今回レビューするのは、MpowさんのBluetoothヘッドホン『H6』です。
イヤーカップが大きく、ゆったりとした装着感が期待できそうですが、果たしてどうなのでしょう。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【ノイズキャンセリング】旅行や飛行機の中での使用に最適で、航空機のキャビンノイズ、都市交通、オフィスの空調などの外部低周波ノイズから隔離できます。ノイズキャンセル技術を採用し、忙しいざわめいた環境の中でも、カーの騒音やエアコンのノイズなどの雑音をフィルタし、クリアなサウンドを確保します。出張、旅行の時、音楽や映画を集中して鑑賞できて、ライフワークをサポートします。
- 【包み込む装着感】低反撥ウレタンフォームを立体的に縫製したイヤーパッドと、イヤーパッドが内側に倒れ込む構造を採用し、耳を包みこむような快適な装着性と高い気密性を実現します。耳の上部に引っ掛け独特のフックがあって、イヤホンを耳にしっかりと固定できて、超軽量で着け心地もよくて、長時間使用しても耳に負担が少ないです。表面には伸びのよい合成皮革を、内部の素材には低反発のウレタンフォームを採用しています。縫い目が頭に触れない構造をとることで、柔らかく頭の形に追従しやすくなって、遮音にも寄与しています。
- 【リアルで迫力ある音響】パワフルなステレオサラウンドサウンド、ずっしりした低音のみならず、細やかな音の細部まで再生できます。また低音域が非常に良く響くので、EDMやハードロックには打って付けです。高音域はキンキンせずにストレスの無い聴き心地で、中音域に関してもバランスが丁度よいです。
- 【操作かんたん&持ち運び便利】ハウジング部のタッチセンサーコントロールパネルを使ってスマートフォンなどの音楽再生機の曲送り/戻し、再生/一時停止、音量調節、さらには電話の着信を受けたり終話させたりなどの操作も可能です。オフィス・自宅・電車など様々なシーンで使用できます。付属のケースにコンパクトに収納できるため、スペースを取らずに持ち運ぶことが可能です。折りたたみ式のデザインでは、ヘッドフォンをコンパクトなキャリングケースに簡単に取り付けることができて、旅行中にヘッドフォンを十分に保護します。毎日の使用にもヘッドホンが十分に耐えられるように設計されています。
長所と短所
- ◎音楽再生で25時間のバッテリー持ち
- ○アクティブのイズキャンセリング機能で雑音を打ち消す
- ○遮音性が高い
- ○イヤーカップを回転させて平らにできる
- ○大きめのオンイヤータイプで耳へのストレスが少ない
- ○電源いらずの有線接続での使用ができる
- ○手触りが良く高級感がある
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- ヘッドホン
- 収納ケース
- USBケーブル
- AUXケーブル
- リマインダーカード
- 説明書
写真と動画
外観
ヘッドホンはイヤーカップを回転させて平らにすることができます。仕舞うときに便利です。
通常使う状態にしたヘッドホン。イヤーカップは大きめです。
左右を示すLRの文字がイヤーカップ内にありわかりやすいです。
重さは252.8g。装着しても特に重さは感じませんでした。
ケーブル類。
説明書類。
動画
使用した感想
◎音楽再生で25時間のバッテリー持ち
このヘッドホン は音楽再生で25時間バッテリーが持ちます。これは本当に便利…と言うか楽ちんです。無線機器は充電の手間が最も面倒なことなのですが、この手間が極端に減ります。1日2時間の使用の場合、12日に1回充電すれば良いだけですし、3時間使用しても7日以上充電いらずです。通勤や通学で毎日使用するような方に最適だと思います。
○アクティブのイズキャンセリング機能で雑音を打ち消す
少し値が張るヘッドホンだとアクティブのイズキャンセリング(ANC)機能が付いています。このヘッドホンにもありました。スイッチをオンにするだけなので、何も難しいことはなく使うことができます。
仕組みとしては、周囲の雑音と相対する人間には聞こえない周波数の音を出し打ち消すというもの。こう文字にすると怪しく受け取られるかもしれませんが、間違いなく効果はあります。ただ、打ち消すと表現すると、完全に音を消してくれると誤解されそうですが、そうではなくかなり低減してくれると捉えてください。1m先の車の音が、10m先になったように聞こえる…と書いたらわかりやすいでしょうか。
