今回レビューするのは、SoundPEATSさんのワイヤレスイヤホン『Q35HD-BK』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 『IPX8級防汗&防水設計で、ランニングに最適』 IPX8級防水は水中形で潜水状態での使用に対して保護されています。更に、汗や水分に強い防滴仕様ですから激しいトレーニング時でも気軽く使えます。
- 『人間工学に基づいたデザイン&快適な装着感&トレーニングのお供に最適』 人間工学に基づいたデザインで心地よいフィット感と落ちにくい装着性を実現。スポーツ式滑り止めイヤーフックがあって快適でしっかりと装着できて、自由に運動できます。そして抜群なフィット感があって、長時間に装着しても長時間付けても疲れません。
- 『Bluetooth 5.0&CVC8.0ノイズキャンセリング』 電車内や繁華街で使う際に音が途切れのない。最新規格Bluetooth 5.0は通信範囲が4.2に比べると通信速度と転送速度が約2倍になりますから、高速で安定して途切れのない接続体験が実感できます。ノイズキャンセリングは通話用のノイズキャンセリング機能となります。通話の際、通話中の雑音や周囲のノイズを抑制し、相手の声を聞き取りやすくして、クリアな通話を実現できます。
- 『12H連続再生&高音質』 勤務中や長時間の移動など、こまめな充電が難しい環境で重要になってくるのがバッテリー。 SoundPEATS(サウンドピーツ) Q35 HDは 12時間連続再生可能な大容量のバッテリーを搭載され 、通勤、通学、スポーツ、登山などの際にも心配なく、どこでも音楽を楽しめます。QCC3024チップ採用されて、抜群な音質が実感できて、好きな音楽を楽しめます。
- 『軽量な設計&10mmラッパ搭載』 軽量な設計ですから、持ち運びとても便利で、長時間に装着しても長時間付けても疲れません。大口径12.5mmのダイナミック型ドライバが搭載されていて、低域から高域まで迫力のサウンドを再現します。
長所と短所
- ◎apt-xの高音質
- ○受信感度、音ズレに問題なし
- ○装着力がしっかりある
- ○充電が簡単
- ○イヤホンにマグネット付き
- ◎IPX8の完全防水
- ◎音楽再生で約12時間のバッテリー持ち
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
ケース。
イヤーピースとイヤーフック。
ケーブルフック。
充電要USBケーブル。
サンキューカード2枚。
説明書。日本語ページあり。
スペック
Bluetooth規格 :Bluetooth5.0
Bluetoothプロファイル :HSP、HFP、A2DP、AVRCP
チップセット :QCC 3034
オーディオコーデック :SBC、APT-X
再生時間 :約14時間(Varies by volume level and audio)
充電時間 :約2時間
バッテリー :55mAh*2
通信距離 :10m
サイズ(L * W * H) :635 x 25 x 32 mm
質量:15g
使用した感想
◎apt-xの高音質
このイヤホンはapt-x対応の高音質です。CD音質並と謳うように、クリアな音声で聞くことができます。ただ、これには送信機側(スマホなど音楽を再生する端末)も同じくapt-xに対応している必要があります。
注意点としては、端末によっては設定を変えないとモノラル音声になってしまうかもしれないことです。私のP20 liteの場合、apt-x対応機種なのに音質が悪いと思い色々弄り、『通話音声』をオフにしところapt-xの高音質になりました。しかし、これだと通話ができなくなり…。これは機種によって設定や挙動が違うのかもしれません。
apt-x対応は確かに高音質で、目の前のミニコンポでCDを流しているような感覚と音の広がりになります。クリアな音質なので高音の再現が得意で、重低音が体に響くようなことはあまりありません。
○受信感度、音ズレに問題なし
受信感度は室内で壁が2枚ほど隔てて8m離れ、その状況でイヤホンやコントロールパネルを手で握っても音が途切れることは一切ありませんでした。受信感度は十分です。日常生活で困ることはないはず。また、動画を見て音ズレもチェックしました。口の動きと声が一切ズレなかったので音ズレはありませんでした。
