目次
特徴
- (たっぷりコンセント)7台の接続が可能な大口コンセントです。
- (ガッチリ抜け止め)プラグをしっかりロックするので、ぬける心配がありません。
- (スイングプラグ)180°可動プラグですので、せまい場所でもOKです。
- (強力マグネット)強力マグネット採用でスチール製の机等に仮固定できます。落下等には注意して下さい。
- (光るスイッチ)集中ON・OFFでき、うっかり消し忘れも防止できます。
- 安全な2重被ふくケーブルを採用しています。
- (雷サージ吸収効果)12500V(最大サージ電圧)⇒240V(制限電圧) ※直撃雷を受けた場合は保護できません。
長所と短所
- ○雷ガード付きで安心
- ○マグネット付きで金属製の部分にくっつく
- ○コンセントロックで抜けない
- ○集中スイッチ付き
- △個別スイッチ付きではない
はじめに
今回レビューするのは、ELECOMさんの電源タップ『T-Y3A-2720』です。
この製品は一般的な電源タップなのですが、その裏に強力なマグネットが貼り付けてあり、金属部分にピタッと貼り付けることができる物です。このようなマグネット付きの電源タップは以前も使用していたことがあるのですが、机に金属部分がある場合、中空に浮いているように接地できるので存外便利なんです。なので、今回はある意味再購入のような物ですね。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
パッケージ。コンセントの穴が『()』の形で独特です。
説明の通り抜けないんです。そして、マグネットも裏面に付いているんです。
電源タップ本体。ケーブルの長さは2mです。
コンセントは180度稼働するので、狭いスペースにもピッタリはまります。
裏面には強力なマグネット。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
マグネット付きである便利さ
電源タップをその辺のポンと置く場合や、床の端っこに寄せておくような配置の場合、マグネットが付いていない電源タップで良いのですが、金属部分が周りにあり、その部分に設置したいときなんかは、このようなマグネット付き電源タップが非常に便利なんです。
昔はモバイル機器や充電池がそれほど普及していなかったので、頻繁に充電する機器も少なかったと思うのですが、昨今はスマホやタブレット、ノートPCのみならず、電池が必要な機器も多く、それでいてエネループのような充電池を使用している人も多いと思います。こなってくると、『普段いつもいるところ』に電源コンセントが欲しくなるんです。
このような欲求でも、いつも座っている場所の下に、ゴロンと電源タップを置いておき、充電が必要なときに「よっこらせ」と体勢を変えて充電作業をすれば良いのですが、人間は贅沢な物で、これでもやはり面倒くさく、もっと楽にもっと便利にできる方法は無いかと模索してしまいます。
そこで、いつも座っている椅子の周りに金属製の部分があるので、マグネット付きの電源タップがあれば、腰をかがめて体勢を変えずとも、手を少し伸ばすだけで充電作業ができることに気付きました。
現在、私が部屋で充電を必要とする機器を思い付く限り書いてみました。
- マルチリモコン(エネループ×2)
- エアコンのリモコン(エネループ×2)
- 無線マウス(エネループ×2、交換用エネループ×2)
- モバイルバッテリー
- ウェアラブルカメラのSJCAM
- 両耳イヤホン
- 片耳イヤホン
- スマートフォン
- タブレット
- コンパクトデジタルカメラ
- 電気シェーバー
- エチケットカッター(エネループ×1)
- PC用ゲームコントローラー(エネループ×2、交換用エネループ×2)
- クッキング温度計(エネループ×2)
- 無接点体温計(エネループ×2)
- 電動歯ブラシ
また、部屋外で充電池を使用している物もあり、そちらも電池が切れ次第、私の部屋で充電しなければなりません。
- ドアモニター(エネループ×4)
- 体重計(エネループ×4)
ざっと周りを見渡してみると、約25本の充電池を使用していることになります。多分このほかにもいくつか忘れている物があるので、30本くらいの充電池を使用していると思います。
1つ1つはそんな頻繁に電池切れを起こすわけではないのですが、これだけ使う電池が多いと、どれかは充電を必要とする状況になってしまうことが多いんです。そのように頻繁にする充電作業で、いちいちいつも座っている場所から移動したり、体勢を変えることには前から煩わしさを感じていました。今回、手を伸ばせば届く場所に電源タップを配置したことにより、各電子機器の充電や、充電池の充電がっかうだんに楽になりました。
マグネットの吸着力抜群
電源タップ自体が結構な重量がある物なので、マグネットの吸着力が弱ければ意味がありません。この電源タップ意外にもいくつかの機器と、ケーブルをダラッと垂れ下げた場合の引っ張られる力を考慮し、それでもきちんと金属部分に貼り付いていてくれないと、この商品の意味がありません。その点、この電源タップのマグネットの吸着力は非常に強力で、以下の写真の状況でもビクともズレませんでした。
コンセントロックでコンセントが抜けない
この電源タップは差し込み口の写真を見て頂ければ分かりますが、何も挿入されていないときのコンセントの穴は、45度くらいの角度で斜めになっています。この状態でコンセントを差し込み、クイッと捻ってやると、よく見る電源コンセントの角度となり、カチッとコンセントがロックされ、その状態ではどんなに引っ張っても抜けない状態にロックされます。抜くときは再度逆にクイッと捻ると、ロックが解除されてスッポッと抜けます。
間違ってPCの電源を抜いてしまい、または抜けてしまい、PCがブツッと落ちてしまったことはないでしょうか。私は掃除中やちょっとした作業中にこれをやってしまったことが何回かあります。そうすると、動作状況によってはPCが機械的なダメージを受けてしまったり、重要な事務作業などをやっていた場合、その作業内容が一瞬で消えてしまったり…。このコンセントロック機能付きの電源タップにPCの電源コンセントを差し込んでおけば、このような不幸な事故が起こらなくなります。
集中スイッチ付きで一括電源オン/オフができる
最近は電源タップの電流をオン/オフできるスイッチ付きの物が多いです。この電源タップは集中スイッチと言う物が付いています。集中スイッチとは、電源タップに1つのスイッチだけが付いており、このスイッチを切れば、全ての電源コンセントに通電、オフにすれば遮断となる物です。勿論、個別スイッチ付きの電源タップもあります。こちらは各電源コンセントにそれぞれスイッチが付いており、1個1個オン/オフを切り替えることができます。
これは一長一短です。個別スイッチだから優れているかと言うとそうとも言えず、ケースバイケースかと思います。今回私が集中スイッチ付きを購入したのは、個別スイッチだと眩しすぎるからです。このようなスイッチはLEDで光ることが多く、そうすると7個口の電源タップだと7個のランプがあり、全てをオンにするとかなり明るくなってしまい、寝室にある場合などで部屋を暗くして寝ると、この電源タップが煌々と明るく気になってしまうんです。と言うことで、私は部屋を暗くしても1個のランプなので目立ちづらい集中スイッチのこの電源タップを選びました。
総評
マグネット付き電源タップは周りに吸着させる金属がある環境なら、かなり便利に使えるアイテムだと思います。
電源コンセントが手の届くところにある。これって思った以上に便利です。
こんな人にお勧め
- 金属部分に電源タップを貼り付けたい人
- 手元に電源タップを持ってきたい人
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