目次
特徴
- 【USB式マグネット充電】 USB磁気チャージャー、場所を問わずに充電ケーブルから解放される。磁力も強めなのでどんな角度でもしっかり充電してくれました。
- 【簡単な操作性】操作も非常に簡単になっており、イヤホンを装着したままでも簡単に着信・終了・拒否、リダイヤル、音楽再生・一時停止、曲スキップなどをコンロオールすることができます。
- 【快適な装着感】 人間工学に基づくデザインと、ソフトで心地よく耳にフィットするソフトシリコン製イヤーチップで、 左右どちらの耳にも快適な装着感を提供。 本体重量、約4gを実現。長時間の装着でも大丈夫。
- 【長通話時間】 1回フール充電だけで、150時間のスタンバイ、6~8時間の連続通話(音量80%時)、6時間の音楽再生(音量50%時)が可能です。
長所と短所
- ○極小で耳が痛くならない
- ○極小なので目立たない
- ○音楽再生で6時間以上バッテリーが持つ
- ○充電がマグネット方式で楽
- △イヤホンにはマルチファンクションボタン1つだけ
はじめに
今回レビューするのは、JESBODさんの極小の片耳ワイヤレスイヤホン『J07』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
イヤホン自体が極小なので箱も小さく片手で軽く持てるくらいです。
パッケージ内容は、イヤホン、収納医ケース、USB充電器、USB&Lightningケーブル、サイズ違いのイヤーチップ×3、サンキューカード、保証書、説明書。
イヤホンの形状はユニークで俵型をしていました。
100円と比較するといかに小さいかが分かります。
スティック型のUSB充電器。
重量は4.5gでした。軽くて小型なので耳が痛くなりません。
90度におり曲がり、マグネットで吸着するので充電の手間から解放されます。
このイヤホンで使用するシーンはないのですが、何故かUSB&Lightning両用ケーブルが付いていました。
サイズ違いのイヤーチップ。
収納ケースにイヤホンのパッケージ内容全てが入るので、収納や持ち運びに便利です。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
極小で耳が痛くならない
このイヤホンは極小タイプの片耳イヤホンです。指先で軽く摘まめるほどに小さいので、当然重量も軽いです。軽くて小さいので耳への負担も極めて少なく、耳が全く痛くなりませんでした。
形状は少しユニークで、イヤホン部分は俵型をしていました。一般的な極小片耳イヤホンよりも耳に当たる面積が小さく、誤差の範囲と言われればそれまでの気もしますが、耳への当たりが優しいような気がします。耳とイヤホンに少し隙間ができます。ごく僅かな隙間なので、この隙間があるから音が良く聞こえないとか、音が漏れるとか、周囲の雑音が他の同タイプの物より多く入ってくると言うことも特にありませんでした。
ちなみに、音はきちんと耳の穴の奧に入れるイヤーチップから出てくるので、この隙間があるからと言って、音が聞こえづらいと言うこともありません。あくまでイヤホンの外郭部分(ハウジング)の当たる面積がやや少ないと言うことです。
簡単に言えば、これによりデメリットは特に無いです。メリットとして耳に当たる面積が少なくなるので、耳への異物感はより少なくなっています。
極小なので目立たない
極小のイヤホンなので、耳の穴にスッポリ収まりきるくらいの大きさです。なので、正面からマジマジとでも見ない限り、自分がイヤホンをしていることを悟られづらいです。スーパーのレジ程度のサッと通る場所でなら気付かれないと思います。
両耳イヤホンや、片耳の大きくて目立つイヤホンをしている場合、イヤホンをしたままレジで会話をするのは失礼かなと気を遣ってしまい、いちいち外すくらい自分は小市民なのですが、これはその作業をしなくて良いので楽です。
音楽再生で6時間以上バッテリーが持つ
このような極小イヤホンはバッテリーを搭載するスペースがないため、バッテリー持ちが悪いことが一般的です。平均すると3~4時間と言ったところでしょうか。さすがに極小で耳が痛くならず、目立たないとは言っても、このバッテリー持ちだけはいかんともし難かったのですが、このイヤホンは音楽再生で6時間以上バッテリーが持ちました。
