今回レビューするのは、竹虎さんの介護シューズ 『転倒予防シューズ つま先つき』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
病院内や、施設内でご使用いただくシューズです。スリッパの代わりやご家庭用スリッパとしてお使いいただけます。豊富なカラーとサイズ展開でお選びいただけます。
履きやすく履かせやすい仕様です。つま先が覆われているつま先つきタイプと、つま先があいていてゆったりとした履き心地のつま先なしタイプの2種類があります。
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
内容物は介護シューズのみです。
スペック
- 商品サイズ (幅×奥行×高さ) :Mサイズ:足サイズ23.0-24.0㎝、足囲21.5-24.0㎝
- 原産国:中国
- 内容量:1足
- 材質:本体:ポリエステル、中底:ポリエステル・PVC、底面:発砲ウレタン、滑り止め:ゴム
使用した感想
軽い
薄手の布地の靴ということもあり、片方でなんと86.3g。高齢になったり、脳梗塞で体が上手く動かないようになると、数十グラムでも軽いと、それだけで扱いやすいそうなので、この軽さは素晴らしいです。
ただ、普通の靴のようにしっかりした皮だったり、厚手の布ではありません。引っ張ったりしても破れはしませんが、薄い布なので、雨には非常に弱いです。水が付いたらそのままダイレクトに染みてしまうので、雨の日に使うことは現実的ではありません。
マジックテープが大きく脱着しやすい
体が思うように動かないと、もう靴紐はダメですよね。なので、介護シューズはこの靴のようにマジックテープが多いんです。そのマジックテープの介護シューズの中でも、こちらはおそらく最大に大きいマジックテープになっており、脱着が容易です。
マジックテープが大きいだけではなく、開口部も最大級に広いです。そのため、足を適当に入れても靴の中に足が収まります。体が不自由な方には最適のスタイルです。
マジックテープが大きいことの利点はもう1つあり、ここでサイズ調整ができること。大きいので、ベロをぐっと横に延ばしてきつく締めることもできれば、ゆるくして大きめの足に合わせることもできます。
つま先が少し上向きなので躓きづらい
なぜこの介護シューズが転倒防止を謳っているかというと、画像のように、つま先部分が少し上向きの形をしているからです。
若くて健康な人は全く気になりませんが、0.5cmの段差ですら、足が上手く上がらなくなった高齢者は、引っ掛かって苦労し、最悪転倒の危険があるんです。しかし、このように靴が最初からつま先が上を向いていると、その僅かな段差に引っ掛かることが少なくなります。
拡大すると画像のように成増。一番高いところで1cm浮いていると思います。しかし、緩やかなカーブになっているので、履いていて違和感はないようです。平面の歩きにも影響はありません。
実際に履いた様子がこちら。マジックテープやベロがいかに大きいか、実際に履いた画像を見るとよくわかると思います。
総評
薄手の布の靴なので、雨の日には厳しいですが、晴れの日は転倒を防止してくれる良くできた靴として使うことができます。また、つま先が上を向いているので、高齢だったり、脳梗塞で上手く足が上がらず、すり足で歩いてしまう方にとっても安全だと思います。
外履きだけではなく、上履きとしても使えます。デイサービスなどで、施設内で履く上履きを用意してくださいと言われた場合、これは安いですし、転倒防止になりますし、軽いのでお勧めです。
こんな人にお勧め
- 高齢や脳梗塞で段差で躓きやすくなった人
- 親の介護シューズに
- 軽くて履きやすい介護シューズが欲しい人
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