目次
特徴
- このバッグの特色:イヤホンの接続口
(内側)メインポケットにスマホ/iPod/MP3などに接続するためのケーブルが用意されており、
(外側)ご自分のイヤホンケーブルを左のショルダーベルトの接続口に接して音楽を楽しめます。 - 高密度のナイロン素材:
通常のナイロンより5 倍の強度を持っております。
耐磨耗性にも優れており、長時間使用に耐えられます。
撥水加工も施されたので、水に強い。 - 硬さのあるスポンジが設置された背部構造:
1 背中にくっつけないから、通気性を向上させ、夏でも気楽に使えます。
2 クッション性もあるので、衝撃を吸収します。
3 バッグの形が崩れないように支えます。
4 着用感をアップします。 - 細部までの配慮:
1 補強したハンドル:人込みの中に、人込みの場合手提げ式に切替やすい。
2 ショルダーベルトの末に親指一本でバッグの揺れを止めるリングも装備されております。
3 肩紐にあるメガネハンガー。
4 肩紐ポケット:スマホ、鍵、チケットなどしばらくそこに置いて両手を解放します。 - ポケット構造:
メインポケットx2:イヤホンルーム、PCルーム、A4サイズルームがあります。
フロントポケットx3:多目的収納部あり、キーフック付き。
サイドポケットx4:両側にジッパー式とオープン式サイドポケットがあります。
肩紐ポケットx1:小物を便利に収納できます。
長所と短所
- ○大容量収納
- ○マチが20cmと大きい
- ○ポケットの数が14と豊富
- ○イヤホン接続口があるのでコードが邪魔にならない
- △デザインが黒1色
はじめに
今回レビューするのは、Soarpopさんのビジネスリュックです。
この製品は大容量と謳っており、マチ(厚さ)も20cm取ってあること、そしてポケットの数が14あることが特徴のようです。この大容量に魅力を感じて使用してみました。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱は無しで、白いビニール袋に入っています。
リュック本体。
リュック背面。凹凸のあるクッションが特徴的です。
ぽけっとんっかずはなんと14。非常に多いです。
クッションはある程度硬く反発力のある物でした。
キーホルダーとオーディオケーブル。細かいギミックがあります。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
デザインが黒一色
まずは気になる点から書いていきたいと思います。
黒一色のデザイン
このリュックはデザインが黒1色のみで選べません。また、そのデザインも全体的に大きいからか、黒1色の面積が大きく、メーカーロゴやワンポイントの赤い部分を入れても、野暮ったい黒1色との印象はぬぐいきれません。じゃあ逆に派手なデザインにしたり、色んなところにカラーを付ければ良いかと言えばそうではないのですが、ちょっと黒すぎる印象を受けました。
この辺りのデザインは好みの問題ですし、私は自分のデザインセンスに自信は無いので、「この黒一色のシンプルさが良いんだよ」と言う人もいるかと思いますし、減点するほどの項目では無いのですが、私が実際に使用してみて受けた印象でした。
大容量収納可能
なんと言ってもこのリュックの特徴は大量の物が収納できる大容量だってことでしょう。また、その大容量を実現しているのが、マチ(厚さ)が20cmであること。一般的な30リットル未満のリュックの場合、このマチは15cmくらいなので、それよりも30%以上厚みがあることになります。このマチ部分の厚さがどれくらいかで、リュックに収納できる容量は大きく変わってきます。
例えば高さが50cmの場合、マチの差3cmだと、3cm×45cmで135㎤の容量差が生まれます。今回のこの大容量のリュックの場合、30リットル弱のリュックと比べると、マチの差は5cmほどあるので、マチの差5cm×高さ45cmだとして、225㎤も収納できる容量が違うことになります。
だだ、逆にデメリットとして、マチがあると言うことはリュックがそれだけ大きく膨らむと言うことなので、デザイン的なスマートさはなくなるかと思います。「デザインより大容量の収納力だ」って人のためのリュックでしょう。
ポケットの数が14
このリュックはポケットの数が14もあります。当然、このポケットの数は一般的なリュックに比べて倍近く多いです。細々とした物をそれぞれに分類して入れるのには最適のリュックかと思います。ただ、逆に細々と入れずに大雑把に入れたい方の場合、細々としたポケットは最初のうちは使っても、いずれおっくうで使わなくなる可能性が高いと思います。用途やご自分の性格によってこの辺りの機能は選んだ方が良いと思います。
