今回レビューするのは、山善さんのキッチンワゴン『BNN-3M(NA)』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- お客様組立品
- 本体サイズ:幅31×奥行54×高さ73cm
- 本体重量:4kg
- 材質:本体=天然木ラバーウッド(アミノアルキド樹脂塗装)、棚板=プリント紙化粧繊維板
- 原産国:インドネシア
- 棚板サイズ:幅24×奥行49cm
- 棚板間高さ:21cm
- 棚板耐荷重:5kg
- キャスター4個(ストッパーなし)
長所と短所
- ◎組み立てが超簡単
- ○キャスターの転がりが良い
- ○高さがちょうど良い
- ○落下防止のガードが付いている
- △大きいお盆ははみ出る
- ◎大量の物を1度に運べる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
底板3枚。
枠(脚)2個。
ガード6本。
キャスター4個。
ネジ12本。
動画
スペック
- 組立時間:約10-20分
- 棚板サイズ : 幅24 奥行49cm
- 棚板間内寸高さ: 46cm
- 重量:3kg
- キャスター付(ストッパーなし)
- 本体:天然木ラバーウッド(アミノアルキド樹脂塗装)
- 棚板:プリント紙化粧繊維板
使用した感想
◎組み立てが超簡単
梱包されているパッケージですが、高さは72cmでした。組み立て式なのですが、予想よりコンパクトに収まっており、1人で開梱するのも楽でした。
本体の重さ自体も軽いので、1人で作業しても苦労することはありません。非力な女性でも問題ないでしょう。
開梱すると各パーツが出てくるのですが、それを組み合わせて必要最小限の部分をネジで締めるだけなので非常に簡単でした。締めるネジは12本です。組み立ての様子は動画でも紹介していますが、ここでも順を追って説明してきます。ちなみに、説明書は非常に分かりやすかったです。
まずは枠にガードを6本取り付けます。付属のネジで締めていくので、プラスドライバーが必要です。
ドライバーは付属していないので別途用意してください。それほど硬くはありませんが、このような組み立てを良く行うなら、電動ドライバーが1つあると便利です。
●ドライバーセット
●電動ドライバー
6本取り付けると画像のように形になってきます。しっかりネジを締めて固定してください。注意点としては、ガードの溝がある方を内側にすることです。きちんと方向があるので注意してください。
ガードを全て取り付けたら、今度は底板を内側の溝に沿ってスッと入れていきます。ガードの溝を内側にするのはこの底板を入れるためためです。これは3段バージョンの場合3枚、2段バージョンの場合は2枚あります。
底板を全て差し込んだら、もう1つの枠を上から穴を合わせながら上に乗せます。そして、またネジで枠とガードを固定します。
最後に枠の底にある穴にキャスターを取り付けます。ここは工具は必要なく、穴にグイッと力を込めて入れるだけです。
以上で組み立ては全て完了です。非常に簡単で、私が組み立てたときは5分かかりませんでした。各パーツも軽いので力も必要ありません。それほど大きなスペースも必要な、1畳あれば作業ができます。
○キャスターの転がりが良い
お盆を載せてキッチンと部屋を行き来するカートとして使用したかったので、キャスターの転がりは重要でした。実際に使用したところ、良く転がって問題なくスイスイ移動出来ています。前後左右に曲がったりする方向転換も問題ありません。
注意点としては、このキャスターにストッパーが付いていないこと。ストッパーとは、そのツマミを下に下げると、車輪が転がらなくなる仕組みのことです。これがあると、固定のテーブルとしても使用できるのですが、こちらはそれがありません。
キッチンワゴン、カートとして使用するなら問題ありませんが、固定してテーブルのように使いたい方には向かないと思います。そのような使い方をしたい場合、ストッパー付きキャスターを採用している物を購入した方が良いです。
○高さがちょうど良い
高さは一般的なデスクと同じような感じでちょうど良いです。画像は一般的な73cmのデスクと並べた物ですが、取っ手がも入れてちょうどれれくらいの高さです。これだと、食事をしながらこのキッチンワゴンから調味料を取ったり置いたりするのも楽ですね。
この高さだと175cmの私が、それほど腰をかがめて押すこともありませんでした。小柄な女性だと全く腰をかがめることはないので楽に使えると思います。私の場合、これは足腰が弱くなってきて、お盆を持って歩くのが危なくなってきた母用に購入しました。
○落下防止のガードが付いている
キッチンワゴンやカートはいくつもありますが、こちらを購入した理由は、画像のように外枠に高さがあり、落下防止機能があるからです。このガードがないと、調味料などを大量に載せて移動すると、ちょっとした衝撃や段差で落ちてしまうことがあります。しかし、このガードがあるおかげで外に物が落ちることはありません。
高さは数センチ程度なので、2段目3段目のスペースを邪魔することもありません。それでいて落下防止機能があるので安心です。
△大きいお盆ははみ出る
コンパクトで軽く、ガードもあるので非常に便利なのですが、唯一気になる点は、大きなお盆は乗りきらないということです。
1番上にお盆を乗せて使用しているのですが、枠の中に収まりません。実用上は枠の上に乗せる感じになるだけなので問題はないのですが、不格好になるのと、やや不安定になるので気になる人はいると思います。
大きさを計測すると、高さ約73cm(取っ手込み)、65cm(取っ手抜き)。枠内は長さ約49cm×幅約24cm。お盆を載せる場合は、この大きさに収まる物でなければなりません。また、2段目と3段目の高さは約22cm。調味料など置く場合、この高さが限界となります。
1リットルの調味料は下に入りませんでした。このような物を載せたい場合、3段バージョンではなく、2段バージョンを選ぶと良いでしょう。
◎大量の物を1度に運べる
キッチンワゴンやキッチンカートの大きなメリットの1つは、大量のも物を1度に運べることです。
例えば、お盆に必要な食事をキッチンからリビングに持っていったとします。しかし、醤油を忘れた、お箸を忘れた、なにかの調味料を忘れたなどなど、なにか足りない、もしくはお盆に乗りきらない物を運ぶため、キッチンとリビングを何往復もする方も多いと思います。忘れっぽいので私もそうです。
このキッチンワゴンが1つあると、キッチンとリビングを何度も往復することはなくなります。お盆を1番上に置き、必要な食事を乗せる。2段目に卓上で使う調味料を全て置く。3段目におやつやよく使うお皿を置いておく。このように用意しておけば、キッチンとリビングの往復は1度ですみます。
いちいちあれを忘れた、あれも欲しかったなんて、リビングで落ち着いてから再度キッチンへ行かなくて良くなるんです。食べる準備ができて、気持ちが落ち着いたあとの移動って面倒なんですよね。それがなくなるなら、5千円くらいの出費はアリだと思います。
総評
これが1つあると、キッチンと部屋の移動の回数が激減します。食事の時に使う調味料や小皿をここに全部置いておけば、何か忘れても脇に置いたこのキッチンワゴンに手を伸ばすだけで用意できます。また、前述のように足腰が悪くなったコレ委の方へのプレゼントにも持って来いだと思います。
耐荷重は格段5kgなので、それほど重い物を乗せることには向きません。まあ、普通に使う分には問題のない耐荷重だと思います。
こんな人にお勧め
- 食事のときキッチンと部屋の移動が多い人
- 食事中にアレを忘れたコレを忘れたということが多い人
- 調味料をたくさん使う人
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