今回レビューするのは、VACPOWERさんのハンディクリーナー『XCQ01』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 「動力抜群&吸収力抜群」65w高性能ブースターDDモーター,6500Paの高い吸引力でホコリ、髪の毛、猫砂、花粉、ペットの抜け毛,子供の食べかすなどのゴミを素早く吸引、楽にお掃除ができる。ガラス食器割れ・窓サッシ・パソコンキーボード・玄関やベランダの小石・車シートの隙間に挟まったお菓子のカスも吸い込みます。超軽量デザイン,女性やお子様でも充分お掃除可能です。ご年配の方でも腕や肩を痛める心配がありません。
- 「多機能&簡単操作」3種類の吸引ノズルが付属しています。掃除をする場所に合わせて付け替えることができる。隙間小ブラシは隙間の奥までも簡単にお掃除。ほかのブラシは車両のスエード部分・絨毯・吹出し口等柔らかくて凸凹のところに適用。ペット毛清洁用ブラシはペットの毛、猫の砂、ホコリなどのお掃除にいいです。また、フロントエンドシ部分を介して、ボタンを押すだけで、簡単にほこりを払うこともできます。本体の重量は1kg以下、片手どこへでも手軽に持ち運べる、軽量で使いやすい。小型で軽量なので、長い時間掃除をしていても手が疲れにくい仕様になっています。
- 「ステンレスフィルター&有効濾過システム」最高級のステンレスフィルター、濾過システムで綿フィルターよりも密度と耐用性が高いです。99.9%のホコリ、花粉、アレルギー物質をろ過します。収集容器は簡単に洗浄できるので、衛生的に長く使用できる。再利用回数は無限に近いです。LEDライト搭載なので、見えにくい所までしっかり掃除できますよ。また、くるまの状況もお検査できます。(定期的にフィルターを水で掃除する必要があります。洗浄後乾いてから、吸引力が元に戻ります。定期的なお手入れにをすることで、吸引力を長続きさせることができます。運転時の騒音は65db以下と低く、普通会話以下の低音量なので外でも音を気にせず使えます。)
- 「急速充電&大容量バッテリー」約3時間だけでフル充電、最大30分間連続稼働できます。小型軽量のハンディ掃除機であり、使用中に充電する必要がないのはとても便利です。コードレス式なので邪魔にならず、小型軽量で女性や子供でも充分お清掃可能です。
長所と短所
- ○小型軽量で扱いやすい
- ○組み立てや分解が簡単
- ○紙フィルターは洗えば再利用可能
- ○吸引力が強い
- ○掃除先を照らすLEDライトがある
- ○バッテリー残量がインジケーターで分かる
- ×動作音がうるさい
- ○ゴミ捨てが簡単
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
ハンディクリーナー。
ダストカップ。
隙間ノズル。
ブラシ。
抜け毛用ブラシ。
DCアダプター。
サンキューカード。
説明書。日本語ページあり。
動画
使用した感想
○小型軽量で扱いやすい
このハンディクリーナーは名前の通り小型軽量です。片手で扱うことが前提なだけに、小さいことと軽いことは大きなメリットになります。そもそも最初のパッケージの時点で非常に小さく、この中に本当にハンディクリーナーが入っているのかと思うくらいです。小さくまとまって送られてくるのは、荷物を受け取る方も楽でした。
重さは計測すると694.0と700gを切る軽さ。片手で20分近く持って掃除しても全く疲れませんでした。女性や子供でも問題ないはず。
○組み立てや分解が簡単
このようなハンディクリーナーは、基本的に各パーツに別れており、自分で組み立てや分解するのですが、こちらは組み立てや分解は簡単でした。
パーツは3つに別れています。電源や機械部分があるハンディクリーナー本体。ダストカップ、ノズル。これに加えて2つのブラシが付属しています。これら3つ(ブラシを合わせると4つ)をただカチッと填め込んでいくだけです。先端のブラシは付けなくても使用できます。
○紙フィルターは洗えば再利用可能
ダストカップの中には紙フィルターが填め込まれています。これも取り出し可能で、汚れたら水洗いができます。紙フィルターとは言っても、紙とは思えないくらい分厚くて丈夫なので、洗面所でジャブジャブ洗っても破けることはありません。かなりしっかりした造りです。
掃除機はこのフィルターを毎回交換したり、タイプによってはゴミを溜める専用の紙袋を購入しなければならないのですが、こちらは消耗品がありません。紙フィルターは摩耗しすぎたら交換する必要がありますが、サイクロンタイプを数年使用していますが、交換したことはありません。