モバイル専用ポケットがある
メーカーのSoarpopさんは、モバイル専用と行って良いポケットが必ずあるのですが、このリュックにも勿論ありました。モバイル端末専用とは言っても、もちろんモバイル端末用に考えられた構造をしていると言うことなので他の物も当然入ります。
何故モバイル専用ポケットかというと、精密機器を衝撃から守る分厚いクッションが至る所にあり、ペンや小物を収納する仕切り、そしてノートPCやタブレットを入れられる仕分けがこのポケットの中にあるからです。
Soarpopさんのリュックはクッションが分厚いことも特徴なのですが、このリュックはこれまで私が使用してきた物とは少し変わったクッションの形でした。写真を見ていただくと分かると思うのですが、全面にクッションが入っているわけでは無く、隙間がわざと空けてあります。これは、クッションが体に密着すると蒸れてしまうこともあるため、通気性を考えた物のようです。また、クッション自体もそれまでの柔らかい物とは違い、ある程度硬さがあり、反発力の強い物となっていました。
『柔らかく体に密着するクッション』が良いのか、『ある程度硬くて反発し、隙間が空いていて通気性の良いクッション』が良いのかは好みが分かれるところかと思いますが、中にタブレットを入れて感触を確かめてみましたが、この反発力のあるクッションで中身の保護は問題無さそうでした。汗っかきの人や夏場の群れが気になる人は、このように通気性のあるタイプの方が良いかもしれません。
イヤホン接続口がある
このリュックは大容量が入ることも特徴なのですが、なんと言っても最大の特徴はイヤホン接続口があることでしょう。
メインポケットにスマホやタブレットのイヤホンジャックに接続するオーディオケーブルが用意されています。スマホやタブレットをリュックに入れたまま、肩口のショルダーベルトのイヤホン接続口にイヤホンのオーディオケーブルを接続すれば、リュックの中の端末と繋がってしまいます。リュックの中にスマホやタブレットを入れ、有線ケーブルでイヤホンを繋ごうとすると、ファスナー口の隙間から上手いことオーディオケーブルを出したり、どの位置を通して耳まで持ってくるかなど悩みどころなのですが、肩口のショルダーベルトにオーディオケーブル差し込み口があるので、このような苦労が一切ありませんでした。
ただ、心配なのは断線ですかね。このような直付けのケーブルの場合、DVDドライブなどでもそうなのですが、『ケーブルの断線=その機器が使えなくなる』と言うことです。これが直付けでは無く取り外しができる物なら、断線したらケーブルを自分で購入して付け替えるだけなんですけどね。なので、メインポケットの中のケーブルは無理に引っ張ったり、乱暴に扱うのは止めた方が良さそうです。
どれだけの容量が入るのかの実験
リュックのレビューでマチが何センチとか、容量何リットルとか言われてもピンときませんよね。そこで今回も、実際の生活に使うような物をこのリュックに入れて、どれだけの容量が入るのか実験してみました。
入れたのは、26cmの靴、半袖シャツ、短パン、長袖シャツ、2リットルのジャグ、1リットルのスクイズボトル、8インチタブレット、エコバッグ、ランドリーバッグ、財布、キーケース。
メインバッグは背中側のモバイル端末を入れるところのようですが、マチが1番あるのは真ん中のポケットなので、ここに主な荷物を入れると思います。
総評
私は毎週フットサルをやっているので、ショルダーバッグに靴や替えの服、飲み物など沢山荷物を入れるています。ただ、ショルダーバッグだと片方の肩に重量が全て掛かり、両手がフリーになるとは言っても、お尻近辺に荷物を詰め込んだバッグが来るので、バランスが悪くなるとまでは言いませんが、完全に体が自由かと言うとそんなこともないんです。なので、大容量の荷物が入るリュックは前からあったら便利だなと思っていたのですが、今回使用したこのリュックはその私の要望に敵っていました。
リュックを選ぶ場合には、形が好きだから、デザインが好きだから、ちょうどいい大きさだからなど、その目的や好みに合った選び方をするかと思いますが、このリュックはとにかく沢山の荷物を収納したい人向けの物かと思います。とにかく荷物がたくさん入ります。
こんな人にお勧め
- 大容量が収納できるリュックが欲しい人
- ポケットの数が多いリュックが欲しい人
- オーディオ-ケーブルをリュックの中の機器とスマートに接続したい人
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