今回レビューするのは、hohemさんの自撮り棒『hohem Q』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【360°回転·自由に調節可能&顔追跡】 hohem Qは360°回転のスマホホルダー及び90°調整可能の回転ジョイント付きで、横でも縦でも斜めでも多角度の撮影を実現できます。集合写真、旅行先の自撮り、在宅セルフィ自撮りなど様々なシーンのニーズに合わせて、お好みの高さ、角度に自由自在に調節することが可能です。うまく大切な写真や思い出を残れます。更に、専用アプリの機能には顔追跡認識がおり、自動的に被写体を追尾でき、カメラの向きを調整してくれます。それにより、ローアングル撮影もより簡単に実現できます。
- 【三脚一脚兼用で多様なシーン活躍】 手持ちの自撮り棒としても三脚としても使えます。自撮り棒として、ホルダーは360°回転可能ため、自由に撮影の向きを選べます。また、グリップを開けば、三脚スタンドに変われます。支柱付きでしっかり安定でき、ブレやすい景色も簡単に撮れます。更に、卓上に置けば、スマホスタンドとして動画視聴やテレビ電話などの場面にもおすすめです。あらゆるシーンでこれ一つで十分事足ります。
- 【 5段階伸縮&コンパクトで超軽量】 最大35cmまでに5階段自由に伸縮可能の機能がついております。折りたためば最小20CMまで超コンパクトに収納でき、ポケット、バッグの隙間に楽に入れられます。手の平サイズなので、気軽に持ち運べ、更に、軽量と頑丈な素材を使用し、わずかな195gの重さで、女性や子供も疲れることがなく使いやすい自撮り棒です。
- 【豊富な美顔効果&魅力的な撮影モード】 hohem Qは専用アプリに接続すれば、パノラマ、タイムプラスなど創造性あふれる撮影モードを使用して、驚くような効率性の高い撮影体験を生み出せます。美顔効果とインテリジェント撮影モードで、タップするだけで、素晴らしい作品をすぐに作成できます。美しい海景色、夕焼け、広い空や、美肌効果のある写真や魅力的なビデオを撮影して、忘れられない思い出を残すことができます。SNSのアビリティを高めるに欠かせないコスパ高い自撮り棒です。
- 【幅広い互換性&便利なリモコン操作】 スマホホルダーの有効距離は5.5cmから10cmまで、Android&Iphoneの市販の多くのスマホに対応できます。更に、Bluetoothでスマホと接続するだけで取り外し可能なBluetoothリモコンも使用できます。10m以内の遠距離ならワンボタンで撮影できます。三脚と合わせて使えば、大人数の集合写真などに最適です。
長所と短所
- ○軽量コンパクトでポケットにも入る
- ○初期設定が比較的簡単
- ○操作方法が簡単
- ○アプリがシンプルで使いやすい
- ○ポールが伸縮するので自撮り棒として最適
- ○卓上機能がある
- ○2軸ジンバル(スタビライザー)機能がある
- ○顔追跡機能がある
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
自撮り棒。多機能なので、自撮り棒、ジンバル、三脚として使用できます。
USB Type-Cケーブル。充電に使用します。PCのUSBポートからの充電も可能です。
収納袋。しっかりした作りと厚みをしており、持ち運び時に衝撃や傷から守ってくれます。
説明書。分厚い多言語版です。日本語ページももちろんありますが、顔追従やジェスチャー機能についての説明はありませんでした。試したところ、これらの機能は同メーカーの他機種と同じでした。少し説明が足りない部分があるので、設定方法や説明は後述していますが、わからないところがあったらネット検索しましょう。
動画
使用した感想
○軽量コンパクトでポケットにも入る
この自撮り棒『hohem Q』は非常に小型で軽いです。ポケットに入ってしまうくらいの小ささなので持ち運びに便利です。折りたたむと千円札取りも小さくなります。
○初期設定が比較的簡単
使用するには、最初に初期設定やスマホとのペアリングをしなければなりません。説明書だけでは分かりづらい方もいると思うので、順を追って説明していきます。
①スマホアプリ『hohem Joy』をDLする。
Android版もアップル版もあります。使用するには、メールアドレス(もしくはSMSが受信できる携帯番号)とパスワード登録が必要です。
②この自撮り棒『hohem Q』のクランプを開き、スマホをバランスを取って取り付けます。
このとき、カメラが左側に来るように取り付けて下さい。また、バランスは完璧に水平にならなくても画像の程度で構いません。あとから電動で調整できます。手に持ちながら取り付けると大変なので、三脚を開いて机の上に置いてやると簡単です。
③hohem Qの電源ボタンを長押ししてオンにし、次いでリモコンのスライドスイッチをスライドして電源をオンにします。
④スマホのBluetooth機能をオンにし、アプリから『撮影開始』を選択し、hohem Qと接続します。
⑤自撮り棒として使う場合、hohem Qのクランプをロックします。逆に、ジンバル(スタビライザー)として使用する場合は解除します。
⑥机の上に置いて配信などに使用する場合、アームを90度曲げて設置します。
hohem Qにスマホを取り付け、スマホアプリとの接続などの初期設定は以上のようになります。順を追って見ると意外と簡単なことが分かると思います。次項では主な操作方法を説明します。
○操作方法が簡単
