目次
特徴
- ★超汎用性:ほとんどの4-6.3インチのスマホに対応。iPhoneX/8/7/7plus/ Se/ 6s/ 6P/5S,SamsungNote8, Huawei mate9.Google。対応スマホサイズ:最大171×85mm。サイズの異なるスマホでもカンタンに調整できます。
- ★Bluetoothリモコンをプレゼント:今ならプレゼントとしてBluetoothリモコンも付いてくる!リモコンをスマートフォンと接続し音量調整、一時停止、再生など簡単に操作ができます。3Dゲームを遊ぶ場合はゲーム専用のリモコンを購入することをお勧めします。まだ迷っていますか?Canbor VRゴーグルで新世代3Dの旅を始めませんか?
- ★目にやさしいレンズ&FOV120°:HDアンチブルーレイレンズは、クリアな映像を余すところなく映し出しつつも目をしっかりと保護します。焦点距離と瞳孔間距離はダイヤルで自由に調整可能、ほとんどの方にフィットします。裸眼視力8D(0.03)まで対応。120°の広い視野角は、まるで映画館の巨大スクリーンで見るかのような大迫力!
- ★洗練されたデザイン+優れた通気性:クールでシンプルなデザインは幅広い年代の方に好評です。半密閉フロントカバーで効率よく排熱、肌と接する部分には通気性のよい素材を採用し、快適な使用感を思う存分体験できます。
- ★軽量でしっかりとした装着感:VRゴーグルの重さはわずか280g、長編3D映画でも頭部への負担なし!T型ヘッドバンドは調整可能で頭部にぴったりフィットします。顔や頭と接する部分には柔らかめのクッションを採用し、装着感もアップしました!
長所と短所
- ○リモコン付き
- ○標準的な操作感で簡単
- ○小型のスマホから大型のスマホまで使用可能
- ○VR映像以外でも迫力あるシアターとして使用できる
- ○価格が安い
- △やはり長時間装用では疲れる
はじめに
今回レビューするのは、CanborさんのVRゴーグル『VR1006』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
わかりやすいVRゴーグルのパッケージデザインです。本体が軽量なので、箱自体も軽量でした。
パッケージ内容は、VRゴーグル、リモコン、レンズクリーナー、小型スマートフォン用遮光板、リモコン説明書、VRゴーグル説明書。
正面から見るとサングラスのようなデザインが施してあります。旧機種では何も無かったのですが、見た目が格好良くなっています。
スマホはVRゴーグルの正面をパカッと開き、そこに設置するだけです。接続するコードも何も無いので簡単です。と言うか置くだけですね。
L字型のスマホホルダーは左右にスライドするので、スマホをきちんと挟むように手動で調整します。
3D映像を見るときと同じく、左右の視差により立体的に見えるようになります。
顔に当たる部分には分厚いクッションがあるので痛くはなりません。
横と縦に伸縮するゴムベルトがあるのですが、更にマジックテープで長さ調節が可能です。どんな大きさの顔にも合うと思います。
リモコンは片手でちょうど握れるような大きさと形になっています。
動力は単三電池2本です。付属していないので別途用意する必要があります。
小さすぎるスマホだと、隙間ができて光が入ってしまうようです。その場合、VRゴーグルに付属の遮光シートを貼り付けるとのこと。
レンズクリーナー。
リモコンの説明書。リモコンとVRゴーグルの説明書は別々になっていました。
日本語と英語の併記版でした。しっかありと日本語の説明があります。
そしてこちらがVRゴーグルの説明書。
こちらも日本語と英語の併記版で、日本語のページがしっかりとあります。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
リモコン付き
以前も同メーカー同シリーズの旧機種を使用していたのですが、今回はそれが新しくなったようです。そして、最も変わったのはパッケージ内容を見てもわかるように、リモコンが付いたことです。しかも、リモコンが新たに付属したにも関わらず、お値段は寧ろ以前より下がっています。VRゴーグルは今各社から色々出ているので競争のたまものなのでしょう。
旧機種を使用したときの記事に、「リモコンがあればさらに便利だろうな」と書いていますが、それが現実になった形です。安いVRゴーグルだとリモコンがないから不安、不便と言う方は、3千円ちょっとでリモコン付きのVRゴーグルが購入できるのでお得です。
このリモコンですが、Bluetoothでの接続となります。今の…と言うかスマホにはほぼ全てと言って良いと思いますが、Bluetooth機能があるので、問題なく接続できると思います。ただ、単三電池は付属していなかったので、別途用意する必要があります。
VRゴーグルのリモコンは常に使う物なので、使い捨ての電池よりも充電池の方がお勧めです。
標準的な操作感で簡単
VRゴーグルで使用するソフトは今回もいくつか試しましたが、やはり有名な『Fulldive VR - Virtual Reality』に落ち着きました。とにかく画面構成がシンプルでわかりやすいんです。
普通はある程度説明を見なければ操作できないのですが、このソフトは一切説明を見ずとも初めてのVRで操作できました。勿論、細かい便利な設定や使い方などは見逃している可能性があるので、落ち着いたら一通り説明を読んだ方が良いのですが、新しいガジェットが届いたら少しでも早く使いたくなるのが人間の性。そこでチマチマ説明書を読むのも、逸る気持ちが先行して読み飛ばしがちになってしまいますからね。こういうときにわかりやすいGUIで直感的に使えるのは有り難いんです。