これだけ積んでいるバッテリーが小さいと、環境の影響をもろに受けるので、音量を大きくし過ぎるとバッテリーの持ちも悪くなります。ただ、普通に聞くような音量で6時間以上持ったので、音量を最大にでもしない限り特に気にしなくても良いレベルなのかなと思います。
充電がマグネット方式で楽
イヤホンのような無線のガジェットで最も面倒なのは充電です。特にイヤホンは長くても6~8時間程度なので、毎日通勤や通学で使用する方の場合、2,3日に1回充電する必要が出てきます。毎日使う場合はこれが結構面倒なんです。
しかし、このイヤホンはUSBメモリのようなマグネット式充電器が付属しています。このUSBメモリ型と言うかスティック型と言うか、ここにイヤホン近付けると勝手にイヤホンが正しい位置に吸着されます。
USBケーブルを端子にグリグリ押し込んで使用する必要はありません。USB端子の場合、裏表の属性があるので、間違えると再度挿し直さなければなりませんし、端子自体を痛めて故障の原因ともなってしまいます。ところが、このイヤホンはマグネットで吸着させるだけで良いので、そのような面倒や心配がありません。
ちなみに、前述もしたように、適当にそばに近付けるだけで正しい位置にセットされます。細かく位置を見計らって正確に填めてやる必要はないので実に楽ちんです。
また、使い慣れたUSBメモリのような形状なのもの便利で、USBメモリを使用するときのように、PCのUSBポートに差し込むだけで充電は済んでしまいます。
音質について
音質についてそれほどこだわる方ではありませんが、音楽を楽しむのに十分だと感じています。低音で音が割れることもなく、高音で音が歪むこともありませんでした。シャリシャリしたチープな音もそれほど感じません。
このような極小タイプのイヤホンを求める方の場合、音質よりも使いやすさという方だと思います。使いやすさ重視の方なら、音質に特に不満は出ないレベルだと思います。ただ、apt-x対応の高音質を謳うイヤホンには敵わないので、音質重視の方は満足できないかもしれません。
また、このタイプのイヤホンで、あまりこのような用とを求める方はいないと思いますが、極小タイプのイヤホンの場合、バッテリー容量が小さいので、音量によりバッテリー消費の影響がもろに出ます。音量を大きくすればするほどバッテリー消費が大きくなるので、大音量でガンガン聞く用途には向かないタイプです。
受信感度について
8mの距離で間に木製の扉が2枚あり、その扉を閉め切った状態で音楽を流してみたところ、全く途切れることなくスムーズに聞こえてきました。そして、その状態で耳を手で覆ってみたところ、音楽が完全に途切れ、手を離すとまたスムーズに聞こえてきました。
また、バッグにスマホを入れ、フルフェイスのヘルメットを被った状態でも、音は途切れることなく聞くことができました。
数多くイヤホンを使用してきましたが、これは至って普通の受信感度です。一般的な生活で問題になるような受信感度ではありません。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
イヤホンにはマルチファンクションボタン1つだけ
このイヤホンだけの問題ではありませんが、極小タイプのイヤホンは概ね本体にはマルチファンクションボタンの1ボタンのみです。
再生、一時停止、受話など、イヤホンの一般的なマルチファンクションボタンで操作できることは、本体での操作も可能なのですが、音量の上下、曲送りや曲戻しなどは、スマホやPCなど、音楽を再生している端末本体の操作をする必要があります。
音量の変更や曲送りなどを多く操作するスタイルの場合、極小タイプのイヤホンは向かない可能性があります。
総評
極小のイヤホンは使い勝手は最強なのですが、いかんせんバッテリー持ちが貧弱で課題です。しかし、このイヤホンは普通に音楽を聴ける音量で使用し、6時間以上バッテリーが持ったので、このタイプのイヤホンとしては最長にバッテリーが持つ部類であることは間違いないと思います。
極小イヤホンのメリットである、耳が痛くならないことや、目立たないことは勿論、充電しやすいマグネット式充電であることもありので、2千円で購入できる極小イヤホンとは思えないほど使い勝手が良かったです。
こんな人にお勧め
- 極小のイヤホンが欲しい人
- 耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
- 極小ながら音楽再生で6時間以上バッテリーが持つイヤホンが欲しい人
関連リンク