○装着力がしっかりある
イヤホンには小さなかぎ爪状のイヤーフックがあるのですが、これが耳の穴の溝にガッチリ填まって装着力は抜群です。画像を見るとイヤーフックが気持ちいくらいピッタリ填まっているのがわかると思います。
四方から見ると画像のようになります。円柱状のハウジングがやや耳から飛び出たような見た目になるものの、それ以外はスッポリと耳の穴の中に入りあまり目立ちません。
ちなみに、このイヤーフックは取り外し可能です。付属にも大きさ違いのイヤーフックがあるので、必要なければ外してイヤーピースのみにしても良いですし、サイズ違いを試して自分に合う物を見付けても良いでしょう。
イヤーピースとイヤーフックの二段構えの装着方法、装着力なので、どれかの組み合わせは使用する方の耳に合うと思います。
100円玉と比較してもいかに小さいか分かると思います。イヤホン部分は小さくて軽いので耳の負担になりません。
重さは実測で16.0g。軽さも装着力の良さに繋がっています。
○充電が簡単
充電方法は少し変わっています。一般的なUSBケーブルを端子に差し込むタイプではありません。接点充電式で、コントロールパネル部分にある充電端子に、付属の特殊なUSBケーブルをマグネットでくっつけるとのスタイル。
付属の充電要USBケーブルは特殊な物で入手困難なので紛失しないように注意してください。前述したようにマグネットになっており、近付けるとピタッと吸着します。
イヤホンと充電用USBケーブルをくっつけると画像のようになります。持ち上げても落ちないくらいのしっかりした吸着力があるので、充電中に多少動かしたりしても問題なし。
この充電方式により、このイヤホンには穴がなにもない状態にナリ、後述する完全防水の役に立っています。
○イヤホンにマグネット付き
イヤホンの左右背中側にはマグネットが入っています。画像のように左右のイヤホンがくっつきます。このため、少し使用しない時にネックレス状にして首に掛けておくことができます。
この機能の使い所としては、バッタリ知人に会って少し話す時や、買い物でレジを通る際などです。少しイヤホンを耳から外しておきたい状況でネックレス状にしておくと、不意に落下させて故障したり紛失したりということを防いでくれます。また、仕舞う時もケーブルがゴチャゴチャせずにまとまってくれるので便利です。
変わった使い方としては、アルミ製である机の脚にくっつけて保管しておくなんてことも。私がこの方法なのですが、家に帰って来たら机の脚にペタッとくっつけ、出掛ける時にそこから引っぺがして装着。非常に便利です。
◎IPX8の完全防水
このイヤホンはIPX8の完全防水仕様です。防水等級の中では最高レベルで、『水没からの保護』となっており、プールで泳ぎながら使用しても問題ないレベルです。勿論、お風呂に入りながら、シャワーを浴びながらも使用可能。ただ、高音にすると水没以前に故障の原因になるので、個人的にはお風呂での使用はお勧めできません。
◎音楽再生で12時間のバッテリー持ち
公称値では音楽再生でのバッテリー持ちは12時間となっているのですが、実際にどれくらい持つのか実験してみました。
結果、音楽再生でのバッテリー持ちは11時間42分でした。
また、空から満充電までの充電時間は1時間54分でした。
総評
イヤホンに関してはSoundPEATSさんを選んでおけば外れはないと思います。音質や使い勝手で外れだと思った事はこれまでありません。
このイヤホンは一般的なイヤホン型で、最近流行りのセパレートタイプ(左右を繋ぐコードすら無い完全コードレス)ではありませんが、これはこれで強みのあるスタイルです。12時間近くのバッテリー持ち、apt-xの高音質。これらはまだセパレートタイプでは実現できていません。音質とバッテリー持ちを重視する方はこのようなイヤホン型イヤホンをお勧めします。
こんな人にお勧め
- apt-xの高損失イヤホンが欲しい人
- 音楽再生でバッテリーが12時間持って欲しい人
- IPX8の完全防水イヤホンが欲しい人
- 通話をしない人
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