小型のスマホから大型のスマホまで使用可能
使用できるスマホのサイズは4~6.3インチです。今のスマホは大型化が進んでおり、4インチの物などはほぼ全滅しているので、設置できないスマホはほぼないと思います。また、6.3インチだと小さいタブレット並となるので、かなり使用できる機種は多いと思います。
スマホの設置は簡単で、正面の蓋をワンタッチでパカッと開き、所定の場所に置き、スライダーで挟み込むだけです。
リモコンが付いていない旧機種の場合VRゴーグル本体のボタンで操作する必要があるため、イヤホンジャックにケーブルを差し込んでやる必要がありました。しかし、今回は操作をリモコンで全て行うため、ケーブルを差し込む必要はありませんでした。
昨今のスマホはiPhoneを始め、イヤホンジャックが無くなる傾向があるので、これからはおそらくVRゴーグルでもリモコン付属が主流になると思われます。
VR映像以外でも迫力あるシアターとして使用できる
VRの凄さ、立体感は前回の記事でも書きましたがやはり凄いです。例えば、人の顔が正面にあるとすると、花の出っ張り、唇の出っ張り、目の周りの窪みなど、全ての凹凸が実際にあるように感じるんです。これまでのTVを見行為が『見る』だとしたら、VRゴーグルで見行為は『感じる』に近いと思います。
安い簡易的なVRゴーグルこれですから、高級機やPlayStation VRってどれだけ凄いんでしょうね。経験してみたいです。
VR映像の凄さは以前の記事で書いているので、そちらを読んでいただくとして、それ以外のVRではない普通の映像でも迫力ある映像で見ることができます。目の前に大画面があるので、感覚的には映画館で見ているとか、120インチのTVで見ているとか、そんな感じになります。
本来、部屋に120インチや140インチのTVは一般家庭に置けませんよね。しかし、このVRゴーグルを使用すると、目の前一杯に画面を持ってくることができ、大きさも調整できるので、擬似的な映画館や大画面TVを見ることができます。
ちなみに、VRゴーグルを使用したことがない肩だと、目の前数センチにスマホの画面を持ってきて、目のピントが合うのか疑問に思うかもしれませんがきちんと合います。このVRゴーグルを装着後、左右にあるピント合わせのつまみを回すと、ピタリと焦点が合う場所があります。
上にもダイヤルがあるのですが、これは瞳孔間隔の調整ダイヤルです。目と目がどれだけ離れているかは人によって違いますからね。
ただ、これらとは違い、実際にはVRゴーグルと言う異物を頭に装着しているわけで、その重さや違和感疲れに耐えられるかどうか…ですね。このVRゴーグルは旧機種よりも軽くなり、280gなのですが、当然そこに取り付けるスマホの重さも加わります。こうなると、スマホ本体が何グラムであるかが重要になってきますし、VRゴーグルを頻繁に使用するのであれば、スマホを10gや20gの差で選ぶのもありなのかもしれません。
その装着感ですが、頭に取り付けるベルトは縦と横に1本ずつあります。それぞれ伸縮性のあるゴムのような素材になっており、なおかつマジックテープで自由に長さを調節できます。このような構造なので、どんなに頭が大きくて全く問題ないはずです。
VRゴーグルは装着した際に疲れないことが大事でしす。無理にピタッと強く締めると頭が痛くなり、長時間使用していられなくなります。私の場合、やや緩めにして、頭を締め付けず楽な装着力にしています。動画を見るときはそれほど激しく頭を動かしませんからね。これがゲームになると、もっとキツく締めないと頭を動かして左右を見渡すときにずれそうですが、動画を見る程度なら緩くして頭を楽にした方が良いと思います。
顔に当たる部分にも分厚いクッションがあるので痛くなることはありません。通気性のあるメッシュ素材なので、夏場も比較的蒸れないようには鳴っていますが、肌に密着させる物なので、そこは限界があります。
装着感は概ね良好です。縦横両方のベルトが自由自在に調整できるので、自分の好きに調整できます。
価格が安い
VRゴーグルはいわゆるおもちゃだと思います。あるとい面白いけどなくても生活に困らない。そのおもちゃにいきなり数万出せるかと言うと中々出せる人はいないと思います。その点、こちらはリモコン付きで3千円程度なので、「VRゴーグルとはどんなものかな」と興味半分で購入できる手軽さがあります。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
やはり長時間装用では疲れる
軽量になっていますし、ベルトの調整は柔軟なのですが、やはり顔に取り付ける物なので、全く疲れないと言えば嘘になります。私の場合2時間を超えると段々と疲れ、3時間が限界と言ったところです。これは他のVRゴーグルでも同じだと思います。4時間5時間連続で使用できるような物ではないと思うので、この辺りは理解しておいた方が良いと思います。
総評
同シリーズの旧機種を使用したことがあるのですが、それよりもほんの少し安くなり、それえいてBluetoothリモコンが付属しているVRゴーグルでした。リモコンが無いと、操作の度に腕を上げて顔に装着しているVRゴーグルのボタンを押さなければなりませんでした。しかし、リモコンが付属したことにより、腕を上に上げる必要がなくなりました。言葉にするとほんの少しの手間に見えますが、上手を操作する旅に顔の高さまで上げるのは結構面倒なものなので、リモコンで操作体系が非常に楽になりました。
こんな人にお勧め
- リモコン付きの安いVRゴーグルが欲しい人
- 軽いVRゴーグルが欲しい人
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