目次
特徴
- 【無線と有線両対応】無線モード(bluetooth)のほか、バッテリーの電力が不足にしても、付属の3.5mm to Micro USBアダプターで有線モードに、音楽を聞くなども利用できます。
- 【 HIFI 高音質&音漏れ防止機能】CVC 6.0 ノイズキャンセル技術で周囲の音を遮断して、すてきな音質と低音をサポートします。音漏れことなく、ほかの人に迷惑をかけません。信頼性と実績を備えています。どこでも高音質な音楽とクリアーな通話を楽しむことができます。
- 【高い遮音性】 人間工学に設計されたデザインより、快適な装着感と高遮音性を実現します. 周囲の雑音を遮断する高遮音性と厚みのある低域を実現した高音質カナル型イヤホン。
- 【クリップ式・ハンズフリー通話】クリップタイプなので、上着の襟や胸ポケットに装着できて、落としにくく持ち運びも快適です。特に運転時や運動時、ハンズフリーで通話可能、運動しながら音楽を楽しむことができます。
- 【マグネット搭載 & 心地良い装着感体験 】:人間工学に基いた耳掛け型のデザインは、イヤホンを耳に快適で使えます。ランニング、ジョギング、トレーニングなど場合に、落下を心配する必要はありません。信号は33フィート(10メートル)の作業範囲をサポートして強い性能を持ちます。特殊デザイン、耳介螺旋のための完璧なフィット感となります。イヤホンの背中部分に磁石を内蔵しているため、使用しない時は左右のイヤホン同士を磁力で固定することができて便利に持ち運びます。
長所と短所
- ○コントロールパネルにクリップが付いていて服に留められる
- ○イヤホンのハウジングがほとんどなく極小で耳の負担にならない
- ○イヤホンの背中にマグネットが付いていてネックレス状になる
- ○有線接続が可能
- △音楽再生でのバッテリー持ちが5時間
はじめに
今回レビューするのは、YDCXさんの両耳のワイヤレスイヤホン『DM88』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
箱は白く、表麺は綺麗な透明ケースです。
パッケージ内容は、イヤホンUSBケーブル、オーディオケーブル、サイズ違いのイヤーチップ×2組、合格証、レビューのお願いカード、説明書、説明書日本語訳別紙。
イヤホンは真っ白の綺麗な物。イヤホンの背中同士がマグネットで吸着してネックレス状になります。
コントロールパネルはやや大ぶり。首元のシャツにクリップするタイプです。
イヤホンはハウジングが小さく耳の負担になりません。
重量はコントロールパネルが大きく重いので、20.9gと若干重めです。ただ、このコントロールパネルは首元のシャツに留めるので、実感する重さには入りません。
有線接続ができるので付属のオーディオケーブルがあります。USB端子に差し込みます。
USBケーブル。
サイズ違いのイヤーチップ×2組。
合格証。
レビューのお願いカード。
説明書は多言語版で日本語ページはありませんでした。
説明書に日本語ページはありませんが、別紙で日本語訳の説明書がありました。
以上、外観チェックでした。
コントロールパネルにクリップが付いていて服に留められる
ユニークなところとして、コントロールパネルが首の前に来る位置取りであることが挙げられます。
両耳イヤホンの場合、耳の下にぶら下がるようにコントロールパネルが来ることが一般的です。なので、操作も手を耳の下に持っていって目視せずに手探りで行います。しかし、このイヤホンはコントロールパネルにクリップが付いており、首の前の服に留めることができる位置取りになっているんです。
細かい事ですが、手を耳の下に持っていく動作より、首の下に持ってい置く動作の方が移動距離が小さくてすむので、頻繁に音量の変更や曲のスキップなどをする方の場合、非常に操作しやすい位置取りになっていると思います。また、ケーブルの途中にある異物であるコントロールパネルが、首の前でしっかりと固定されます。これまでのイヤホンのように、耳の下でコントロールパネルがブラブラしません。コントロールパネルのブラブラ感が気になる方にも合っていると思います。
コントロールパネルは小型で軽量になっているとはいえ、重さが0gでない以上、イヤホンを下に引っ張る効果がどうしても発生してしまいます。しかし、このイヤホンは首の前に固定するので、このような下に引っ張る感はゼロです。イヤホンをして耳が下に引っ張られる感覚が嫌な人にもお勧めできます。
コントロールパネルの位置取り1つですが、かなり使い勝手や装着感が変わった感じがします。ただ、コントロールパネルの存在が体の正面にできてしまうので、『イヤホンをしている感』を出したくない方には向かないトかもしれません。耳の下や首の後ろ側に回り込むような位置取りだと、『イヤホンをしている感』は少なく目立ちませんからね。コントロールパネルが正面に来ると、若干目立つかなといったことは弊害として挙げられるかもしれません。
