今回レビューするのは、LAOGOTさんの扇風機です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【扇風機とサーキュレーターが1台に】心地のよい微風から、パワフルな強風まで風量が12段階調節ができる扇風機。扇風機のみでの使いやすさはもちろん、空気循環を行うサーキュレーターとしても使える2WAY仕様です。サーキュレーターとエアコン併用すると、効率よく部屋の空気を循環させることで、室内の温度を均一に保てます。生活シーンや気候に合わせて使い分けることで、家中どこでも心地よい風を送ることができます。また、扇風機は背が高いモノもあり夏場に直接風に当たりやすく、サーキュレーターは暖房とも併用でき、季節を問わず、1年間フル稼働できる優れモノです。
- 【DCモーター&風切り音を低減する特殊形状&6段階に高さ調節可能】省電力で使えるDCモーターを搭載しており、数万キロも飛び続けるアホウドリと、同じ回転数でも風量を稼げるアマツバメの翼を模したファンで、ACモーターの扇風機より約4倍の風速(約342㎥/分)を誇ります。暑さを吹き飛ばし、快適な暮らしをサポート。羽根径34mの大きな羽根で広いお部屋にも快適な風を送り、回転方向に羽根先がせり出した特殊な形状は、空気抵抗を減らし、送風時の風切り音を低減させ、従来の扇風機よりも風速・風量がアップしています。稼働音は約24Bd(弱いモード)ときわめて静か。睡眠や作業の妨げになりません。
- 【上下左右自動首振り&リモコン付&室温表示機能】上下首振りボタンを押すと、上下に30度や90度自動首振り選択可能、左右首振りボタンを押すと、左右30度、60度と90度自動首振り選択可能。上下左右同時首振りも可脳です。可動範囲が広く、温風を送りたい場所へ送風できます。お部屋の隅々まで心地よい風を届ける事ができます。更に、リモコンで遠隔操作が可能です。立ち上がることなく、ソファなどでくつろいだまま操作できます。室温をデジタル表示してくれるため、冷えすぎも防げて便利です。
- 【4つ送風モード&12段階風量調節可能&マイナスイオン搭載】「モード」ボタンで、送風モードの切替が可能です。送風モード、スマートモード、自然風モードとおやすみモードからお選びいただけます。また、12段階風量調節機能を搭載!細かな風量調節が可能、お好みのモードを自由に調節できます。マイナスイオン空気清浄機能付き、お部屋を涼しくしながら空気もキレイにしてくれます。取り込んだ空気を浄化して、涼しい風に変えてくれるので一石二鳥。キレイなやわらかい風が部屋全体に届くので、快適に過ごせます。
- 【9Hタイマー機能付&組み立ても簡単&2つ給電方法】自動的に電源OFFになる切タイマー機能が搭載され、1時間ずつ、最多9時間のタイマーが設定できますので、寝ている時や消し忘れて外出しても安心です。それに、おやすみモードで、表示パネルは完全に消灯され、大人や子供の寝る時間で何の邪魔にならなく、ぐっすり眠れます。本製品の羽根・ガード部分のパーツが組み立てられた状態で梱包されています。ベースと支柱の組み立ては簡単なので、女性にもぴったりです。さらに、AC電源やDC電源2つ差込口があり、コンセント対応はもちろん、DC電源ケープルはモバイルバッテリーや変換アダプターなどに接続しても給電できます。
長所と短所
- ○操作が簡単
- ○リモコン付き
- ○PCのUSBポートからの動作も可能
- ◎DCモーターなので静か
- ◎DCモーターなので微風が可能○首振りが上下左右にできる
-
- ○モードが多様
- ○アロマオイルが使用可能
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
支柱。
ベース。
電源ケーブル。
USBケーブル。
ミニドライバー。
アロマ専用スポンジ。
組み立てについて。
説明書。日本語単独の物。
動画
スペック
- 電源:AC100-240V、50 / 60Hz
- 定格消費電力:30W
- 適用床面積:24畳
- 外形寸法:幅340×奥行340×高さ1030mm
- 質量(電源コード含む):3.15kg
- 電源コード長さ:約1.7m
- 騒音:(風量段階1)23.3~(風量段階12)42.8dB(A)
使用した感想
○操作が簡単
操作は一般的な扇風機と変わりません。ただ、高級機らしくベースにあるボタンは多く、全てタッチ式です。更に中央には現在の温度やモードを示す液晶表示部分もあります。
ベースのこのタッチボタンだけでも全て操作できますが、リモコンも付属しているので遠隔操作も可能です。
操作を受け付けると『ピッ』と音がするので受け付けたこともわかりやすいです。ちなみに、設定でこの音は消せません。
○リモコン付き
前述したようにこの扇風機にはリモコンが付属しています。ベースはタッチボタンでしたが、こちらは押すと凹む一般的な物理ボタンとなっています。
操作の受け付け感度や精度も問題なく、押せばすぐに反応しました。赤外線リモコンなので、市販の学習リモコンに登録することも可能です。
○PCのUSBポートからの動作も可能
電源は電源コンセントから取ることも、USBポートから取ることもできます。さらには驚くことにPCのUSBポートからでも問題なく動作しました。デスクトップPCでもノートPCでも問題ありませんでした。近くに電源コンセントが無い場合でも、PCがあれば動かすことができるのはメリットです。
電源ケーブルもUSBケーブルも付属しています。USBケーブルは一方がDC端子になっているので給電専用ケーブルです。
画像のように電源コンセントからでも、PCのUSBポートからでも動かすことが出来ました。PCのUSBポートに繋げたからといって不安定になるとか、モードを最強にすると落ちるとかもありませんでいした。全て安定動作しています。
◎DCモーターなので静か
この扇風機はDCモーターを採用しています。扇風機には大きく分けてACモーターとDCモーターの2種類があります。簡単に特徴を書くと下記のようになります。
