今回レビューするのは、SK-11さんのパイプカッター『PC-32』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
切りくずを出さずにパイプを正確に切断でき、薄肉ステンレス管の切断も可能
【用途】
銅管、アルミ管、真鍮管、塩ビ管、薄肉ステンレス管の切断【特徴】
・面取りカッターを装備しており、パイプ内側の面取り作業ができる
・取替用替刃はノブの丸刃収納部に収納出来る
長所と短所
- ○小さいので邪魔にならず扱いやすい
- ◎簡単にパイプを切断できる
- ◎粗大ゴミを切断して無料で出せる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
動画
スペック
- 切断能力(パイプ直径):4~32mm
- 切断肉厚:最大3mm(薄肉ステンレス鋼管・鋼管は1.2mm以下)
- 本体付属刃:PSB-7(銅管・薄肉ステンレス鋼管用)
- 適合替刃:PSB-1(銅管用)、PSB-2(ステンレス管用)
- 適合替刃:PSB-3(エンビ用)、PSB-7(銅管・薄肉ステンレス鋼管用)
- 切断対象管:銅管、真鍮管、アルミ管、塩ビ管
- 切断対象管:薄肉ステンレス鋼管、鋼管
使用した感想
○小さいので邪魔にならず扱いやすい
このパイプカッターは、物干し竿やパイプ椅子などの金属製パイプを切断できます。その本体自体は非常に小さいです。私が購入した物は直径4~32mm用で、太さによっていくつもバージョンがあります。
大きさは片手で簡単に握りきれるくらいで、千円札は百円玉と比較しても小さいことが分かると思います。金属製のしっかりした作りなので、重さはそこそこあり275.5gでした。
大きさを計測すると、高さ14.02cm×奥行く5.55cm×幅2.82cm。小さいので収納するときは引き出しなどにも入りますし持ち運びでもポケットに入ります。
説明書は付属しておらず、同梱物はパイプカッタ本体のみです。使い方は簡単なので説明書は必要ありませんが、台紙の裏側に図解入りで書いてあります。
対応するパイプの太さによって大きさや太さは変わりますが、私が購入した程度のモボであれば女性の片手でも簡単に扱えますし、ポケットに入るくらい小さいです。100円ショップでも500円程度で売っていますが、やはりこちらの方がしっかりしている印象を受けます。
◎簡単にパイプを切断できる
このパイプカッターは前述のように鉄製のパイプを簡単に切断する物です。金属用のノコギリでも切断できますが、さすがにパイプ専用の切断器具だけあり、圧倒的にこちらの方が簡単ですし綺麗に切断できます。
メーカー製のしっかりした物でも千円程度なので、今後何度も使うことが想定されるのであれば1つ持っていて損はありません。
実際に使用している様子は前述の動画を見ていただけるとわかりやすいと思います。非常に簡単に切断できました。
使い方は簡単で、コの字になっているカッターのある部分にパイプを入れ、手元の反ダルを回して距離を調整。少し固い程度にパイプを填め込んだら2,3回回転。またハンドルを2,3回捻って締めて2,3回回して…。これを繰り返していくとパイプが切断されます。
まとめると使い方は以下のようになります。
- パイプカッターにパイプを填める
- ハンドルを適度(やっていればちょうど良い具合がわかります)に締め付ける
- パイプカッターを3回ほど回転させる
- ハンドルを3回ほど回して締め付けを強くする
- (3)に戻る、以降切断できるまで繰り返し
直径2cmちょっとのパイプを切断したときは30秒ほどで切断できました。非常に簡単で驚きました。ただ、表面が滑る素材の場合は切断が難しかったです。
表面がツルツルした物干し竿を切断したときはパイプカッターが滑ってしまい、装着が外れてしまうことが多々ありました。切れ味自体の問題ではなく滑ってしまうんです。その場合、しっかりとした万力などの器具で固定したり、足で抑えたりするなどの工夫が必要です。
滑る素材で装着する場合、いつもよりゆっくり丁寧にパイプカッターを回したり、それでも滑る場合、パイプの方を回すなどすると良いと思います。特に後者は効果的で、パイプカッターを回さずパイプを回すんです。多少苦労はしたものの1分ほどで切断できました。要は慣れですね。
切断面には『バリ』が出来ることも多いです。その場合、収納された三角形のナイフのような物で削ることもできます。今回はゴミとして出すのでやる必要はありませんけどね。
お今後もパイプ付き木の椅子×2、物干し竿、折りたたむ机など、古くなったり必要なくなったらゴミに出すつもりです。今後もパイプカッターの出番があることも考えると、今回買って置いて正解でした。
◎粗大ゴミを切断して無料で出せる
私の目的は粗大ゴミを分解して無料の燃えないゴミで出したいからです。私の地域では、一辺50cm以上の物は粗大ゴミとなってしまい、最低でも1枚400円の粗大ゴミシール貼り付けが必要になります。パイプ椅子2つ、鉄パイプありの木の折り畳み椅子、物干し竿の4つを分解しました。これをそのまま粗大ゴミで出すと400円×4で1600円です。このパイプカッターはAmazonで1100円くらいだったので、分解したことにより500円の節約になりました。
実際に切断した様子です。このように粗大ゴミが分解され、燃えないゴミに出して良い大きさになりました。これで粗大ゴミの回収代金は0円となりました。
総評
金のこを使用するより圧倒的に楽に徹夜アルミのパイプを切断できます。対応する直径によって種類が違うので、自分の用途に合った物を選んでください。
基本的に太いパイプが切れる物ほど価格は高くなります。私が今回購入した4~32mm用は1100円程度だったので、1回の使用で元が取れました。パイプ椅子やパイプの机など、粗大ゴミだと有料になるので、分解して燃えないゴミとして無料で出したい場合に有効です。変わった使い方としては、物干しざをを短くするとか、パイプ椅子の高さを低くしたいなどにも使えます。
こんな人にお勧め
- 有料の粗大ゴミを分解して無料の燃えないゴミで出したい人
- パイプ椅子や机を低くしたい人
- パイプを簡単に切断したい人
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