イヤホンのハウジングがほとんどなく極小で耳の負担にならない
イヤホンにハウジング(機械部分)はほぼありません。有線イヤホン並に小さいです。耳に当たる面積も小さいですし、軽量なので耳が引っ張られる感じもしません。前述のコントロールパネルが目立つとのことからは逆になりますが、イヤホンに関しては耳の穴にスッポリ収まりきるくらいなので全く目立ちません。
イヤホンの背中にマグネットが付いていてネックレス状になる
最近のイヤホンでは多いのですが、イヤホンの背中にマグネットが仕込んであり、左右のイヤホン同士で吸着します。ちょっとイヤホンを外すときはネックレス状になるので、スルッと落ちて紛失の可能性は限りなくゼロになります。また、仕舞うときもケーブルがゴチャゴチャしないので、こちらもメリットとして挙げられます。
日常生活では、買い物でのレジのとき、偶然知人に会ったとき、電車などのアナウンスをしっかり聞きたいときなど、ちょっとイヤホンを外すシーンは結構あります。このような状況でマグネットでネックレス状になるとなにかと便利です。
有線接続が可能
ユニークな部分としてコントロールパネルの位置取りを前述しましたが、機能としては有線接続できることも挙げられます。
付属にUSBポートに差し込めるオーディオケーブルがあります。これをイヤホンのUSBポートに差し込むと、スマホやPC、TVのオーディオポートに差し込むと有線イヤホンへと早変わりします。バッテリーが切れたときや、Bluetooth未対応機器に接続する場合に非常に有です。
有線接続して使用する場合、電力も一切必要ありません。不意にバッテリーが切れてしまった場合などに活躍します。
音質について
音質についてそれほどこだわる方ではありませんが、音楽を楽しむのに十分だと感じています。低音で音が割れることもなく、高音で音が歪むこともありませんでした。シャリシャリしたチープな音もそれほど感じません。
高音質規格であるapt-x対応のイヤホンではありませんが、個人的には十分音楽を楽しめる音質だと感じています。低音が割れることもありませんし、高音でシャリシャリとしたチープな感じもしませんでした。ちなみに、実験した結果、私の環境では音ズレもありませんでした。
PCでいくつかのTVや動画を再生し、口との動きと声がずれているかのチェックをしましたが、きちんと合致していました。1,2秒程度の音ズレがあっても、音楽再生ではさして気にならないのですが、動画となると話は別です。口の動きと声がずれると、いっこく堂さんの腹話術か昔の衛星生中継かという状態になってしまいます。
環境によっては今回と違う結果になるかもしれないので断言はできませんが、今回の実験では音ズレがなかったので、動画の視聴にも問題ないと思います。
受信感度について
受信感度の実験を屋内でしてみました。
8mの距離で間に木製の扉が2枚あり、その扉を閉め切った状態で音楽を流してみたところ、全く途切れることなくスムーズに聞こえてきました。そして、その状態でコントロールパネルを手で覆ってみたところ、音楽が完全に途切れ、手を離すとまたスムーズに聞こえてきました。
前述からも分かるとおり、このイヤホンの受信部分はイヤホンでは無くコントロールパネルでした。また、バッグにスマホを入れ、フルフェイスのヘルメットを被った状態でも、音は途切れることなく聞くことができました。
数多くイヤホンを使用してきましたが、これは至って普通の受信感度です。一般的な生活で問題になるような受信感度ではありません。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
音楽再生でのバッテリー持ちが5時間
音楽再生でのバッテリー持ちは5時間です。決してこのような両耳イヤホンタイプとして短い方ではないのですが長いとも言えません。微妙なバッテリー持ちです。できれば6時間以上持って欲しかったというのが正直なところです。
総評
コントロールパネルの位置取りがユニークでした。両耳イヤホンはどれも耳の下にぶら下がるようにコントロールパネルが存在し、昔の有線イヤホンのように、正面首元に位置取りする物は見掛けなくなっていました。しかし、このイヤホンは正面首元に固定できるので実に操作しやすかったです。また、ユニークな部分としては、有線接続も可能なことも挙げられます。バッテリーが切れたときや、Bluetooth未対応機器にも使用できるので、活用範囲は広いイヤホンだと思います。
2千円程度のリーズナブルなイヤホンなのですが、細かい使い勝手がよく考えられたイヤホンでした。
こんな人にお勧め
- コントロールパネルが正面首元に来て固定したい人
- 有線接続できるイヤホンが欲しい人
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