- 【ACモーター】交流モーター/少ない回転が苦手/電気代が高い/うるさい
- 【DCモーター】直流モーター/少ない回転が得意/電気代が安い/静か
電気代に関しては気にするほどの差はありません。電気代を安くしたいからDC扇風機に買えよう…とはならないでしょう。最大の特徴は静かなことと、微風ができることです。
静音性はそのままの意味で、風切り音は変わりませんが、モーターが静かなので静音性に優れています。また、後述しますが少ない回転ができるので、弱運転ではさらに静かになります。
騒音測定値で計測したところ、最弱の1で43db前後。最強の12で58db前後でした。1の場合は1m横に置いて使用してもほぼ動作音はしませんでした。非常に快適です。
動作音を基準に当てはめると画像のようになります。1の40dbだと、『静かな住宅街・深夜の市内・図書館』となっており、いかに静かかよく分かると思います。また、最強の12の60dbを見てみると、『普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部』となっています。
少ない回転が得意なことも特徴で、自然界のそよ風のような微風ができることも特徴となります。ACモーターだと制御できないような少ない回転が可能なんです。
◎DCモーターなので微風が可能
前述したように、DCモーターなので非常に弱い、いわゆる微風が可能です。モード的には風量は1から12までの12段階に設定可能。この細かい回転の制御もDCモーターならではで、ACモーターの扇風機では不可能です。AC扇風機の場合は弱中強の3種類だったり、4種類程度ですね。
扇風機を当てすぎると風邪を引いてしまう方は多いと思います。私もそうです。しかし、微風なら付けっぱなしで寝ても風邪を引きませんでした。
最弱の1でも個人的には風量的には十分だと感じます。1,2m程度の距離なら、夏のよほど熱い日でなければ大丈夫かなと。もしこれでも熱さが凌げなければ、風量を2や3にすれば良いですし、それでも十分静かです。
○首振りが上下左右にできる
大きな特徴として、左右の首振りはもちろん、上下の首振りもできることが挙げられます。左右の首振りはどの扇風機でも当たり前にありますが、上下もできる扇風機は珍しいです。
上下の首振りができるとサーキュレーターとしての使用もできます。簡単に書くと、扇風機は人の体に当てて『人を』冷やす物で、サーキュレーターは室内の空気をかき混ぜて『室内の』温度を下げる物です。この両方の運用が可能なので一台二役となりお得です。
さらにユニークなのは、左右と上下の首振りを多用に組み合わせることができることです。ボタンを見るとわかりますが、押す度に首振り角度が順次変わっていきます。
- 【左右首振りボタン】固定→左右30度→左右60度→左右90度
- 【上下首振りボタン】固定→上下30度→上下90度
この上下左右の首振りは組み合わせが可能で、『左右に60度+上下に90度』首振りさせることや、『上下に90度』だけ首振りさせること、『左右に30度』首だけ振りさせることなど、多種多様な組み合わせができます。そのため、自分に合った首振りを設定可能です。ただ、組み合わせが多いので、自分好みに首振りにするには多少慣れが必要かもしれません。
首の高さも簡単に変えられます。首の後ろにあるボタンを押して上下に伸縮させることが可能です。これは無段階調整ではなく、カチッとするクリック感のあるタイプで、4段階に調整可能です。
高さは1番低いと約80cm。1番高いと約100cmでした。
ベースの直径は約36cm。標準的な大きさです。
○モードが多様
モードは多様です。前述したように、風量は1から12の12段階。上下左右の首振りも前述したように柔軟に設定可能。オフタイマーは1から9時間まで設定できます。
肝心のプリセットされているモードは以下になります。
- 【送風モード】風量に変化を付けたリズミカルな風を送ります
- 【スマートモード】室内の温度により自動で風量を調節します
- 【自然風モード】強さを変化させて自然に近い風を再現します
- 【おやすみモード】風量8段階で起動し、焼く30秒後に送風パネルランプが自動で消灯し、風量のレベルが10分ごとに1つずつ下がり、最後は1の状態でそのまま運転が続きます
実際に使用した感じだと、スマートモードだと、それほど熱くないのに強めの風量になるので、最弱の1で送風モードか、自然風モードで十分だと感じました。
おやすみモードは8から始まることが固定されているのは不便ですが、その他はよく考えられていると感じました。ライトがしょうとす売ること、段々と風量が下がっていくこと、最後は1で運転続くことなど、寝るためにぴったりのモードです。
○アロマオイルが使用可能
ユニークな機能としてはアロマオイルが使用可能なことです。扇風機前面にアロマオイルを染み込ませるスポンジが収納されています。ここに好みのアロマオイルを染み込ませて運転すれば、扇風機の風とともに良い香りが部屋に充満します。
アロマオイルは付属していないので別途購入する必要があります。
総評
さすがに高級な扇風機だけあり、DCモーター搭載で静かで微風が可能で快適でした。DCモーターはやはり扇風機と相性が良いです。微風が可能なので体に優しい。微風なので静か。これを両立してくれます。
扇風機はそれほど複雑な機械ではなく、早々壊れる物でもないので、安物を不満持ちながら使用するより、高価高性能な物を買って、ノーストレスでずっと長く使う方が良いと思います。特にエアコンの機械的な静かさが苦手な方など、扇風機にお金を掛けても良いのではないでしょうか。
こんな人にお勧め
- DCモーターの扇風機が欲しい人
- 動作音が静かな扇風機が欲しい人
- 微風が可能な扇風機が欲しい人
- 上下の首振りもできる扇風機が欲しい人
- 扇風機とサーキュレーターの二役で使いたい人
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