすい
- ○説明書が詳しく全て日本語でしっかりしている
- △音質はやや籠もっている
- △音量の変更はイヤホンからできない
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
パッケージ内容はこの写真の物で全てになります。
セパレートタイプのイヤホン。
500mAhのバッテリーを内蔵したケース。
Micro BのUSBケーブル。
サイズ、素材違いのイヤーチップ×3組。もう1組はイヤホンに装着済みです。
ケースとイヤホンを入れる革袋。
保証書。
完璧に日本語化された説明書。
動画
スペック
Bluetoothバージョン | 5.0 |
対応Bluetoothプロファイル | A2SP/HFP/HSP/AVR/XP/SPP |
対応コーデック | SBC/ACC |
通信可能範囲 | 10m/33f(障害物無し) |
イヤホンバッテリー容量 | 100mAh(50mAh×2) |
ケース内蔵バッテリー容量 | 500mAh |
イヤホン充電時間 | 1時間10分(満充電) |
ケース出力電圧 | 5V |
使用周波数帯域 | 2.4GHz帯 |
イヤホン重量 | 10g(片方5g) |
ケース重量 | 31g |
パッケージ内容 | イヤホン、イヤーチップ×4、USBケーブル、バッテリー内蔵ケース、革製収納バッグ、保証書、説明書 |
使用した感想
○コードがないので装着感が良い
このイヤホンはコードが一切無いコードレス仕様です。セパレートタイプとも呼ばれるタイプで、左右を繋ぐコードがありません。首や衣服に擦れたり引っ掛かることがないので装着感は快適です。いくら動いても頭を振っても、体に当たる物がありません。なので、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの動きが激しいスポーツ時にも最適です。
首や体にコードが擦れると、そこからタッチノイズと呼ばれる『ジョリジョリ』としたノイズが耳に入って来ます。このタッチのイズが一切発生しないので、音楽を集中して聴く用途にも、このようなセパレートタイプのイヤホンは向いています。
○軽くて流線型のデザインなので耳が痛くならない
イヤホン自体に形状は極小タイプで耳の穴に収めるだけですが、若干大きめで少し耳からはみ出ます。ただ、それでもこの状態でヘルメットをしても一切引っ掛からない程度の出っ張りなので、そこまで気にする必要はないと思います。
イヤホン自体の大きさは100円玉と比較してもいかに小さいかよく分かると思います。耳の穴に軽く填めるだけで、いくら頭を振っても取れないくらいきちんと装着されます。
また、重量は両方で9.6gでした。片方で4.3gなので、こちらも重さが耳の負担になることはありません。
イヤホンの形状は流線型で角張ったところが全くないので、長時間装着しても耳が痛くなりませんでした。極小タイプのイヤホンはこの耳の痛くなづらさも特徴です。
◎ペアリングが簡単
このようなイヤホンはペアリング操作が複雑な物もあるのですが、最近のセパレートタイプは簡単で助かります。このイヤホンも非常に簡単で、機械に疎い方でも問題なく使用できます。
ペアリング方法か下記の通りになります。
【両耳イヤホン、左耳イヤホンとして初回ペアリングする場合】
- ケースから左右両方のイヤホンを取り出すと電源が入り、8秒ほどでペアリング状態になる
- スマホやPCののBluetooth機能をオンにし、Bluetooth端末を検索する
- スマホやPCで出てきた『BEESA-D08-L』を選択してペアリング完了(この時点で両耳と左耳のイヤホンとしてペアリング完了)
【右耳の片耳イヤホンとして初回ペアリングする場合】
- ケースから右耳のイヤホンを取り出すと電源が入り、8秒ほどでペアリング状態になる
- スマホやPCののBluetooth機能をオンにし、Bluetooth端末を検索する
- スマホやPCで出てきた『BEESA-D08-R』を選択してペアリング完了
【2回目以降のペアリング方法】
- ケースからイヤホンを取り出すと電源が入り、数秒で自動的に接続される(両方取り出せば両耳イヤホンとして、左を取り出せば左の片耳イヤホンとして、右を取り出せば右の片耳イヤホンとして)
電源を切る操作は特に必要はなく、ケースにイヤホンをセットすると、自動的に電源がオフになり、充電が開始されます。充電中はイヤホンのLEDが点灯しているのですが、満充電になるとLEDが消灯します。
この画像のように、左と右で別々に識別されて登録されるのでわかりやすいです。Lは両耳と左耳、Rは右耳としてペアリングされています。
◎曲送りができる
セパレートタイプのイヤホンは、ボタンが1つしか無い場合が多く、曲や音量の変更ができない場合が多いです。しかし、このイヤホンは曲送りができます。
イヤホンにはマルチファンクションボタン1つしか無いのですが、ここをダブルクリックすると曲が次の曲へ移動します。数多くの曲を再生している方や、ランダム再生している方は、気分ではない曲を飛ばすことも多いと思いますが、このような時に曲送りは非常に役に立ちます。ちなみに、ボタンはクリック感、押下感のあるハードボタンです。
