2016年の今年欲しい物1「自作パソコン」

はじめに

去年の2015年1月も書いたのですが、今年の2016年に欲しい物を書いていきたいと思います。

 

今回第1弾は『自作PC』です。これは2015年1月の記事でも書いたのですが、結局去年自作PCは組みませんでした。何故かは理由はハッキリしていて、ズバリ『CPUの性能アップが頭打ちだから』です。

 

 

いくら自作が趣味とはいえ、さすがに大して性能アップの恩恵もないのに、7,8万出せるかというと…。それはいささか贅沢すぎる趣味になってしまいます。

 

省電力CPUは本当に『買い』なのか

現在使っている自作PCは、2012年末に組んだ物で、CPUはインテルのCore i7 3770Kです。それまでは、良い感じでCPUの性能が向上していったので、約2年ごとに自作をすると、性能向上を数字でも体感でも実感出来ました。ところがここ2,3年、CPUの性能が目に見えて上がることがなくなりました。微増、もしくはマイナーバージョンアップに近い進化で、単純に自作欲が沸かないのです。いくら自作が趣味とはいえ、さすがにマイナーバージョンアップのような物に組み替えるため、7万8万出せるかといえば…。値段だけの話ではなく、安定動作している環境を捨て、新しい環境に移るので、そこではトラブルや不具合がつきものです。これもまた「そこまでするほどのことかな」と考える一因となりました。

 

 

少し補足しておくと、CPUの性能も上がってはいます。ただ、メーカが近年注力している部分は、演算処理の性能向上ではなく省電力化です。昨今、モバイル端末が隆盛で、一般人でも皆、高性能のスマホを持っていて、タブレットやノートPCなんかも、デスクトップより売れていると聞きます。となると、市場が大きく儲かる方へメーカーが流れるのは必然で、モバイル機器に適合した省電力技術の開発に力を入れているようです。

 

モバイル機器向けに省電力機能の向上を図るのは良いのですが、これが私のような自作マニア、パソコンマニアにとって恩恵があるかといえば…あまりないのです。CPUの消費電力は、PCパーツの中でも最も多いのですが、例えば1日に100円省電力出来るCPUが出たとしましょう(あり得ませんが)。すると1か月に3千円、1年で3万6千円の節約になります。2年で7万2千円ですね。私はミドル~ミドルハイのパソコンを、2年から3年ごとに組むのがベストサイクルだと思っているので、例えば7万円でこの省電力PCを組んでも、2年使ってやっとペイ出来る計算になります。すると、私の自作サイクルからすると、またここで新規に組むため予算を7万円ほど計上するわけで…意味がないのです。『省電力で節約』にならないのです。

 

例えば、2015年1月時点で最新のCore i7 6700Kだと、消費電力はおよそ91Wです。地域や契約によって前後しますが、平均的な電気料金として、1Wは17.5円で計算します。すると1か月の電気料金は、最大でおよそ1592円となります。勿論、これはCPUだけの消費電力なので、これにビデオカードやHDDの電気代がプラスされます。

 

一方、私が今使っているCPUCore i7 3770Kだと77Wなので、1か月の最大消費電力は、おおよそ1348円となります。一応3年分性能がアップして、消費電力が14Wしか増えていないことは凄いことなのですが、やはりデスクトップユーザーにとって、CPUの省電力の恩恵はあまりないのです。少なくとも新規に組んでまでCPUの省電力を考えるべきではないと思います。ちなみに、この消費電力は最大時で1か月付けっぱなしにしたときの数値なので、このマックスの数字が一般家庭で出ることはあり得ません。アイドル時は、この1/3と考えて良いと思います。それらを考えても、やはり前述したように、CPUで1日50円や100円の省電力は夢物語なんです。

 

今自作するならを考える

何故去年自作したいと思いながらも自作しなかったかはこれくらいにして、『今自作するなら』の構成を考えたいと思います。自作は組むのも楽しいのですが、どれとどれを組み合わせようか、自分の目的だとあれがいるな、あれはいらないななんて、カスタマイズを妄想するのが実に楽しいんです。大げさに言うと、自分の夢のマシンを脳内で作り上げるわけですからワクワクします。多くの女性にとっては理解不能でしょうね。女性のウインドウショッピングみたいな物だと思います。ウインドウの綺麗な服やバッグを見て、自分が身に付けた姿を想像する。これと同じではないかなと。