ただ、人間には聞こえない周波数の音を出すとは言っても、完璧に聞こえないわけではないので、若干『サーッ』というホワイトノイズが出ます。これを許容できるかどうかは人によりますが、ANCをオンにしなくても十分遮音性が高いので、好みや状況で使い分ければ良いと思います。例えば家ではオフに、電車に乗るときだけオンに…などのようにです。
○遮音性が高い
前述もしましたが、このヘッドホンは遮音性が高かったです。バンドの締め付けは強い方だと思います。なので、締め付けの強いヘッドホンが苦手な方には向かないかもしれませんが、イヤーパッドは柔らかく、オンイヤーながら大きめのイヤーカップなので、耳が圧迫される感じは少なく、私はそれほど気になりませんでした。
締め付けが強く、イヤーパッドが柔らかいので、頭とヘッドホンに隙間ができない構造になっています。なので、自分が聞いている音は外に音漏れしづらいですし、周囲の雑音も耳にあまり入ってきません。結果として、ANCをオンにしなくても、十分音楽を没入感高く聞くことができます。
○イヤーカップを回転させて平らにできる
このようなヘッドホンは外に持ち運ぶことを想定し、折り畳めることが多いのですが、こちらはイヤーカップをくるっと回転させて厚みがなくなるように折り畳めるタイプです。このタイプは家で仕舞う場合、高さがない引き出しに収まるので便利です。この辺りの稼働は軽さがなくチープな感じもなかったので、しっかりした作りになっていると思います。
○大きめのオンイヤータイプで耳へのストレスが少ない
一応、イヤーカップのタイプとしてはオンイヤーだと思います。思うと書いたのは微妙だからなんです。オンイヤーにしてはかなりイヤーカップが大きく、頭も耳も大きい私の耳がほとんど入ってしまいます。かと言って、耳全体がイヤーカップに入るオーバーイヤーかと言えば、耳たぶが少しだけイヤーパッドに被るのでそうとは言えず…。これは決して悪いことではありません。私はどちらかと言えば、耳たぶを一切圧迫しないオーバーイヤーが好きなのでありがたいのですが、どちらと表現して良いのかわからない…と言う話です。
耳が小さい方の場合、イヤーカップに耳たぶ含めて全部入ってしまうと思います。私のように入らないにしても、耳たぶを圧迫する部分は少ないので、耳が痛くなりづらいヘッドホンだと思います。
○電源いらずの有線接続での使用ができる
Bluetooth接続が基本のヘッドホンですが、付属にAUXケーブルがあり、それを繋げると有線ヘッドホンとして完全に機能します。完全に…と言うのは、電源を入れなくても使用できるからです。バッテリーが切れた状態でも使用できますし、極端な話、Bluetooth機能が壊れたとしても有線ヘッドホンとして使い続けられます。
Bluetoothは便利なのですが、全ての機器に対応しているわけではありません。TVは基本的にありませんし、コンポも無いことが多いです。このようなBluetooth未対応機器にも有線で接続すると、このヘッドホンが使えます。このヘッドホンを購入すると、Bluetoothでも有線でもどちらでも使えます。
○手触りが良く高級感がある
表面はサラサラとしたマット加工がされており、指紋や皮脂が全く付きません。また、前述もしたように駆動部分もきちんとしておりチープさは感じませんでした。
総評
見た目や手触りは価格以上の高級感があります。チープな感じがするヘッドホンが嫌な人には良いんじゃないでしょうか。
なんと言ってもバッテリーが音楽再生時25時間持つのはありがたいです。バッテリー残量を心配せずに1週間程度軽く使えてしまいます。家で使用するにしても、毎日の通勤や通学で使用するにしても、バッテリーが持って困ることはありませんからね。
また、通勤や通学で使用することで言えば、遮音性が高く、ANCがあることもポイントが高いです。ただでさえ遮音性が高いのに加え、ANCがあるので、電車通勤などではかなり役に立ちます。
こんな人にお勧め
- 遮音性の高いヘッドホンが欲しい人
- 電源がなくても有線接続で使用できるヘッドホンが欲しい人
- イヤーカップを回転して厚みを無くし収納に便利なヘッドホンが欲しい人
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