◎左右両方とも単独の片耳イヤホンとして使用できる
前述していますが、このイヤホンは左右どちらも片耳イヤホンとして使用できます。ループ使用の便利さも、それによるバッテリー持ちも前述しました。これができるとイヤホンの活用シーンがグッと広がるんです。
また、片耳イヤホンは周囲の音を聞けることもメリットです。ジョギングやサイクリング時、周囲の音が聞こえないと危険ですが、片耳として使用すると、後ろから車が近付いてくる音や、曲がり角の先で遊んでいる子供の声などもばっちり聞こえます。また、電車に乗っているときの車内アナウンス、次の停車駅なんかも聞き逃すことはありません。スーパーのレジを通るときも、いちいちイヤホンを外さなくても良いですし、音楽を止めなくてもスムーズにやりとりできます。
ステレオをで聞けて周囲の雑音をカットし、没入感が高いので両耳イヤホンが至高かと言えばそんなことはなく、シーンによって使い分けると凄く便利なんです。そして、このセパレートタイプのイヤホンのように、1つのイヤホンで両耳としても片耳としても使用できるイヤホンは物凄く便利です。
△バッテリー持ちは3時間程度
バッテリー持ちは3時間を超えると言ったところでした。コードのある両耳イヤホンを使用している方は、8時間前後の物が多いので、これは短いと感じると思いますが、セパレートタイプとしては実に標準的なバッテリー持ちです。
ケースにセットすると、充電を意識することなく毎回自動で充電されるので、1度に3時間以上使わないのであれば、この短いバッテリー持ちはそれほど気にならないと思います。逆に、通勤や通学の移動時間で3時間以上連続して使う方の場合、もっとバッテリー持ちの良いイヤホンを探した方が良いかもしれません。
ただ、前述もしましたが、左右両方とも片耳イヤホンとして使用できるので、最初は左を使用し、バッテリーが切れたらその左をケースにセット(充電)、そして右を…。そしてまた右が切れたら左を…とループして使うことが可能なので、片耳として使用するなら、入れ替えの際に一旦音楽が止まるのと、ちょっとした手間が必要ですが、擬似的に30時間程度持つ片耳イヤホンになります。
セパレートタイプのイヤホンの場合、何故両方とも片耳イヤホンとして使用できるかを私が重視するのかと言うと、このループ使用ができるからなんです。
○ケースが細長いのでパンツのポケットに入れやすい
イヤホンをセットして充電する、持ち運ぶケースですが、太いマジックのような大きさと太さの物です。その両端にイヤホンをセットします。このケースは細長くて軽いので、男性のパンツのポケットに入れるのにピッタリです。
イヤホンをセットした状態でのケースの重量は41.7gと軽量なので、ワイシャツの胸ポケットに入れても垂れ下がって不格好になることはありません。
ケース側面にはUSB充電ポートと、バッテリー残量を表示するLEDライトがあります。このLEDライトは『点滅の回数』によってバッテリー残量が分かる仕組みになっています。ただ、これは何秒かLEDライトを凝視し、点滅回数を数えないとバッテリー残量が分からないのでちょっと面倒です。素直に4つの窓のあるLEDライトの方が良かったです。
ケースの両端にイヤホンをセットするのですが、ここは強力なマグネットになっており、振り回しても鞄の中に無造作に入れても、イヤホンが落ちることはありませんでした。
○説明書が詳しく全て日本語でしっかりしている
地味ですが説明書がしっかりしていました。全て日本語表示の日本語説明書で、図解や写真入りで非常に分かりやすかったです。海外製によくある変な言い回しの日本語もなく、初心者や機械に疎い方でも簡単に使いこなせると思います。
△音質はやや籠もっている
音質はやや籠もっている感じがしました。これを奥行きがあると感じるか、籠もっていると感じるかは人によるとは思うのですが…。高音がピュアでクリアに聞こえるようなイヤホンではないかなと思います。勿論、音質が悪いわけでもないんですけどね。この辺り音質は好みの問題になるので表現が難しいです。スマホと接続して外で音楽を聞く分には不満はありません。
△音量の変更はイヤホンからできない
イヤホン本体にはマルチファンクションボタン1つしか無いため、曲送りはダブルクリックでできるのですが、音量の変更はできません。音量の変更をしたい場合、音楽を再生させているスマホやPCを直接操作するしかありません。
総評
ペアリングが非常に簡単で、左右どちらも単独で片耳イヤホンで使えるのが便利なイヤホンです。また、スマホやPCへのBluetooth機器登録も、LとRで左右がきちんと分かれて登録されるのでわかりやすいです。
ケースはパンツのポケットに入れて持ち運ぶのに最適な形状をしているので、どちらかと言えば男性向けです。イヤホンもケースも非常に使いやすいイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- コードレスの両耳イヤホンが欲しい人
- 左右どちらもも片耳イヤホンとして使用できるイヤホンが欲しい人
- 細長いケースでパンツのポケットに出し入れしやすいイヤホンが欲しい人
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