 

さて、それでは早速『今組むなら』の自作パーツの選定ですが、その前に自分なりの使用目的と条件を書いていきたいと思います。自作するときは、自分がPCを何に使い、どの部分に重点を置くのかをしっかり決めることが大事になってきます。そこで私の今回の条件ですが、以下の通りになります。

 

【条件】

  • 流用出来る物はして5万~7万、無理して8万円までOK
  • 重いゲームをする予定はないので、ビデオカードには重点を置かないが、今後のことを考えて、4k2k対応のオンボードビデオがあれば良し
  • 動画のエンコードを毎日するので、ハイスペックでなくても良いのでCPUの演算能力については気にとめる
  • ケースは重要だと思っているので良い物を買う

 

CPU

私は毎日のように録画し、そしてエンコードをするので、CPU性能は大事です。とは言っても、ここにハイエンドを選んでしまうと、とても予算内で組めなくなってしまうので、性能と予算のバランスをどう考えるか、自分の中でせめぎ合いが最も激しいパーツです。ただ、今の市場はインテル一強で、AMDはよほどの理由が無い限り選ぶことはないと思います。インテルというだけで一気に選択肢は半分絞られます。

 

当然ハイスペックのは予算的に選べないので、売れ筋のミドルハイから選ぶことになり、ここで選択するのは、価格と性能のバランスが取れた『Core i7 6700K』です。本音を言えば、8コアが普及価格帯まで下がり、そのときに購入するのが一番だと思うのですが、前述もしたように、CPUの性能が頭打ちになっているため、その時期はまだまだ先になりそうです。そんないつ来るかわからない未来を待つなら、4コアで最新のCore i7 6700Kを購入して良いのではないかなと考えました。おそらく8コアの普及まで2年3年掛かるので、そのときまた自作すればちょうどいいサイクルになりそうですしね。

 

 

このCPUは、2016年1月現在、Amazonで約4万7千円。お高いですなあ…。円高の時はCPUもっともっと安かったのですけどね…。円高の時は、売れ筋のミドルハイCPUが3万超えるくらいだったので、他のパーツにお金を回せたのですが、今はCPUだけでカツカツですよ。

 

マザーボード

今までマザーボードはASUSを選んできました。マザーボード業界ではダントツのトップメーカーだと思います。私も今まで使ってきたASUSのマザーボードが至極安定して、それが3台4台続いたので、私の中では揺るぎのない安心メーカーとなっています。しかし今回、それを外しASRockを選ぼうと思っています。何故かといえば、ケースLEDのオフが出来る機能が付いているからです。

 

ASRockはケースのLEDをオフにする機能が付いているらしく、私はここに惹かれました。ケースLEDランプは案外邪魔なんです。寝室にPCを置いている場合、眠るときにこのケースLEDが眩しくて邪魔になることがあるので、今のケースはマザーボードとケースLEDのコードを繋いでいません。わざわざケースのケーブルを外すより、予め付いている機能でオフ出来るならそれに越したことはないので、ASRockのマザーボードを選択です。ただし、全ての機種に付いているかはわからないので、選ぶ際は自己責任でお願いします。

 

 

マザーボードCPUと違い、円高でも円安でも3,4年前とあまり値段が変わらないんですよね。何故なのでしょう…。このマザーボードは、2016年1月現在、Amazonで約1万3千円。

 

ビデオカード

前述したマザーボードで選んだ物に、4k2kのオンボードビデオが付属しているため、ビデオカードは新たに購入はしません。トリプルモニタにするため、今使用しているビデオカードを接続しますが、ここでの出費は0円。自作はこのように流用出来ることが大きなメリットで、これで結局代替えするとき安く上がるんです。

 

メモリー

メモリーは本当は流用したいのですが、先ほど選んだマザーボードがDDR4対応で、今使っているDDR3と互換性がありません。致し方ないのでここはDDR4のメモリーを購入します。今のOSは低スペックに優しいとはいっても、やはり実用上16GBないと、エンコードなどの重い動作は厳しいことが多く、今から組むならケチらずに16GB用意した方が良いと思います。当然私も8GB×8GBの16GBを選択。