×動作音がうるさい
動作音はうるさいです。騒音測定値で計測したところ90db前後でした。
90dbとはどれくらいかというと、以下の画像を見るとわかりやすく記載されています。文字で表すと、『大声・犬の鳴き声・大声による独唱・騒々しい工場内』となっています。
集合住宅で使用する場合、昼間に使う分には問題ないのですが、夜に使用することはお勧め出来ないレベルです。車の掃除機として使用する場合、それほど気にすることはないと思います。
○吸引力が強い
動作音が大きい分…と言って良いのかわかりませんが、掃除機としての吸引力は強いです。アップした動画を見ていただけるとわかりますが、短い毛の絨毯に蒔いた塩を簡単に取ってくれました。
ノズルの角度のせいなのか、立てて掃除機を掛けると地面に引っ掛かってしまいスムーズに掃除ができません。寝かせるようにすると、ノズルの切り口と地面の角度が合うようで、スイスイ掃除でき、蒔いた塩をグングン吸ってくれました。
車の掃除ではこのノズルで問題ないですし、むしろ細いからこそ狭い部分や隅を掃除できます。しかし、部屋の床を掃除しようとすると車よりずっと平面が広いので時間が掛かってしまいます。やはり、基本的には車用掃除機として考えた方が良いようです。または、家で使用するなら、ノズルが細く狭いところを掃除できるので、隅っこを掃除する用でしょうか。
掃除のモードは1つしかありません。電源ボタンを押すと掃除が開始され、もう1度押すと停止。たったこれだけです。シンプルなので誰でも悩まずに掃除できる反面、高機能でも多機能でもないので、そこは割り切りが必要だと思います。ただ掃除できれば良い人向けです。その分物、価格は凄く安いです。
○掃除先を照らすLEDライトがある
ユニークな機能としては、掃除先を照らす明るい白色LEDライトがあることが挙げられます。電源ボタンとは別に、LEDライト用の小さいボタンが独立して存在します。それを押すと点灯し、点灯中に押すと消灯するシンプルな構造。
LEDライトはピンポイントで狭い範囲を照らすわけではなく、面のLEDライトが掃除先周囲を大雑把に照らします。好みが分かれる照らし方だとは思いますが、私はピンポイントで照らすより、大きな範囲を照らしてくれる方が、『次にどのあたりを掃除すれば良いか』がわかるので好みです。
○バッテリー残量がインジケーターで分かる
掃除機のバッテリー残量は、手元のLEDインジケータで4段階にわかるようになっています。1つのインジケーターが25%を表しているので、大まかに0-25%、25-50%、50-75%、75-100%とわかります。
充電はハンディクリーナー本体の終端にあるDCポートに、付属のDCアダプターを差し込むだけです。
○ゴミ捨てが簡単
ゴミ捨ては非常に簡単で、ハンディクリーナ本体とダストカップを分離。紙フィルターを取り、ゴミ箱の上からダストカップをポンポン叩いてゴミを落とすだけです。
ダストカップを分離するには少しコツが必要です。ダストカップ手前左右に2つのボタンがあります。これを『両方同時に押す』とダストカップがパカッと外れる仕組みです。片方だけのボタンを押しても、上か下の填め込みが片方外れるだけで上手く分離できません。必ず両方同時に押してください。
ここで良く考えられていると感じたのは、紙フィルターを摘まむバーがあること。ここを摘まんで引っ張ると、スッと紙フィルターが取り外せます。このバーを摘まむことで、手にゴミが一切付かずにゴミ捨てができるようになっています。ゴミ捨てが終わったら、また紙フィルターのバーを摘まんで元に戻します。このときもゴミが手に付きません。
総評
小型軽量で扱いやすいハンディクリナーです。形状や使い勝手はオーソドックスなのですが、他と違う特徴としては吸引力が強いことが挙げられます。しっかりと掃除したい方に向いています。ただ、その分動作音は90dbと大きいので、狭い駐車場のすぐそばに住宅があるとか、夜しか使用できない方には向かないかもしれません。
こんな人にお勧め
- 組み立てや分解が簡単なハンディクリーナーが欲しい人
- 吸引力が強いハンディクリーナーが欲しい人
- 掃除している場所を照らすLEDライトがあるハンディクリーナーが欲しい人
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