ボタンは多いですが、基本的に操作は簡単です。ただ、リモコンボタンなどに文字はないので、最初は戸惑うかもしれません。こちらも順を追って説明します。
①シャッターボタン。
- 【短押し1回】写真/動画の撮影
- 【短押し2回】写真/動画モードの切り替え
- 【短押し3回】前面カメラ/背面カメラの切り替え
②スタビライザーボタン
- 【短押し1回】横向き/縦向きの切り替え
- 【短押し2回】スタビライザースティックが再センタリングされる
- 【短押し3回】自動回転
- 【短押し5回】自動キャリブレーション
- 【長押し】スタビライザーの電源が切れる
③ナビゲーションボタン
- 【左右のボタンを長押し】スタビライザーのスティックの回転をコントロールする
- 【左右のボタンを2回押し】90度反時計回り/時計回りの高速回転
- 【上下のボタンを長押し】ズームイン/ズームアウト(専用アプリ使用時のみ)
④Mボタン
- 【短押し1回】ロックモード(デフォルト)
- 【短押し2回】POVフォローモード(ジンバル、スタビライザーの追従モード)
- 【長押し】低電力モード(モーターが停止します)
リモコンではなく、hohem Q本体の電源ボタンでも、簡単な操作はできます。
①本体の電源ボタン
- 【短押し1回】ロック、POVモードの切り替え
- 【短押し2回】スタビライザースティックが再センタリングされる
- 【短押し3回】自動回転(300度自動起動/360度水平回転)
- 【短押し4回】自動キャリブレーション
- 【短押し7回】リモコンのペアリング
- 【短押し9回】スマホとのペアリングがキャンセルされる
○アプリがシンプルで使いやすい
アプリはシンプルで使いやすいです。hohemさんの場合、スマホアプリは2種類あり、『hohem Joy』か『hohem Pro』のどちらかに集約されているようです。どちらもGUIがわかりやすくシンプルなので使いやすいです。
前述したように、モードの変更や撮影などはリモコンで行えるのですが、これら全てはアプリでも操作、設定できます。リモコンは何回押しがどの機能で…など、割り当てが多いので、可能ならアプリで操作した方が直感的に操作できます。
○ポールが伸縮するので自撮り棒として最適
計測すると、使用できるように開いた状態で長さ約25cm。センターポールを最大限の延ばすと約55cmまで伸びます。
スマホジンバルの場合、このようになセンターポールがなく、伸縮しない場合も多いです。しかし、こちらはこのように十分に伸びて自分との距離を取れます。その結果、自分の体全体やバストアップの映像をちょうどよく取ることができます。
○卓上機能がある
手持ちの自撮り棒、ジンバルとして使用するだけではなく、卓上に立てて配信などに使用することができます。手持ち部分が三脚のように開くので、これによって安定して立てることができます。
自撮り棒としてだけではなく、配信や固定の自撮り三脚としても使えますし、後述しますがジンバル機能もあるるので、自撮り棒とはいっても非常に多機能で、活用の幅が広いです。
○2軸ジンバル(スタビライザー)機能がある
自撮り棒と銘打っていますが、簡易的なジンバル、またはスタビライザーとも言いますが、追従機能があります。簡易的というのは2軸だからです。ジンバル専用の物だと3軸追従隣、上下、左右、回転の3軸でどこまでも追従してくれますが、こちらは左右と回転の2軸になります。
2軸とはいえ、飛んだり跳ねたりしないなら十分だと思います。用は、上下に追ってくれないので、走ったりした場合の追従は厳しいですが、普通に歩いたり自転車やバイク程度の撮影なら、結構ブレを滑らかに補正してくれます。
このジンバル機能は、hohem Qでは『POV』となっているので、リモコンやスマホアプリでこのモードにして下さい。逆に、自撮り棒として固定して使う場合、デフォルトモードにして、hohem Q本体のボタンでロックし、クランプが動かないようにしましょう。
○顔追跡機能がある
ユニークな機能として、顔追跡機能があります。これは、卓上において撮影した場合、顔を自動で認識してカメラで追ってくれる機能です。また、この機能を使用するにはジェスチャー機能を利用します。
カメラの前で手の平を広げ、『待った』のポーズをするか、指2本の『Vサイン』をすると、顔追跡機能のオンにあり録画が開始されます。認証は画面の真ん中で行うと認証されやすいようです。
ちなみに、これは顔をスマホが回転して追ってくれる機能ではなく、あくまでフォーカス(ピント)を顔に自動的に会わせてくれる機能ですので、お間違いのないようにお願いします。
注意点としては、このhohem Qのジンバル機能は2軸なので、左右にしか回転してくれません。卓上機能を使用した場合、左右に羽織ってくれますが上下には追ってくれません。
総評
自撮り棒とはなっているのですが、前述したように人バリや卓上撮影機能といった機能もあるので多機能といって差し支えありません。
自撮り棒としてはセンターポールが十分に伸縮しますし、クランプは固定するので使い勝手が良いです。ジンバルとしては2軸なので、簡易的な物ではありますが、上下に激しく動くような場面意外は十分です。歩く程度ならほぼ揺れなしに補正してくれます。卓上機能もしっかり設置できて、配信や固定した自撮りにも使えます。
5千円程度でこれだけバランスよく使えるので、コスパは非常に高いと思います。
こんな人にお勧め
- 多機能な自撮り棒が欲しい人
- ジンバル機能のある自撮り棒が欲しい人
- 配信なので卓上撮影機能が欲しい人
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