 

一昔前はこのメモリーがくせ者で、粗悪品があり、マザーボードとの相性が最も出る、気を遣わなければならないパーツだったのですが、もうここに気を遣う必要はありません。売れ筋の自分の使用するマザーボードに合うメモリーを買っておけば大丈夫です。

 

 

このメモリーは、2106年1月現在、Amazonで約1万4千円です。

 

HDD/SSD

HDDとSSDはそのまま勿論流用です。自作の場合、10年レベルで自作をしていない人は別ですが、この部分は完全に流用ですよね。当然ここも掛かる費用0円。

 

ケース

のちの電源と同じですが、PCケースは良い物を買った方が良いです。ここは極端で、良い物を買うか、なんでもいいかの二極化になるパーツですが、私は良い物をのタイプです。

 

ケースなんて物を収めるだけの入れ物と捉える人もいますが、USBメモリを刺したり、電源のオンオフボタンを押したり、操作性の面でも、端子やボタンの位置でも千差万別です。また、HDDの音やファンの音を抑えたい静音派にとってケースは最も重要です。いかに音を閉じ込めてくれるか、外に出さないでくれるかの構造や素材が大事になってきて、静音を目指すなら恐らくパーツの中で最も気を遣う部分となります。

 

ケースは電源と同じタイプのパーツで、一度購入すれば何代にもわたって使うパーツだと思います。私もここは本来流用したいのですが、今使っているケースは、色々弄っているうちに、ヒンジが取れたり、前面パネルが取れたりしてしまいました。機能上問題はないのですが、常に目の中に入ってくる物ですから、みすぼらしい外見もいやだなとのことで、新しく購入する予定です。

 

 

こちらは2016年現在、Amazonで約1万2千円です。

 

電源

電源は、以前750Wのプラチナ電源を購入しているので当然流用です。

 

余計なお世話かも知れませんが、電源を購入する人にアドバイスすると、ここは本当に気を遣って選んだ方が良いです。消費電力もPCそのものの安定性も、ここで決まることが少なくありません。PCのあらゆるパーツに、ここを通って電気が供給されるため、この電源が粗悪品だと、あらゆるパーツへの負担が大きくなり、故障確率が高くなってしまいます。また、電源効率の悪い電源だと、無駄にする電気が多くなり、結果的に電気代が多く掛かってしまいます。電源効率の良さを表した、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナのラベルが付けられている物を選ぶことを強くお勧めします。電源は一度購入すれば、自作のたびに買い換えるようなパーツではないので、ここは奮発しておいた方が後が楽になります。

 

そして私は先ほども述べたように、プラチナ電源を流用するので、ここで掛かる費用は0円。

 

パーツまとめ

と、いうことで、私が今自作するとしたらと、真剣に考えたパーツ選びが終わりました。ここで一旦パーツをまとめておきたいと思います。

 

 

合計8万5千円でした。予算オーバーですね…。しかし自作する時って、あれもいいなこれもいいな、この機能も欲しいななんて選んでいくと、毎回予算オーバーしてしまいます。円高の頃はCPUが、今より全体的に1万円ほど安かったので、あの当時のままなら8万円以内に収まるんですけどねえ。

 

おわりに

以上、2016年に購入したい自作PCの構成のお話でした。

 

今自分が組むとしたらとして真剣に考えた構成なので、自信を持ってお勧め出来ます。これで相性問題は無いはずですし、当然CPUマザーボードのソケットタイプも合わせあります。

 

前述した条件でも書いたように、流用込みの7,8万円で、重い3Dゲームをやらない、それでいてエンコードは頻繁にするとの私の目的に合致した、ミドルハイの自作PCがこれで出来上がりです。

 

いい加減今年は自作したいです。なにか背中を押してくれる出来事や、これだと思えるパーツが出れば良いのですが…。

 

こんな人にお勧め

  • 重い3Dゲームをしない人
  • エンコードをよくする人
  • 流用出来る物はして7,8万円で自作したい人

 

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